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「文豪とアルケミスト」,世界的に活躍するピアニスト3名による「ピアノ独奏會」をレポート
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印刷2018/01/31 00:00

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「文豪とアルケミスト」,世界的に活躍するピアニスト3名による「ピアノ独奏會」をレポート

 2018年1月27日,DMM GAMESがサービス中の「文豪とアルケミスト」BROWSER / iOS / Android)の楽曲による公演「文豪とアルケミスト ピアノ独奏會」が東京・トッパンホールで開催された。


 作曲家の坂本英城氏(ノイジークローク代表取締役)が手掛ける文豪とアルケミストの楽曲は,“大正ロマン”をコンセプトに,当時の雰囲気を重視しつつ日本と西洋の楽器を織り交ぜて作曲/編曲されたものだ。
 2017年5月にリリースされた最初のサウンドトラック「文豪とアルケミスト 劇伴音樂集」は,ピアノ独奏曲だけでなく,オーケストラアレンジやストリングスアレンジバージョンも収録されており,ゲームをプレイする人はもちろん,純粋なクラシックファンからも好評を得ている。
 さらに昨年12月に,劇伴音樂集に収録された楽曲を上品なピアノアレンジによってレコーディングした「文豪とアルケミスト ピアノ独奏音樂集」がリリースされた。今回の公演では,そこで収録された全曲が披露されることになったのだ。

 クラシック音楽を楽しむために設計されたホールにスタインウェイのグランドピアノ。そんな最高の環境で演奏するのは,ピアノ独奏音樂集に収録された楽曲のアレンジと演奏を担当した,ピアニストの谷岡久美さんベンヤミン・ヌスさん宮本貴奈さんの3名だ。

※以下,掲載した写真は「夜公演」のものです

○「文豪とアルケミストピアノ独奏會」公演目録(敬称略)
1.憩  演奏/編曲:谷岡久美
2.焦眉ニ抗フ文士タレ  演奏/編曲:谷岡久美
3.和  演奏/編曲:谷岡久美
4.蝕ミニ抗フ文士タレ  演奏/編曲:谷岡久美
5.結果報告〜敗北・勝利〜  演奏/編曲:ベンヤミン・ヌス
6.館長ノ御題曲  演奏/編曲:ベンヤミン・ヌス
7.廻覽  演奏/編曲:ベンヤミン・ヌス
8.未知ノ路往く文士タレ  演奏/編曲:ベンヤミン・ヌス
9.破綻スル齒車  演奏/編曲:ベンヤミン・ヌス

──休憩──

10.いざ征きめやも  演奏/編曲:宮本貴奈
11.折衷食堂  演奏/編曲:宮本貴奈
12.開進止メヌ文士タレ  演奏/編曲:宮本貴奈
13.文豪とアルケミスト  演奏/編曲:宮本貴奈


 開演直前のしんと静まり返った非日常的な雰囲気のなか,ピアノの前に谷岡久美さんが座り,静寂の余韻を残しながら,最初の曲「憩」の演奏が始まる。憩は,ゲーム中のメイン画面“図書館”で流れる,プレイヤーにとって一番馴染みのある曲だ。原曲よりもゆったりとしたテンポのアレンジに,来場者は一様に聞き入り,一瞬で心を奪われたようだ。
 2曲目は静寂を切り裂くような激しい調子の「焦眉ニ抗フ文士タレ」。ピアノアレンジならではの技巧も取り入れた楽曲で,この時点でゲーム音楽というよりも,純粋なクラシックのコンサートを見ている感覚になった人も多いのではないだろうか。続けて,どこか可愛らしい味わいのあるアレンジの「和」,バトルBGM「蝕ミニ抗フ文士タレ」と演奏した谷岡さんは,来場者から大きな拍手を受けながら舞台をあとにした。


 次に舞台に上がったドイツ生まれのベンヤミン・ヌスさんは,この公演のために来日したとのこと。ベンヤミンさんの演奏は,ゲーム内ではファンファーレ的な役割を持つ「結果報告〜敗北・勝利〜」から始まり,頼りになる“館長”をイメージした「館長ノ御題曲」,ぐるぐる回るイメージの「廻覽」と,力強くも繊細な演奏で来場者を魅了する。
 後半に演奏された「未知ノ路往く文士タレ」は,爽快感のあるアレンジとなっており,“未知ノ路”の先に希望があるような,ドラマティックな展開に引き込まれる。
 そして,最後の「破綻スル齒車」は,ボス戦のBGMをアレンジした楽曲だ。緊張感のある低音から入る格好良い曲で,勝てるかどうか分からない強大な敵が目の前にいるような壮大なアレンジに引き込まれてしまう。実際のゲームでは,曲がループする前にボスを倒してしまうケースもあったりするのだが。


