企画記事
4Gamer恒例企画,ゲーム業界著名人コメント集。157人が振り返る2019年と,2020年に向けた思い
アークシステムワークス
プログラマ / ディレクター / プロデューサー / 課長
井口屋タクミ
代表作:BLAZBLUEシリーズ(CT・CS メインプログラマ),ペルソナ4 ジ・アルティメットシリーズ「リングフィット アドベンチャー」
リングコンが非常に丈夫で、任天堂さんらしいプロの仕事を感じました。
<質問2>2019年に発売/公開されたエンターテイメントコンテンツの中で最も印象深かった作品
映画「ジョーカー」
何もかも嫌になる時ってあるでしょう? そう、挑発された気分です。
<質問3>2019年に、個人的に注目した(している)人物
御伽原江良(にじさんじ所属バーチャルライバー)
基本的に箱推しなんですが、キッカケは彼女から。ふとした時に素っぽいところが出るのがイイと思います。
<質問4>2020年に向けての抱負、また4Gamer読者に向けてのメッセージをお願いします。
1月23日パッケージ版が発売の「MISTOVER」は、DL版販売後にも、システムの継続アプデやGGコラボDLCなど作り手の熱いゲーム愛が注がれています。歯ごたえのあるローグライクゲームを年末年始に是非どうぞ!
アークシステムワークス
CCO
石渡太輔
代表作:「GUILTY GEAR -STRIVE-」「Wolfenstein II: The New Colossus」
この作品に限りませんが、海外作品などのハイエンドタイトルが手元で遊べる。そのことに今更ながら感動しました。スマートフォンもしかりですが、ゲーム文化はゾッとする程進化しました。最初の本格的な携帯ゲーム機は初代ゲームボーイ。今からちょうど三十年前のことです。その時僕は高校生でしたが当時の僕がSwitchを見せられたら、それがゲームとは信じなかったと思います。しかし面白いもので、その昔の僕がゲームボーイで覚えた興奮と、今ゲームを楽しんでいる若い世代の感動には大した差が無いと思われることです。
そう考えるとゲームの面白さとは作品ごとの絶対的価値ではなく、その時代背景との相対的な関係に影響されやすいということを再認識させられます。ザックリ言うと、「その時刺激を感じられるか」です。勿論、時代に左右されず普遍的に面白いゲームはあります。技術や時流に依存せず、面白さの本質を的確に表現できている作品です。それだけが素晴らしいというわけではありませんが、開発者の一人としてはその視点を忘れずにモノ作りを続けていきたいと思います。
<質問2>2019年に発売/公開されたエンターテイメントコンテンツの中で最も印象深かった作品
洋画の「へレディタリー/継承」です。ジャンルは僕の大好物のホラーです。もうとにかく怖い。そしてホラー好きにもお勧めすることがはばかれる程トラウマ力が高い。のですが、僕が感心した部分はそこではありません。この映画はジャンルの「文法」をぶっ壊して1から人の心理の煽り方を作り出しています。一例で言えば、大きな音や怖い映像でジャンっ!と「脅かす」手法があります。これを頻繁に使えば面白いかどうかは置いて怖いですし、あえて冒頭だけ脅かしておいて、その後はずっと静寂といったやり方もあります。また脅かされるかもしれないという客の心理をコントロールしているんですね。こういったアレンジのサジ加減で構成するのが「文法」です。
しかしこの「ヘレディタリー」はそういう通例を積極的に嫌って作られています。シナリオ、効果音、音楽、キャスティング、全てにおいてお約束から外れています。製作者がそれを意図しているのかは判りませんが、こうした創作意欲に溢れた作品は本当に刺激になります。最後に改めて言いますが、お勧めはしません。最高に上質な「嫌な気分にさせる」作品ですから。
<質問3>2019年に、個人的に注目した(している)人物
<質問4>2020年に向けての抱負、また4Gamer読者に向けてのメッセージをお願いします。
手前の話で恐縮ですが、現在僕たちが制作している「GUILTY GEAR -STRIVE-」の開発スタッフと、それを支えてくれるマーティングや関係者全員です。ユーザー様方に新しい体験と普遍的な面白さを届けるため、彼らには大きな意識改革が求められています。これまでに蓄積してきた経験値、その使い方を新たに考え直すことです。非常に大変なことではありますが、課題と真摯に向かい合っている彼らの様子には敬意と感謝が溢れてきます。その挑戦が実を結ぶように一同一丸となって頑張りますので、今後のギルティギアにご注目頂ければ幸いです。
アークシステムワークス
ディレクター
片野 旭
代表作:「GUILTY GEAR Xrd REV 2」「Kenshi」
2018年12月正式リリースなのでレギュレーション違反ですが、ご容赦ください…。
2011年のアルファ版発表から長い期間を経て、遂に正式版発売を迎えた今作。
オープンワールド、サンドボックス、ストラテジーの要素が凝縮され、どこまでも自由なシステム、殺伐ながら深みのある世界観、その魅力は語り尽くせません。
数多のジャンルの良い所どりをしつつも末端まで制作者の哲学が込められているのは、6年間に及ぶ個人製作の賜物でしょうか。
ゲーム開発に対する姿勢と信念にはただただ感服するばかりです。
既に続編の開発にも着手しているとのことで、今後の続報を楽しみにしています。
<質問2>2019年に発売/公開されたエンターテイメントコンテンツの中で最も印象深かった作品
「大ダーク」
20年近くに渡る長期連載である「ドロヘドロ」完結直後から息も吐かせぬ新連載。
奇異な世界観においてキャラクターのユルい雑談から「常識」を語らせるという手法は健在で、読者を一瞬で作品内に引き込みます。
グロテスクなデザインにも関わらず全キャラに愛嬌があるのも大きな魅力です。
<質問3>2019年に、個人的に注目した(している)人物
Arslan Ash
