名作RTS「Homeworld」のリバイバルプロジェクトが今秋リリースに向けて正式始動

　Gearbox SoftwareがIP（知的財産権）を取得し，開発が進められていた名作RTS「Homeworld」のリバイバル版が，「Homeworld Remastered Collection」という正式名称になったことが明らかになった。これに合わせて，同作の公式サイトがオープンしている。

　1999年にリリースされた「Homeworld」は，RTS（リアルタイムストラテジー）のジャンルでは初となる完全な3D世界を実現した名作として知られている。開発を手がけたRelic Entertainmentの出世作であり，宇宙空間を前後左右だけでなく上下にも自由にユニットを動かせることで高く評価された。その後，Relic Entertainmentの母体となっていたTHQの倒産により，「Homeworld」のIPはGearbox Softwareに渡っていた（関連記事）。
　しかし，その以前からリバイバル版のプロジェクトが進行していたことは，Relic Entertainmentが公開していたティザーイメージなどでも知られており，どうやら今回のプロジェクトにも当時のスタッフが関わっているとのことだ。


　今回発表された「Homeworld Remastered Collection」には，オリジナル版「Homeworld」と「Homeworld 2」のグラフィックスをHD化しただけの「Classic」，グラフィックスやサウンドの強化に加え，4K解像度に対応した「Remastered」の2バージョンが収録されるようだ。また，MOD制作についても何らかの形でサポートするという。


　さらに，公式サイトではコレクターズエディションの販売が発表されており，同梱物のマザーシップの模型について，6インチまたは12インチのどちらが良いのかを問うファン投票も行われている。このほかにもアートブックやマップ，キーチェインなどが含まれるとのことで，2014年秋頃のリリースが予定されている。

「Homeworld Remastered Collection」公式サイト