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ファンタジーからSFまで,あらゆるマップを作成可能なTRPGオンラインセッション支援ツール「RPG Stories」のアーリーアクセスが本日スタート
VTTは“バーチャルテーブルトップ”の略称で,TRPGをオンライン上で楽しめるツールを指す言葉として用いられる。昨今は「ダンジョンズ&ドラゴンズ」専門のVTTとして2021年に発売された「TaleSpire」や,ブラウザ上で機能する個人開発のVTT「Foundry VTT」など,さまざまなVTTが登場している。
新たに登場したRPG Storiesは,特定のタイトル向けに開発されたものではない汎用VTTだ。3Dアセットを用いたマップビルダーや,アニメーションを登録できるキャラクターなどを備え,ファンタジーからSFまで多彩な設定のTRPGで利用できる。
また,キャラクターの視界を制御する“戦場の霧”の計算システムや,天候を変化させるグラフィックス変化,ライティングの変更など,VTTに求められる機能はひと通り揃っているという。もちろん,自前の3Dモデルや2D画像,音楽をアップロードして共有することも可能だ。
今後は,これらの機能を“ゲームマスターバージョン”と“プレイヤーバージョン”に分割した,安価なバージョンも提供する予定とのこと。有料VTTに共通する「全員が同じソフトウェアを持っていなければ遊べない」というハードルを,少しでも下げてくれるのはありがたいところだ。
アーリーアクセスの期間は2023年第4四半期から,2024年第1四半期の間を予定しているとのこと。色々な世界観のTRPGで使えるVTTを探している人は,RPG Storiesを試してみるのも良いかもしれない。
Brave Alice Games 公式サイト
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