EVO Japan 2019以降格闘ゲームシーンの話題をかっさらったパキスタンの鉄拳プレイヤー。
その強さはもちろんのこと、さながら少年マンガの第二部開始のような展開は目が離せないものでした。
国際事情による渡米の困難さやEVO 2019優勝後に祈りを捧げる姿など、世界中のゲーマーは彼を通して様々な思いを抱いたのではないでしょうか。
<質問4>2020年に向けての抱負、また4Gamer読者に向けてのメッセージをお願いします。
ギルティギアシリーズ最新作「GUILTY GEAR -STRIVE-」を発表させていただきました。
過去作の延長ではなく「ギルティギアの本質」を見つめ直す完全新作として開発を進めています。
「ギルティギア ゼクス」稼働から約20年、あれから時代も環境も大きく変化しました。
その歴史を歩んできた一員として、失ってはいけない歴史と新しく歩むべき未来をスタッフやユーザーの皆様と一緒に探していきたいと思います。
続報にご期待ください。
アークシステムワークス
統括バトルディレクター
関根一利
代表作:「グランブルーファンタジー ヴァーサス」「リングフィット アドベンチャー」
上記タイトルの紹介をする前に一言だけ…
今年のレアもの格ゲー攻略は色々触ってみたものの、長期間やり込むには至らなかったのでナシに…。
個人的には早期アクセス中の「BAYANI」に期待というところです。完成を楽しみにしています。
閑話休題!ということで今年最も感心させられたのは、まさかまさかのリングフィット アドベンチャー。
実際体動かすし、バトルもあるし、やり込みは裏切らないしということで実質格ゲーみたいなものですよね。
とにかく長続きさせるのに良くできてる技術がちりばめられているんですよね。
・1ステージ3〜6分と集中しやすく、無理なく止められる(ちょっとずつって所が長続きしやすい)
・筋トレの種類が多くてとりあえず試したくなる
・筋トレの効果がグラフィカルにわかりやすい。(鍛えてる部位の筋トレをちゃんとやると炎が強くなるなど)
・とにかく褒めてくれるし、休憩のタイミングをこまめに促してくれるのでサボらずに続けたり止めやすい。
・敵のセリフが「筋トレをしながら筋トレのメニューを考えている」など全体的に力こそパワーなワードに溢れた世界観
・攻略のコツが体を鍛える以外の手段がないので非常にわかりやすい。
などなど、朝の10〜20分だけ…といったタイミングでも気軽にできるので身構えてなくても大丈夫!
これを見て気になった人もCMのガッキーが可愛いと思った人も是非手に取ってみてほしい。
<質問2>2019年に発売/公開されたエンターテイメントコンテンツの中で最も印象深かった作品
映画「天気の子」
今年は「スパイダーマン: スパイダーバース」とか「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」とかスパイダーマン大当たり年だななんて思ってもいるんですが。
色々なものを見た中でも天気の子の印象が強いです。
舞台になったビルが上映した時に取り壊しが決まったり、大ヒットのさながらリアルでは未曾有の雨が降り出したりと、作品と現実がリンクしているのか!?と思うような出来事が多かったので新海監督は予言者の類なんかじゃないのかなと思ってしまいました。
<質問3>2019年に、個人的に注目した(している)人物
上皇上皇后両陛下、天皇陛下
元号が平成から令和に移り変わる時にどうなってしまうのかと思ったんですが、こんなにもめでたく感じてしまうものなんだと思いびっくりしました。思っていたよりも自分が日本という国が好きなんだなということを教えられた気持ちです。
<質問4>2020年に向けての抱負、また4Gamer読者に向けてのメッセージをお願いします。
2月6日に「グランブルーファンタジー ヴァーサス」が発売されます!
今回は今現在の自分なりに考えた遊びやすい格闘ゲームというものを表現しようと奮闘中です。
予約して買ってもらえるとメチャクチャ喜びます。それでは令和2年もよろしくお願いします。
アークシステムワークス
ローカライズプロデューサー
ゼック 陳(タン)
代表作:「HARDCORE MECHA」「I Love You, Colonel Sanders!」
昨今タイトルではリアルのブランドや企業様を取り入れてゲーム内で「コラボ」を実現する中、本タイトルが完全にベクトルをぶち抜いてダイレクトマーケティング用に作られたゲームではないかと、当時ではかなり衝撃を受けました。
改めてまだまだ「ゲーム」というビジネスに未知な領域があると思い知らされました。
<質問2>2019年に発売/公開されたエンターテイメントコンテンツの中で最も印象深かった作品
今年は本当に色々と印象に残る出来事がありすぎて、絞るのに苦戦しましたが、強いて言うのでしたら以下をあげさせていただきたいです。
「映画 この素晴らしい世界に祝福を!紅伝説」
日本上映のみならず、海外展開にも積極的な作品でした。
海外のファンからも大絶賛の上、とある有名な北米の脚本家からも好評を獲得したほどです。
やはり日本のコンテンツはもっともっと海外に進出すべきですね。
<質問3>2019年に、個人的に注目した(している)人物
ヨコオタロウさんですね。
私は「ドラッグ オンドラグーン」シリーズもよくプレイしていましたが、「NieR:Automata」に出会ってすっかり虜になってしまいました。
「NieR:Automata」の変幻自在なプレイフィールの設計も特に印象的で、後にヨコオタロウさんのイベントやトークショーなどを拝見し、「あ、なるほど、こういうユーモアのある方だから作れたものだな」と認識させられました。
「遊び心」の塊のような方なんだなと、勝手ながら思っております。
<質問4>2020年に向けての抱負、また4Gamer読者に向けてのメッセージをお願いします。
今回こちらの企画に初めて参加させて頂き、大変光栄です。
