各種電子マネーとPASELIが一つのシステム・機器で運用可能に。KONAMI，セガと共同展開するマルチ電子マネーサービスを発表

　コナミデジタルエンタテインメントは本日（2016年10月6日），セガ・インタラクティブと共同で展開する，アミューズメント向けマルチ電子マネーサービスを発表した。

開発中の決済機器イメージ

　これは，Suicaなどの交通系電子マネーや，楽天Edy，nanaco，WAON，iD，QUICPayといった電子マネー，KONAMIの電子マネーである「PASELI」（パセリ）を，一つのシステムおよび決済機器で運用できるソリューションであるとされている（iD，QUICPayのサービス開始時期は未定）。専用回線を必要せず，アミューズメント施設にある既存のネットワークインフラである「e-AMUSEMENT」や「ALL.Net」を活用できること，クラウド型決済プラットフォーム「シンカクラウド」に対応するマルチ電子マネー端末を採用することによって，少数導入時のコストを最小限に抑えることが期待できるという。導入が進めば，それに伴って利用者側の利便性も向上するだろう。

　コナミデジタルエンタテインメントによれば，このサービスは，今秋より一部店舗での試験導入を行い，その後，全国のアミューズメント施設へ展開していくとのことだ。

対応予定の電子マネー

当該サービスにおける各企業の役割

ニュースリリース「コナミデジタルエンタテインメントとセガ・インタラクティブ、共同展開するアミューズメント向けマルチ電子マネーサービスを発表」