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Xbox Oneの日本語音声コマンドによる操作機能や,さまざまなアプリの活用例が披露されたプレゼンテーションをレポート
先日はローンチタイトルの体験会が開催されたが,今回は新型Kinect センサーによる日本語音声コマンドの操作機能をはじめ,さまざまなアプリの活用例,そして日本独自のアプリ「カラオケ@DAM」を紹介する内容となっていた。
「Xbox One」公式サイト
4Gamer.net「Xbox One」特設ページ
Xbox Oneは,Kinect センサーを接続することで,さまざまな操作を音声のみで行える。国内発売される本体では,それが当然ながら日本語に対応しているというわけだ。
たとえば,Xbox Oneを起動するときは「Xbox オン」と発声し,ホームや実績などのページに移動するときは「Xbox ホームに移動」「Xbox 実績に移動」といった具合になる。
また,UI画面で「Xbox」とだけ発声すると,画面下部にショートカットメニューが表示される。同様に「Xbox 音声モード」と発声した場合は,音声コマンドに対応するページやアプリのテキストが緑色に変わるので,こうして対応するコマンドを確認することが可能だ。
また,ゲームをプレイしているときは,「Xbox クリップ」と発声するだけでムービーの録画が開始される。録画したファイルをアップロードすれば,ほかのプレイヤーに公開したり,フレンドとシェアしたりできるのだ。
続いて,Xbox One特有の「スナップ」によるアプリの活用例が紹介された。ちなみにスナップとは,画面を分割してゲームとアプリ,または2種類のアプリを同時に動作させる機能のこと。これは「Xbox スナップ」と発声すれば,ゲームをプレイしながらでも画面右側にアプリの一覧が表示される。
今回紹介されたのは,ゲーム中に「YouTube」のアプリを立ち上げてムービーを視聴したり,映画を見ながら「Skype」でフレンドと話したりといったものだが,Xbox Oneには豊富なアプリが用意されており,このほかにもさまざまな活用法があるだろう。
なお,Blu-rayやDVD,CDを再生中も,「Xbox ポーズ」(一時停止),「Xbox プレイ」(再生)といった音声コマンドに対応している。
最後は,日本独自のアプリである「カラオケ@DAM」の紹介が行われた。日本マイクロソフトと第一興商が提供する本アプリでは,その名のとおり,自宅にいながらにして本格的なカラオケが楽しめる。アプリ自体は無料だが,別途利用料が必要で,1日分は300円(税抜),1か月分は1000円(税抜)となっている。
また,HORIから発売予定の専用マイクを用いれば,実際の店舗のような採点機能が使えるほか,歌唱中のムービーをフレンドとシェアできる機能を搭載している。なお,アプリの配信は国内ローンチには間に合わない見込みで,年内予定とのことだ。
今回のデモンストレーションでは,いわゆる“リビングルーム”とは違い,多数のメディアが集まっている環境だったためか,ときおり音声コマンドを認識しないことがあった。ただ,音声コマンドの認識精度については,ユーザーからフィードバックされるデータを元に随時向上を図っていくという。
また,ある程度のイントネーションの違いにも対応しており,2週間後に迫った国内ローンチに向けて準備は整いつつあるといったところのようだ。
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- 発売日:2017/01/26
- 価格:37800円(Yahoo)