私自身はゲームを「クリエイト」する側でなく、「提供」する側ではございますが、来年も引き続き日本の素晴らしいコンテンツを海外へ、また、海外の注目作品をより日本に合った形で輸入し、ユーザーの皆様に楽しんで頂けるよう、より一層がんばって参りたいと思います。
また、「ローカライズ」の枠を超えてユーザーの皆様により良い作品をご提供できるようチャレンジしていきたいとも思っていますので、今後ともよろしくお願いいたします。
アークシステムワークス
プロデューサー
森 利道
代表作:BLAZBLUEシリーズ「DEATH STRANDING」
面白さを教えてと言われると説明に困るのですが、でも、始めると止められない止まらない…
と、一歩、更に一歩、まだ一歩と、少しづつ歩みを進めていく、そんな状況に不思議な魅力があり、どこかのレビューでも言ってましたが、ある意味新しいジャンルのゲームだと僕も感じました。
<質問2>2019年に発売/公開されたエンターテイメントコンテンツの中で最も印象深かった作品
映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」
個人的にもマーベル好きと言うのもあるのですが、今年はコレでしょう! としか言えない、正に集大成と言った作品でした。総力戦の時は泣きました。
<質問3>2019年に、個人的に注目した(している)人物
数人の方がいて申し訳ないのですが、先ずはジェームズ・ガン監督。
良かった・・・戻ってきて・・・と安堵しております、Vol3が楽しみで仕方ないです。
もう一方は、三田誠先生です。ロード・エルメロイII世の事件簿がとても好きで、応援しております。
<質問4>2020年に向けての抱負、また4Gamer読者に向けてのメッセージをお願いします。
2020年はオリンピックイヤーですね。まぁそれが僕に何の関係が!?と聞かれると全く関係ないのですが。
ですが、時代が令和となり、色んな意味で節目だとも思っています。
なので色々と心機一転して作品制作を進めていければ良いと思っていますので、今後とも応援いただけるとすごく嬉しく思います。
アークシステムワークス
格闘ゲームライン プロデューサー
山中丈嗣
代表作:BLAZBLUEシリーズ,GUILTY GEARシリーズ,「KILL la KILL the Game -IF」「エースコンバット7 スカイズ・アンノウン」
かねてよりのシリーズファンで航空機好きという大前提の理由はありますが、発売日以降、今でもちまちまマルチを遊ばせて頂いています。変わらずの高いクォリティとコダワリのある作品でとても楽しませて頂いております。とにかくVRモードでの臨場感が素晴らしい体験です。皆さんも是非!
<質問2>2019年に発売/公開されたエンターテイメントコンテンツの中で最も印象深かった作品
映画「シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション」
漫画やアニメの実写化は非常に難しいものかと思いますが、本作は原作の魅力を見事に実写で再現されており、製作者の並々ならぬ愛を感じました。顧客が求めるものを想像を超えるクォリティで提供するという「モノづくりの理想」を実現した作品だと思います。
<質問3>2019年に、個人的に注目した(している)人物
小島秀夫監督
「DEATH STRANDING」が一段落ついて、今後どのような創作活動をされるのか、業界人の端くれとして、私、気になります。
<質問4>2020年に向けての抱負、また4Gamer読者に向けてのメッセージをお願いします。
2020年はアークシステムワークスの看板タイトルであるギルティギアシリーズ最新作「GUILTY GEAR -STRIVE-」が発売されます(されるはずです)。2020年代に相応しい新しい格闘ゲーム体験を提供すべく日々、開発に努めております。楽しみにお待ち下さい。
RS34
サウンドクリエイター / デザイナー
永田大祐
代表作:「Karous」色々なソフトを見て遊びましたがどれも、どうしたらこんな凄い物を作れるんだ…?と感心するばかりで、これが一番凄かった、というのは答えられないです。
最近で言うと、「ゼルダの伝説 夢をみる島」がとても良かったですね。
操作してるだけで気持ちが良くて、延々、本当に延々、草刈りしてました。
あとやっぱり、任天堂さんのどこかシニカルなキャラクターとか設定が好きで…。
<質問2>2019年に発売/公開されたエンターテイメントコンテンツの中で最も印象深かった作品
質問を読んで改めて思いましたが、僕は2019年に発売されたもの、“今”のものをあまり意識していなくて。過去の作品を自分のタイミングで観たり遊んだり聴いたりしてます。なので、凄くハマっても共有できる人が居なくて寂しいです。
例えば10年くらい前にやっていたFF11に復帰して独りでブチアガったり、6〜7年前の韓国映画にハマったりとか、最近読んで超おもしれ〜!って思った本も2000年くらいの作品でした…。
<質問3>2019年に、個人的に注目した(している)人物
皆が知ってる有名な人とかではなくて、自分の周りにいる、デザイナーやってる友達とか、そんな感じです。
その人の作品を見るとテンションが上がったり「ああ生きてるってイイのかも」みたいに思えたり、コーヒーが美味いと感じたり。意味わかんないかもですが。
<質問4>2020年に向けての抱負、また4Gamer読者に向けてのメッセージをお願いします。
「ラジルギスワッグ」をリリースしてから、あまり目立った動きが無い状態が続いていますが、2020年はもっと精力的に、面白いことや楽しい時間を…具体的に言うと新作ゲームとか、サントラなどを、皆様にご提供出来るよう頑張りたいと思っています。
そしてそれが少しでも、誰かの光になってくれたらいいなと願いながら制作します。
応援よろしくお願い致します!!!
