北米時間2018年5月16日,Microsoftは,Windows 10搭載PCおよびXbox Oneシリーズ用の新型ゲームコントローラ「
Xbox Adaptive Controller」を同社直販サイト限定で2018年後半に発売すると発表した。価格は
99.99ドル(税別)となっている。
Xbox Adaptive Controllerは,手に障害を持つユーザーでもゲームをプレイできるようにと開発されたコントローラという位置づけ。製品の詳細は北米時間6月12日に開幕するE3 2018で公表予定とのことだが,機能のカスタマイズに対応した巨大なボタンを2個搭載し,机上に置いて使う仕様という時点で,かなりユニークなものに見える。
Xbox Adaptive Controller。アクセシビリティ(年齢や身体障害の有無に関係なく,誰でも必要とする情報に簡単にたどり着け,かつ利用できること)に関する世界的なイベント「Global Accessibility Awareness Day」に合わせての発表となった
 |
Microsoftのプレスリリースによると,障害を抱えるゲーマーひとりひとりのニーズに合わせたゲームコントローラを開発するのは困難であり,結果として高価なものになりがちという問題があったとのこと。そこで同社は,医療機関や障害者支援団体と協力して,さまざまなサードパーティ製入力装置を接続できる,ある種のハブとなるコントローラとしてXbox Adaptive Controllerを開発したという。
Xbox Adaptive Controllerの使用イメージ。左手の指を失った男性が,本製品でゲームをプレイする様子を示している
 |
障害を持つゲーマーがXbox Adaptive Controllerを使ってゲームをプレイしている様子。アナログスティック代わりのジョイスティックを両手でそれぞれ操作し,D-Padやボタン類は,両手の間にあるマットの上に置かれたスイッチで入力するようだ
 |
 |
サードパーティとしてはLogitech International(日本ではロジクール)や,障害者向け入力装置メーカーであるQuadStickと協業。両社の入力装置をXbox Adaptive Controller経由で利用できるようにしてあるとのことだ。
Xbox Adaptive Controllerやサードパーティ製入力デバイスへの機能割り当てはアプリ「Xbox Accessories app」から行えるとのことである。
Xbox Adaptive Controllerには,Microsoft純正品だけでなく,さまざまなサードパーティ製の入力機器を接続できる
 |
Xbox Adaptive Controllerの各部説明。背面に3.5mmミニピンの外部インタフェースがずらっと19個も並んでいるが,「外部ボタンやアナログスティック,トリガー用」とあるので,これらを使うことで別の周辺機器との連係ができるようだ
 |
 |
Xbox Adaptive Controllerの左側面(上)と右側面(下)。側面のUSBポートは,それぞれ左右アナログスティックの代わりとなる入力装置を接続するためのもののようである
 |
 |
Microsoftによると,Xbox Adaptive Controller対応入力デバイスに関する情報は,今後,Xbox公式Webサイトで発信される予定とのこと(
関連リンク,原稿執筆時点ではアクセスできず)。本製品の国内販売が行われるかどうかは分からないが,ぜひ国内でも入手できるようにしてほしいものだ。