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ユークス,内田明理プロデューサー入社記者会見を開催。Uchida labを新設し,新たなデジタルコンテンツの制作へ
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印刷2015/06/10 20:21

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ユークス,内田明理プロデューサー入社記者会見を開催。Uchida labを新設し,新たなデジタルコンテンツの制作へ

 ユークスは本日(2015年6月10日),同社において「内田明理プロデューサー入社記者会見」を行った。
 内田明理氏はKONAMI在籍時,「ときめきメモリアル Girl's Side」シリーズや「ラブプラス」シリーズ,「とんがりボウシ」シリーズなどのプロデューサーとして活動し,とくに2009年9月に発売された「ラブプラス」以降は,そのゲーム性にちなんで“お義父さん”としてファンから愛されてきた。しかし,2015年3月15日に自身のTwitterを通じてKONAMI退職を報告。その去就が注目されていた。
 一方,ユークスは,新日本プロレスの選手が実名で登場する「闘魂烈伝」シリーズ,WWEの選手が実名で登場する「WWE」シリーズ,ハリウッド映画「リアルスティール」や「パシフィック・リム」のゲーム版などの開発で知られる。ちなみに,内田氏がKONAMI在籍時代にプロデュースしていた「ランブルローズ」シリーズも,ユークスが開発を担当した作品だ。

ユークス 代表取締役社長 谷口行規氏
 会見に出席したのは,ユークスの代表取締役社長 谷口行規氏,同社シニアクリエイティブディレクター 千早 拓氏,そして内田氏の3名。

 谷口氏は,2005年にPlayStation 2用ソフト「ランブルローズ」の開発を通じて内田氏と出会ったことに触れ,それがユークスにとってチャレンジングで楽しいプロジェクトであり,今回の縁につながったと説明。同時に,「ユークスは社員がやりたいことを実現するための環境を提供する会社。内田さんにはプロレスや格闘にとらわれず,内田さんの世界を発信してほしい」と,氏の今後に期待を寄せた。

ユークス シニアクリエイティブディレクター 千早 拓氏
 千早氏は内田氏について,「完成形のビジョンを持っていて,それを言葉にできる人物」であると語る。そのため,各スタッフはそれぞれの職責において何に必死になればいいのかが分かるのだという。一方で,プロジェクトの大詰めにラストスパートをかけているようなタイミングで,「新しいことを思いついちゃったんだけど。てへ」と言ってくるなど,スケジュールに無理があろうともより良い作品を作ることに強いこだわりを持っていると評した。そして,内田氏がよく,「くだらないものを真剣に作りましょう」と語っていたことに触れ,「内田さんがこの先に生み出す,本当に新しくて素晴らしく,くだらないものが,どれだけ世間を驚かせるかを楽しみにしている」と結んだ。
 続いて内田氏が,「いろいろと考えていることがあり,自由にやらせていただける環境でやってみたい」ということで,ユークスへの入社を決めたと説明。そのうえで新部署「Uchida lab」(内田ラボ)を立ち上げ,キャラクター系の作品など自身の得意分野を生かしつつ,新たな発想を取り込んだ,もしかするとゲームの枠を飛び出してしまうかもしれないようなコンテンツを作っていきたいと,意気込みを語った。

Uchida labのロゴデザインはユークスのデザイナーが担当。シンプルなものにしたかったそうで,何か深い意味が込められているわけではないらしい

内田明理氏
 その後の質疑応答によると,内田氏が正式にユークスへ入社するのは2015年10月1日の予定で,それまではさまざまな構想の下準備を行っていくとのこと。ユークス入りの理由としては,「チームの皆さんと一緒になって動けた経験があった」ことを第一に上げながらも「自宅が近い」と笑いをとりつつ,「お金になるかどうか分からない実験を次々とスピード感を持って試していきたい。本当は一人で試していこうと思っていたが,谷口社長が何でもいろいろやってみてよとおっしゃってくださった」と語っていた。
 また,Uchida labでは,ゲームの枠にとらわれず,デジタルコンテンツ全般に枠を広げて,どんなことをすれば面白いかを研究,企画しつつ,必要に応じた組織作りをしていきたいとのことで,開発部隊を内包するかどうかは決まっていないという。ただ,内田氏はユークスの開発技術のなかでも,とくに3Dキャラクターのモーションなどに興味を持っている様子で,そのあたりから内田氏が構想しているものの一端が予想できるかもしれない。ともあれ,「つらくて倒れそうなときでも,あと少し頑張ればお客さんが喜ぶはずだと踏ん張れる方」と仕事をしたいと希望を述べていた。

 なお,内田氏は今後のテーマとして,「リアルな体験とバーチャルな体験をミックスする,垣根をあいまいにする」というものを掲げ,そういった新しいエンターテイメントが実現できないか画策しているともコメント。「ゲームとして展開しなくてもショウビジネス的なエンターテイメントを展開できるんじゃないか」と語る。早ければ年内にも何らかの発表を行いたい意向を持っているとのことだった。
 ちなみに,もし内田氏の古巣であるKONAMIより,内田氏がかつて手がけてきたシリーズ作品の開発を依頼されるようなことがあれば,「私はウェルカム。IPとクリエイターのコラボレーションやマッチングは,メーカーやパブリッシャの枠を超えて適宜いい形でやっていきたい。そういうお話をいただけるのであれば,やらせていただきたい」そうである。

同時期にKONAMIを退職した蓑星太郎氏とは,現在も定期的に連絡をとっているという内田氏。蓑星氏は多忙な様子だが,「何かあれば声をかけてくれ」と言われているそう
 最後に内田氏は,「これまで僕を支持してくださった皆さん,僕の作ったものを楽しいと言ってくださった皆さんに満足していただくには,どうすればいいのかを常に考えながらものを作っていく」「遊んだら楽しい経験として皆さんの中に残って,10年後,20年後にまた引っ張り出して遊びたくなるようなものを頑張って作っていきたい」と決意を語り,会見を締めくくった。

 現時点では言えないことのほうが多いといった様子がうかがえたが,内田氏が何か新たなムーブメントを作り出そうとさまざまな構想を練っているのは間違いない様子。ただただ,楽しみに待っていたい。
 個人的には内田氏のユークス入りの報を受け,「ユークスがゲーム化権を獲得した『ランジェリー・フットボール・リーグ』(現 レジェンズ・フットボール・リーグ)が,ランブルローズのようなグラフィックスで発表されたらなー」などと思ったりもしていたが,見事な空振りだった。

「ユークス」公式サイト

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