RS34
代表取締役社長
増渕佳人
代表作:「ラジルギスワッグ」「Valfaris」
私は「やる気」があるゲームが大好きだ。
その中で、2019年最もやる気に満ちていたのがValfarisである。
無駄なグロさ、メタルBGM、自分の体積以上の血を吹き出す敵、「冒涜」「償い」「血の渇き」などの普段使わない言葉が飛び交い、
洋ゲーの権化みたいなキャラがぶっ殺しぶっ殺されるアクションゲーム。
オーソドックスなアクションではあるが、動きのレスポンスがよく、
プレイヤーのやる気を削ぐようなロード時間がほぼないので、トライアンドエラーで何度でも死ねる。
武器もどれも特徴があって楽しく、探索要素もある、やる気に満ち溢れたゲームである。
是非主人公と一緒に無意味にヘッドバンキングしながらプレイしてほしい。
<質問2>2019年に発売/公開されたエンターテイメントコンテンツの中で最も印象深かった作品
映画「天気の子」
これは本当にやばかった。
直前に牡蠣を食べた私は映画中に、激烈な便意に襲われた。
トイレにいくか、我慢できるか。本当に負けられない戦いがそこにあったが、流れ的に終わりそうだったので、たたかう を選択した。
しかし、まだ続くストーリー。とりわけ、無音からのボーカル曲の素晴らしい演出のおかげで、私の腹までクライマックスだった。水が空から降る演出、きれいだが連想するので辞めてほしい。
エンドロールが終わった瞬間、トイレに駆け込んだ。女子トイレか確認するまもなく。
とても背景がきれいな映画でした。
<質問3>2019年に、個人的に注目した(している)人物
大伴家持
流行った万葉集を編集したから。1200年前くらい?の作品なのに今流行っているのはすごい。
タピオカに関係するすべての人々
物凄い勢いで増えて、今はどうしているのか。動向がきになる。
<質問4>2020年に向けての抱負、また4Gamer読者に向けてのメッセージをお願いします。
RS34ではシューティング、オリジナル、というかなりニッチなところを攻めている会社です。
誰もやらないところを今後もずっと死ぬまで攻めていこうと思っています。ぜひ買ってください。一人5本くらい。
ゲーム業界を語れるような大きな存在ではないのですが、2020年、開発者頑張れ、プレイヤーさん頑張れ、ゲーム業界頑張れ。命はとっくに捧げています。
次もシューティングを予定しています。夢に出てきそうなシューティングを。
アイディアファクトリー/コンパイルハート
コンパイルハート 取締役社長
東風輪敬久
代表作:「アズールレーン クロスウェーブ」,ネプテューヌシリーズ,Death end re;Questシリーズなど「ポケットモンスター ソード」
ソードとシールドで迷いましたが、ザシアンのデザインの良さで、ソードに決めました。
実は、ポケモンは全シリーズ購入しているのですが、ここ数年は遊びきれておらず、途中で挫折していました……。今回は、色々な意味でリセットというか、リスタートな作品になっていて、久しぶりにポケモン収集欲が高まっています。
Nintendo Switchになってキャラが可愛く表現されていますし、ゲーム仕様も便利な方向に進化していて遊びやすいです。
<質問2>2019年に発売/公開されたエンターテイメントコンテンツの中で最も印象深かった作品
「ゲーム・オブ・スローンズ」
業界関係者にオススメされて、「ゲーム・オブ・スローンズ」を観始めたのですが、物語の展開と人間関係、映像表現に夢中になり、一気に73話を観てしまいました。
登場人物が多く、どのキャラクターも個性的で、悪役まで魅力的で感情移入してしまいます。
2011年からの長いシリーズということもあって、シーズン1で幼かったキャラクターがシーズン8で立派に成長している姿がまた素晴らしいです。
賛否様々ありますが、個人的には、デナーリスが好きです。
色々な意味で表現に関しての限界を超えているように感じ、今後、自分のクリエイティブに対する刺激になりました。
<質問3>2019年に、個人的に注目した(している)人物
サッカー選手ですが、久保建英さん。今年1年、日本代表やスペインリーグでしっかりポジションを築いて成長している姿にワクワクさせられました。DAZNで毎試合観て応援しています!
来年はオリンピックもあるので、選出されて活躍する姿に期待しています。
<質問4>2020年に向けての抱負、また4Gamer読者に向けてのメッセージをお願いします。
来年はネプテューヌ10周年ということで、「ブイブイブイテューヌ」を皮切りに、今準備している新しい何かも情報公開出来ると思います。
お待たせしている「アズールレーン クロスウェーブ」のDLCはファン歓喜のガッツリ遊べる内容になります。ただのキャラ追加DLCではありません!
来年2月13日発売予定のPS4「Death end re;Quest2」は、表現の限界に挑んだしっかり怖いRPGです。独創的な音楽、シナリオ、キャラクター、声優さんの演技により唯一無二の雰囲気を作り出しています。
それから、アプリ関係では「絵師神の絆」と「ヒプノシスマイク -Alternative Rap Battle-」にご期待ください!
来年はブイブイブイなテンションで頑張りますので、応援よろしくお願いします!
