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RAGE 2018 Summerでの「大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL」国内最速試遊イベントをレポート
国内で本作が体験できるのは初めての機会ということもあり,会場には全国から数多くのファンが詰めかけた。本稿では,趣向を凝らした試遊イベントに加えて,「スマブラ」シリーズの大会で活躍する有名プレイヤーも登場した,会場の様子をお伝えしていく。
なお,E3 2018に出展された本作のプレイレポートはこちらに掲載済みだ。本作から登場した新キャラクター「インクリング」と「リドリー」や,新たに加わった外見変更要素,細かなテクニックの調整点についても触れているので,気になる人は合わせてチェックしておこう。
「大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL」公式サイト
RAGE 2018 Summer 公式サイト
今回の試遊イベントでは,メインステージ上で有名プレイヤーと対戦できる「大乱闘チャレンジバトル!」と,来場者同士で勝ち抜き対戦を実施する「大乱闘勝ち抜きバトル!」の各コーナーが並行して開催された。
●「大乱闘勝ち抜きバトル!」
朝早くから整理券が配布され,大きな賑わいを見せていたのが,来場者同士でのバトルが楽しめる企画「大乱闘勝ち抜きバトル!」だ。
ルールは文字通り,ランダムにマッチングされた来場者同士による勝ち抜き戦。つまり,勝てば勝つほど試遊できる回数が増えるということで,手探りながらも真剣な勝負が展開された。
今回の試遊では,1回戦目は4人で2試合(1戦目は練習),2回戦目は4人で1試合,3回戦目と4回戦目は1対1形式と,試合回数ごとに異なるレギュレーションが採用。「第1回戦で敗退したら即終了」ではなく,負けてしまっても最低2回はゲームを楽しめる仕組みとなっていた。
また,4回戦目はステージ上での実施となる。今回初めて触れる最新作とはいえ,3試合を無敗で勝ち抜いてきただけあって,壇上に立ったプレイヤーはいずれも猛者ばかりだ。新キャラクターや“最後の切りふだ”が披露されるたび,ステージ前に集まった観戦者達からは大きな歓声が上がっていた。
■「大乱闘勝ち抜きバトル!」詳細
◯レギュレーション:タイム制(2:30)
◯アイテム:あり
◯操作:PROコントローラー
・ゲームキューブコントローラー持ち込み可
◯試合数:全4回戦
・1回戦:4人対戦で2バトル(練習1戦,本番1戦)
・2回戦:4人対戦で1バトル
・3回戦:2人対戦で1バトル
・4回戦:2人対戦で1バトル(ステージ対戦)
●「大乱闘チャレンジバトル!」
こちらは,観覧者の中から選ばれたチャレンジャーと有名プレイヤーによる対戦が,ステージ上で披露されるコーナーだ。チャレンジバトルは全4回実施されたが,今回はその中で最初に行われた第1回の様子を中心にレポートしていく。
観覧者の挑戦を受けたのは,世界でも有数のミュウツー使いとして知られるあばだんご選手,「大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii U」におけるレーティングバトル1位のソニック使いであるKEN選手,2GGaming所属プロプレイヤーの古森霧選手の3名。いずれもスマブラ界では名の知れたトッププレイヤーだ。
ステージ全体の実況解説役を務めたのは,ゲーム大会の実況コメンテーターOooDa氏と,お笑い芸人コンビの裏切りマンキーコング(関谷風次氏,西澤祐太朗氏)
有名プレイヤーチームの(左から)KEN選手,古森霧選手,あばだんご選手
試合のレギュレーションはアイテム有りのタイム制だが,対戦チーム分けは来場者側へのハンディキャップとして「3対1」「2対1」「1対1」の中からランダムで選ばれる形となった。3対1が選ばれた時は来場者が勝利するチャンスだ。
とはいえ,有名プレイヤーチームも本気で立ち向かってくる。というのも,今回の試合には「1日の戦績によって有名プレイヤーチームが持ち帰れるお土産のレベルが変化する」というオマケ要素が用意されていたのだ。これにより,壇上では発売前のタイトルとは思えないガチ勝負が展開されることとなった。
観覧者との対戦が開始される前には,有名プレイヤー3名によるエキシビションマッチも実施された
あばだんご選手は一貫して新キャラクターのインクリングを使用。初めて触れるキャラクターにも関わらず,インクで相手の受けるダメージを高める独自システムを使いこなし,世界トップクラスプレイヤーの実力を見せつける
RAGE 2018 Summer公式サポーターのアイドルユニット「わーすた」もステージに登場し,3対1で有名プレイヤーに戦いを挑むシーンも。3人による猛攻に一時は苦戦を強いられるが,切り札で3人をまとめて吹き飛ばした古森霧選手操るスネークが勝利を果たす
チャレンジバトルが開始されると,国籍や年齢を問わず多くの来場者が登壇し,有名プレイヤー達へと挑んでいった。時には有名プレイヤーに近い実力を持つ来場者が1対1で有名プレイヤー側を追い詰めるなど,次々と白熱の試合が展開された。
挑戦者の決定は,ステージ上から直接来場者を指名する形で行われた。ステージ前は黒山の人だかりとなり,挙手の中から人を探すのも大変な状態に
試合の鍵になったのは,通常の競技シーンでは用いられないアイテムや,ダメージギミック付きの特殊マップだ。これらの要素が来場者に味方し,有名プレイヤーから勝利を奪うシーンも見られた。
今回レポートしたステージの様子は,OPENREC.tvとAbemaTVにて配信が行われていた。各サイトでは期間限定でアーカイブを視聴できる(OPENREC.tvはプレミアムアカウントが必要)ので,当日に行われた試合内容が気になる人は要チェックだ。
また,本イベント以降にも6月23日と24日に幕張メッセで開催される「次世代ワールドホビーフェア Summer」や,7月16日(東京)と22日(大阪)で開催される「ジャンプビクトリーカーニバル2018」などで,本作の体験会が実施予定となっている。発売前にゲームに触れてみたいという人は,各イベントに訪れてみよう。
「大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL」公式サイト
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