JOGA，一般消費者からの意見や要望を受け付ける専用窓口の設置を検討

　日本オンラインゲーム協会（JOGA）とモバイル・コンテンツ・フォーラム（MCF）は本日（2016年4月15日），東京都内で「JOGAガイドライン」の解説セミナーを開催した。4月1日より施行された改訂版「JOGAガイドライン」を解説する趣旨で実施された同セミナーについては，のちほど詳報をお届けする予定だ。

　会場では，JOGAの新たな取り組みとして「安心安全ガイドライン窓口」の設置が発表された。これは，JOGA加盟企業のゲーム運営に関する意見や要望，クレームなどを受け付ける専用窓口のこと。JOGA事務局内に設置され，プレイヤー（一般消費者）から窓口に寄せられた相談の内容は，JOGAから該当する企業に提供されたのち，調査や改善結果の報告を求めるという。また，その内容は定期的にJOGAホームページ上で公開するとしている。


　窓口の設置は，本年夏頃までを目処に設置を検討中とのことだが，現在，オンラインゲームやソーシャルゲームに関するトラブルは消費者庁および国民生活センターなどの外部に寄せられる状況である。業界自体が窓口を立ち上げて，意見・要望を集約するということであれば，プレイヤーにとって分かりやすいだけでなく，健全化に向けて努めていくという姿勢の現れとも言えそうだ。

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日本オンラインゲーム協会（JOGA）Webサイト