アイディアファクトリー/コンパイルハート
アシスタントプロデューサー / シナリオライター
村瀬一路
代表作:「アズールレーン クロスウェーブ」「イースIX -Monstrum NOX-」
前作イースVIIIのあと、どのように次回作を展開されるのか非常に興味がありましたが、それがまさか「一つの広大な街を舞台に怪人たちが暗躍する」という題材になるとは全く予想もつかず、度肝を抜かれました。
前作のノウハウがしっかり活かされている丁寧な作りが素晴らしい中で、アドル以外の仲間たちもいつになくキャラが濃くて、本作の登場人物と舞台を使って今後何作も制作できるのでは?と感じさせるほどのポテンシャルがあり、エンディングを迎えた後も熱が冷めません。
素晴らしい作品だと思います。
<質問2>2019年に発売/公開されたエンターテイメントコンテンツの中で最も印象深かった作品
「魔法少女にあこがれて」
小野中彰大先生の漫画です。タイトルからは想像できませんが、女子中学生の主人公が悪のヒロインとして活躍するお話です。
ゆるい作風と大変可愛らしい絵柄でどういうわけか「ドS」にスポットを当てる変化球っぷりが凄いです。
弊社作品とのシンパシーも感じました。
<質問3>2019年に、個人的に注目した(している)人物
トッド・フィリップス監督です。
これまでコメディを撮られていた同氏が、超人気キャラ「ジョーカー」をもとにあの映画を創られたことに、大変な驚きと同時に「納得」できる面も感じています。
多くのファンの共感を生んだということは、それだけ人間描写が秀逸であったことに他ならないので、その着眼と手腕は凄まじいものだなと、とても尊敬しております。
<質問4>2020年に向けての抱負、また4Gamer読者に向けてのメッセージをお願いします。
2019年に「アズールレーン クロスウェーブ」を発売しました。
同作の全シナリオを担当させて頂き、株式会社Manjuu様と株式会社Yostar様のご監修のもと、無数のセリフを書けたことは自分にとって素晴らしい経験になりました。
皆様のご好評につきDLCシナリオも制作することに決まり、2020年の早い時期にお届けできるようスタッフ一同で開発を続けております!配信まで今しばらくお待ち下さい!
アクワイア
代表取締役
遠藤琢磨
代表作:「天誅」「みんなのGOLF VR」
まさかみんゴルがVRになるとは思わなかったけど、臨場感とかあって体験としては素晴らしかったです。
<質問2>2019年に発売/公開されたエンターテイメントコンテンツの中で最も印象深かった作品
「ラブ、デス&ロボット」(Netflix)
刺激的、前衛的な作品の数々。ショートSFを映像化したような世界。シュールで大人向けの刺激に溢れるショートショート作品だと思います。
<質問3>2019年に、個人的に注目した(している)人物
イーロン・マスク
やることなすことぶっ飛んでいる。火星へ行く?テスラも業績も悪いとか言いながら、2019年に大回復。
SFがフィクションで終わらない次元で物事を進めている人だから、次に何をしかけてくるのか期待感がある。
<質問4>2020年に向けての抱負、また4Gamer読者に向けてのメッセージをお願いします。
2019年12月に25周年を迎えましたが、まだまだベテランには早すぎる!
より挑戦的なゲームを仕込んでいきたいと思います。
アトラス
ディレクター / プロデューサー
金田大輔
代表作:「HOSPITAL. 6人の医師」「世界樹の迷宮IV 伝承の巨神」,ペルソナQシリーズ「Heave Ho」
LRボタンが左手、右手に対応していて、壁や仲間につかまりながらゴールを目指すアクションゲームです。
一目画面を見ただけでルールが理解できるシンプルさ。
ステージデザインも秀逸で、簡単にはゴールできないが、しかし攻略法が必ず存在する、優れたゲームデザインが成されています。
しかし何よりも、協力プレイが最高に面白かったです。
友達と、家族と、是非皆さんも楽しんでいただきたい一本です。
<質問2>2019年に発売/公開されたエンターテイメントコンテンツの中で最も印象深かった作品
マーダーミステリー
最近、アナログゲームの世界で人気が高まっている推理ゲームです。
自分もいくつか参加させていただきました。
1つのストーリーをベースにゲームは進行し、参加者はその物語の登場人物となって、目の前で起きた殺人事件の真相を突き止めるべく、推理や相談、密談、情報収集を行っていきます。
この、各キャラクターになりきって推理を進めるあたりが新鮮で、知り合いの意外な演技力に驚かされるような事もあります。
1つ残念なのは、ストーリーがベースにあるため、一度プレイしてしまうと、もう同じ話では楽しめないというところでしょうか。
遊んだことの無い方でも、やってみればすぐに楽しめると思いますので、オススメします。
<質問3>2019年に、個人的に注目した(している)人物
イモトアヤコさん
ご結婚、おめでとうございます。
<質問4>2020年に向けての抱負、また4Gamer読者に向けてのメッセージをお願いします。
2020年2月20日、「ペルソナ5 スクランブル ザ ファントム ストライカーズ」の発売となります。
2019年は、ほぼこの開発に集中し続けた年でした。
コーエーテクモゲームスさんとの、初めてのコラボ制作となった本作ですが、ω-Forceの皆さんの妥協の無い作りこみと、弊社スタッフの頑張りによって、最高の作品が完成したと思います。
特にP5の後日談を描くとあって、ストーリーの作成には膨大な時間を要しましたが、その成果が現れた内容になっていると思います。
是非、皆さんにお楽しみいただきたいです。
アトラス
プロデューサー
髙田慎二郎
代表作:グローランサーシリーズ,デビルサバイバーシリーズ,「幻影異聞録♯FE」「エースコンバット7 スカイズ・アンノウン」
長い期間を経てのナンバリングだったので、変える部分、変えない部分の判断に大変苦慮されただろうなと思います。そのうえで、これぞ正統進化!と感じる素晴らしい作品に仕上がっており、セールス面も含めて色々と勉強になった作品でした。
<質問2>2019年に発売/公開されたエンターテイメントコンテンツの中で最も印象深かった作品
「銀河英雄伝説 Die Neue These 星乱」
若い頃にどっぷりはまり、強く影響を受けた小説の再アニメ化です(リマスターではありません)。
原作は折り紙付きの面白さなのですが、原作を知らなくてもしっかり楽しめるよう丁寧にかつテンポよくまとめられた脚本と、最新技術を駆使した映像によって、引き込まれるストーリーとキャラクターたちの魅力にまた改めて浸ってしまいました。
そして、このように長く愛される名作を開発できるよう頑張ろうと強く思いました。
<質問3>2019年に、個人的に注目した(している)人物
小高和剛さん。唯一無二の作品を生み出すクリエイターなので。
<質問4>2020年に向けての抱負、また4Gamer読者に向けてのメッセージをお願いします。
1月17日(金)に「幻影異聞録♯FE Encore」が発売です!
