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未知の惑星でプレイヤー達がコロニーを作り上げていくMMOゲーム「Seed」の開発が発表。著名法学者ローレンス・レシッグ博士が監修
本作は,未知の惑星にたどり着いた開拓団のプレイヤー達が,肥沃な土地や資源を求めて探索し,基地を作り上げて生産に従事しながら,徐々にコロニーを大きくしていくという内容。気象の変化や四季,それぞれの資源の取り過ぎによる環境変化やプレイヤーの環境改善といったことも表現されるという。“シードリング”と呼ばれるプレイヤーキャラクター達には空腹や疲労といったパラメータが用意されており,恋愛や憎しみ,結婚,子孫の誕生,老化,そして死なども経験できるようだ。
レシッグ博士が監修するのは政治システムであり,ほかのプレイヤーのコロニーとの交易や条約提携,さらには戦闘までも描かれることになるとのこと。
本作の開発には,イギリスのImprobableという新興IT企業がα版を公開している3Dグラフィックス制作用ウェブプラットフォーム「SpatialOS」が使われている。2016年末にはGoogleからの協力を取り付け,数日前にはソフトバンクが資本参加をアナウンスするなど,業界でもホットな最新テクノロジーだ。
本作は,レシッグ博士だけでなく,MITメディアラボのディレクターとして名高い伊藤穰一博士や,Unity Technologiesの創設者であるDavid Helgason(デイビッド・ヘルガソン)氏らが立ち上げた投資団体が資金協力しているなど,錚々たるメンバーが期待を寄せているといった印象だ。プレイアブル版は,早ければ2018年初期にもリリースされるとのことで,その続報には注目しておこう。
「Seed」公式サイト
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Seed
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