Switch版からの新規要素以外にも、快適に楽しめるようシステム面でも細かく手を入れました。
ファイアーエムブレムとアトラスのコラボで、芸能界を扱った異色のRPGですが、若者たちの成長物語、バトル育成が楽しめるシステムと弊社が得意とする作品になっています。
明るく、そして熱く気分を盛り上げたい方、是非!
また大変長らくお待たせしてしている「真・女神転生V」の続報も行なって参りますので、今年もアトラスの応援をよろしくお願いいたします。
アトラス
スタジオ・ゼロ クリエイティブ・プロデューサー&ゲームディレクター
橋野 桂
代表作:「真・女神転生III-NOCTURNE -」「ペルソナ3」「ペルソナ4」「ペルソナ5」「キャサリン」等今年は忙しくて、プレイ出来た作品の中では、これといってありません(すいません)。ただ、「DEATH STRANDING」には引力を感じ、お正月にとってあります。ポケモンはソードを買いました(これもやってない)。
<質問2>2019年に発売/公開されたエンターテイメントコンテンツの中で最も印象深かった作品
漫画の「ライドンキング」。ドラマは…「全裸監督」など。異端な作品の話題やヒットには元気がもらえます。その裏にある熱情にも。
<質問3>2019年に、個人的に注目した(している)人物
F1ドライバーのマックス・フェルスタッペン選手。若く、才能があり、生意気で危なっかしく、見ていてとにかく面白い。トップチームに迫ろうとするマシンに乗っているチャレンジャーでもあり、まるで創作されたような物語性のあるキャラクター。来年も楽しみです。
<質問4>2020年に向けての抱負、また4Gamer読者に向けてのメッセージをお願いします。
ここ数年は、アトラスとしては珍しい「ファンタジーRPG」を作り続けています。担当してきたシリーズ作品から一旦離れ、後進のクリエイティブを陰ながらに見守りつつ、慣れぬジャンルに悪戦苦闘する日々です。慣れないという意味では、はじめてシリーズを担当した「ペルソナ3」の頃を思い出します。担当前作である「ペルソナ5」では、世界中にアトラスのRPGの楽しさを届けることが(少しは)できたかなと思っていますが、次の「ファンタジーRPG」では果たして何が生み出せるのか。これから、我々の新しい挑戦を皆さんにお見せしていけると思うと、怖いながらも楽しみです。そろそろ正式発表できればなと思っていますので、どうかお期待ください。
アトラス
クリエイティブ・プロデューサー&チーフディレクター
和田和久
代表作:P4Uシリーズ,ペルソナダンシングシリーズ,「ペルソナ5 ザ・ロイヤル」「ドラゴンクエストウォーク」
単純に今楽しませてもらってるのが大きいのですが、やはりDQという巨大なIPを上手く位置ゲーに落し込んで、且つ、バランスよくマネタイズしユーザー評価を獲得しながらコンテンツを進化させている点が非常に優秀だと感じます。状況把握とバランス感覚が絶妙な印象。イベントも程良い濃さ、アプデも良調整を連発で、フレンドのプレイ状況を見てもかなり離脱率が低い。素晴らしいですね。そろそろ上級職が欲しい頃ですが、記事が載るころには何か発表されてるかな??(期待)
<質問2>2019年に発売/公開されたエンターテイメントコンテンツの中で最も印象深かった作品
映画「スパイダーマン:スパイダーバース」
コミックだったり手描き風だったり多種多様なCG表現をカオスに融合させる変態的な作り込み。次元やジャンルを超えたビジュアル、個性や作画タッチがバラバラなキャラクターたちが一堂に会して展開する衝撃は、今までになく革新的。一見ハチャメチャになりそうなお話も、よくまとまっていたと思います。
<質問3>2019年に、個人的に注目した(している)人物
「小島秀夫監督」
独立されてから「DEATH STRANDING」の発売までが、浅はかな僕の予想を超えて迅速で、小島監督の凄さを痛切に感じました。…というのも、「P5R」の発売時期を決める際にバッティングしたくないなー…と思っていて、もう少し先、下手をすれば全然先かな?と予測を立てていたのですが、全くそんなことなかった…。結果的に「P5R」の1週間後、というね。クリエイティブは言わずもがな、本当にすごい方だと思います。
<質問4>2020年に向けての抱負、また4Gamer読者に向けてのメッセージをお願いします。
ひとつひとつを丁寧に。世の中ままならない事が多い訳ですが、焦らずしっかりと歩んでいく。理想を掲げ最短距離を突き進みたい、でも流れに逆らわず乗っかってみるのも一興。2019年は、たまにそんな歩みもアリかな?・・・と色々軌道修正をしてきた年でしたので、2020年はハイブリッドにドライブしていきたい。徐々にアクセルを踏み込んでいくイメージ。まずは2月の「P5S」をよろしくお願いします!
あまた
代表取締役 / ディレクター / プロデューサー
高橋宏典
代表作:「Last Labyrinth」(ディレクター兼プロデューサー),「どこでもいっしょ」(ディレクター),「トロと休日」(プロデューサー)「リングフィット アドベンチャー」
家庭用でここまで筋肉痛になるゲームが出るとは思いませんでした…。
<質問2>2019年に発売/公開されたエンターテイメントコンテンツの中で最も印象深かった作品
「三体」劉慈欣
元々SF小説が好きなのですが、読み始めたら止められず、一気読みしてしまう面白さでした。詳しく語るとネタばれになってしまうので歯がゆいところですが、ここ最近、中国の現代史に関する書籍を読む機会が多かったため、文化大革命の時代が導入というところに惹かれました。文化大革命の最中から始まった物語が現代と繋がり、どんどんSFになっていく様がとにかく痛快でした。
<質問3>2019年に、個人的に注目した(している)人物
柴田勝家さん(小説家)
「Q2」でこちらを挙げるかどうか迷ったのが、今年出版された「ヒト夜の永い夢」です。昭和初期を舞台に、南方熊楠や宮沢賢治など実在の人物を多数登場させ、虚実織り交ぜた粘菌SF小説を書ける作家さんには注目せざるを得ません。
<質問4>2020年に向けての抱負、また4Gamer読者に向けてのメッセージをお願いします。
2020年は、PlayStation 5やStadiaなどの新しい世代のゲームプラットフォームが登場するだけでなく、モバイルは5Gになり、VRやARも新世代のデバイスが見えてくるなど、ゲームにとっても大きな変革が予測される年だと思います。そういった新しいプラットフォームやデバイスの上で動く、新しいゲームやエンタテインメントを作っていきたいと思います。
インティ・クリエイツ
代表取締役 / プロデューサー
會津卓也
代表作:ロックマン ゼロシリーズ,蒼き雷霆 ガンヴォルトシリーズ,ぎゃる☆がんシリーズ,「Bloodstained: Curse of the Moon」他「ポケットモンスター ソード・シールド」は普通に良い出来だと思います。一部のポケモンが省かれたことを非難されているようですが、ブラック・ホワイトがお気に入りの私としては特に気になりませんでした。
「2019年に発売されたゲームの中で」と言われたのでポケモンを書いたものの、一番プレイ時間が多かったのは「マリオカート8 デラックス」と言う事実があります。やはり子供と一緒にワイワイプレイできるソフトのプレイ時間が多くなる今日この頃です。
まだ買えてない「リングフィット アドベンチャー」が買えたら、2020年はこのソフトのプレイ時間が一番多くなることは間違いなさそうです。
<質問2>2019年に発売/公開されたエンターテイメントコンテンツの中で最も印象深かった作品
その昔、海外発売のWii U、3DS版「POWER RANGERS SAMURAI」を制作したことがあるため、シンケンレッドが主役かぁ(※注:POWER RANGERS SAMURAIに松坂桃李さんは出演していません)と思い観た、邦画の「居眠り磐音」が思いの外面白く、原作を読んでいる最中です。原作はまだ途中ですが、邦画の方は2時間で一気に観られ、エッセンスが感じられるのでお勧めです。
「居眠り磐音」を観たのが北米のショウの帰りの便だったため、この報われないテイストが分かるのも日本人の特権だよなぁ、、、などと、余計に感慨深いものがありました。
<質問3>2019年に、個人的に注目した(している)人物
昨年に引き続き、安倍晋三内閣総理大臣、及び、政府の動向を注視しています。消費税増税後に減速している景気の立て直し、少子化対策、そして、改憲と課題は目白押しです。私なら裸足で逃げ出す難題の多さに、政府も役人も辟易していることでしょう。そんな日本の社会をどうやって牽引していくのかは、内閣総理大臣の双肩に掛かっていると言っても過言ではありません。
煮え切らない判断は財界の顔色伺いかと思いますが、ここはひとつ財界も、票田の老人も無視して、ガツっと判断されるがよろしいかと。きっと、若者(私は若くないか:苦笑)が支持してくれますよ!
<質問4>2020年に向けての抱負、また4Gamer読者に向けてのメッセージをお願いします。
2019年は1月の「Dragon Maeked For Death」の発売に始まり、3月の「ブラスターマスター ゼロ2」、9月の「白き鋼鉄のX(イクス) THE OUT OF GUNVOLT」の発売まで一気に駆け抜けた感があります。
2020年は、5月8日からインティ・クリエイツ創設25周年記念期間に入ります。前半はちょっと一息して、5月8日以降にダウンロード専売タイトルを2タイトルほどリリース出来たらと考えています。そして、あのバカゲーの再始動も頭の片隅に置きつつ、弊社の“旗艦(フラグシップ)“タイトルも動き出せるように、副社長の肩を揉む毎日となると思います。
いつ、何時に新情報を発表するかもしれないインティ・クリエイツの2020年にご期待ください。
「Dragon Marked For Death」(Switch) (C)Marvelous Inc. / INTI CREATES CO., LTD. |
インテリジェントシステムズ
ディレクター
草木原俊行
代表作:「ファイアーエムブレム 風花雪月」「ファイアーエムブレム Echoes もうひとりの英雄王」「エースコンバット7 スカイズ・アンノウン」のVRモード。VRゴーグル越しに感じる風、スカッと抜けた青空。操縦桿を引いて機首を上げながら、これまでは画面外にいて見えなかった、頭上にいる戦闘機を自分が頭上を見上げることで、この目で睨みつけながら追いかけることができる。本当に飛行機に乗って空を飛んで、ドッグファイトしている気分になることができ、感動しました。これは、自分の中ではゲームの枠内で、久しぶりに感じた新しいタイプの体験でした。
…当然個人差はあるでしょうが、すぐに酔う部分も、ある意味リアルと思えば、有り難みがあるかも。(富野由悠季監督のいろいろな作品でも、ロボットで初めて戦闘したパイロットは、戦闘後にコクピットの中でよく吐いてますし)
<質問2>2019年に発売/公開されたエンターテイメントコンテンツの中で最も印象深かった作品
今年はあまり映画は見れなかったのですが、家族と観に行った「ドラえもん のび太の月面探査記」のクライマックスシーンでは泣きました。映画を見終わったあとで妻から感想を求められ、隣で泣いていたことを気取られたくなかったので「普通だった」と強がったところ、2日ほど口をきいてもらえなくなり、もうちょっと素直な感想を言うべきだったなあ、と後悔したものです。
<質問3>2019年に、個人的に注目した(している)人物
タレントの清水國明さん。
最近、会社の出勤前にテレビをつけると、ちょうどBSで「湯のまち放浪記」という数年前にやっていた番組の再放送をやっていて、それ自体は、清水さんが日本各地の温泉をものすごい勢いでハシゴしていくだけの、温泉好きにはたまらない番組なんですが、普通じゃないのはそのラストで、毎回ルイ・アームストロングの名曲「この素晴らしき世界」のいい感じの歌にのせてナレーションが流れるんですが、そのバックでは裸の清水國明さんが、温泉の中から湯しぶきをキラキラ散らしながら飛び出してくる様子を大写しのスーパースローで撮影したものが1分くらいの長尺で流れる演出があって、初めてみたときは家族で「一体何を見せられているんだ」と呆然としてしまいました。いや、大好きですよ。この演出。
そんなわけで、今年は何名か名前を上げるべき人がいる気がするんですが、目を閉じるとこの人の顔しか浮かんでこなくなってしまっているので、清水國明さんでおねがいします。
<質問4>2020年に向けての抱負、また4Gamer読者に向けてのメッセージをお願いします。
今年は「ファイアーエムブレム 風花雪月」を世に送り出すことができ、ゲームを遊んでいただいた方からもたくさんの反響をもらうことができました。スタッフ一同、ほっとしつつ、その反応の大きさに驚いてもいます。本当にありがとうございました。
現在、エキスパンション・パスをご購入いただいた方にお届けする、追加のサイドストーリーの開発を進めています。ご期待に応えられるものを目指していますので、もう少々お待ちいただければと思います。
Wargaming.net
CEO
Victor Kislyi
代表作:「World of Tanks」「World of Warships」「World of Warplanes」「World of Tanks Mercenaries」「World of Warships Legends」「World of Tanks Blitz」「World of Warships Blitz」(回答なし)
<質問2>2019年に発売/公開されたエンターテイメントコンテンツの中で最も印象深かった作品
「Ready Player One」(レディ・プレイヤー1)
今年でた作品ではないですが、今年見た中でこの作品には本当に心動かされました。ゲームは人生であり、人生もまたゲームになりえるということを教えてもらいました。
<質問3>2019年に、個人的に注目した(している)人物
支えてくれている妻がまずなによりも第一です。そして今年の10月に娘がうまれまして、私は今地球上で一番幸せな人間だと噛み締めています。
<質問4>2020年に向けての抱負、また4Gamer読者に向けてのメッセージをお願いします。
2020年も新しいIPが次々と誕生するでしょうし、次世代のコンソールもやってきて、より多くのゲームがクロスプレイで遊べるようになるという大きな期待で膨らむ素晴らしい年になると思います。
私たちWargamingもまた2020年に向けて、非常にワクワクした年にできると信じております。現在運営中の「World of Tanks」「World of Warships」「World of Tanks Blitz」についても皆様の期待に応えられるよう様々な準備を進めております。また、現在新作ゲームについても開発中なので、是非今後もご期待ください!
エクスペリエンス
代表取締役プロデューサー
千頭 元
代表作:「デモンゲイズ」「デモンゲイズ2」「剣の街の異邦人」「死印」「NG」数多くの魅力的なゲームが多数発売されたと思います。自分は忙しく遊べておりませんがサイドビューの(シミュレーション)アドベンチャーということで「十三機兵防衛圏」には興味があります。手元にはあるので休みを作って遊びたいですね。
<質問2>2019年に発売/公開されたエンターテイメントコンテンツの中で最も印象深かった作品
美大受験に注目した内容の漫画で「ブルーピリオド」でしょうか。夢だけではなく現実にある障害についても表現されていてリアリィティがあり為にもなって面白いです。
<質問3>2019年に、個人的に注目した(している)人物
ここ1年ほどテラリウムやアクアリウムで両生類などの飼育を趣味としているのですが、そのきっかけとなった方ですかね。個人の方の為、名前は伏せますが生体を第一に美しいテラリウムを制作されています。自分でも挑戦していますが360度空間をデザインするので仕事にも大変役立っています。
<質問4>2020年に向けての抱負、また4Gamer読者に向けてのメッセージをお願いします。
2020年は遅れに遅れていた「黄泉ヲ裂ク華」がやっと発売になります。ダンジョンRPGではないタイトルの開発も控えているのですが人が足りないです…スタッフ募集してます!心霊ホラーシリーズ第三弾死印のその後を描く「シビトマギレ(仮)」クラウドファンディングプロジェクト実施中ですので応援をよろしくお願いします。また、今月13日に死印コミカライズの単行本も発売となりましたので手に取って頂けると嬉しいです。
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