 谷岡さんとベンヤミンさんの演奏の後に休憩が入り,休憩明けには本公演のサプライズとして,プロデューサーのDMM.com ラボ 谷口晃平氏,世界観監修のイシイジロウ氏,作曲家の坂本英城氏の3名が登壇してトークショウを行った。

(左から)谷口晃平氏,坂本英城氏,イシイジロウ氏

 谷岡さんとベンヤミンさんの演奏を見て,谷口氏は「圧巻だった」と話す。サントラとは違ったアレンジの楽曲のなかで,谷口氏はとくにベンヤミンさんのアレンジに興味が湧いたようで,「あれは即興の演奏なのですか?」と坂本氏に質問。坂本氏は「ベンヤミンさんはきっちりアレンジの譜面を作ってくれましたが……難しくしすぎたと言っていましたよ」と答え,会場の笑いを誘った。

 イシイジロウ氏は「弾き始めですぐに圧倒された」とコメントし,「ゲーム内の映像以上のものを感じられる,そのわけはなんなのか」と,これまた坂本氏に質問を投げた。
 坂本氏は,「僕は何もしていない」と前置きしつつ,「谷岡さん,ベンヤミンさん,宮本さんの3名は優れた作曲家でもあり,原曲にないフレーズを加えて(ゲーム内の映像以上のものを感じられるような)素晴らしい楽曲に仕上げてくれました。光栄の極みです」と回答。

 なお,今回のアレンジ曲は公式ピアノスコア「文豪とアルケミスト ピアノ独奏音樂譜」として会場で先行発売が行われた。それに関連して,坂本氏は「アップされている(文豪とアルケミストの楽曲を)弾いてみた動画は,嬉しくておそらく全部見ています。そんななかで,やはり公式の楽譜や演奏があったほうがいいだろうと思いまして,今回の企画を考えました」と説明した。

会場ロビーでは「文豪とアルケミスト ピアノ独奏音樂集」のジャケットなどに使用された特製のモックの展示も行われていた

 文豪とアルケミストの仕掛け人3名のトークショウの後に,宮本貴奈さんの演奏が行われた。
 宮本さんが最初に演奏する「いざ征きめやも」は,ステージ選択時に流れる曲。これから戦いに赴く高揚感が感じられる名曲だ。続いての「折衷食堂」はその名のとおり食堂で使われているBGMで,坂本氏は,谷口氏から「お腹が空きそうな曲でお願いします」と言われて頭を抱えながら作曲したそうだ。
 明るい曲が続いた後は,PVでも使われている「開進止メヌ文士タレ」。冒頭から切ないフレーズが続くこの曲により,公演はクライマックスに向け盛り上がりを加速させる。
 そして最後は,タイトル画面で流れるテーマ曲である「文豪とアルケミスト」が演奏された。金管/木管楽器が使われているサントラのオーケストラバージョンが好きな人もいると思うが,旋律が美しい曲だけに,ピアノのアレンジバージョンも素晴らしいのひと言だ。


 宮本さんの演奏で一度公演は終了したが,会場からの鳴り止まない拍手により,再び宮本さんが舞台に立ち,「文豪とアルケミスト」を弾き始める。アンコール曲のスタートだ。

 相変わらず美しい旋律の「文豪とアルケミスト」。アンコール曲が進むと,谷岡さんとベンヤミンさんも舞台に上がり,宮本さんと谷岡さん,谷岡さんとベンヤミンさんというように演奏者を入れ替えながら,連弾で曲を奏でながらも決して途切れさせることなく進行させ,最後は6手連弾による演奏で公演のラストを飾った。
 終始笑顔で楽しそうに演奏する3名の演奏は,ちょっとした寸劇のような赴きもあって,来場者もつられて頬をゆるませていたのが印象的だった。


夜公演では,坂本英城氏が舞台に招かれ「文豪とアルケミスト」の冒頭を演奏するサプライズも

 今回の「文豪とアルケミスト ピアノ独奏會」は1日限りの特別な公演だが,今年5月に開催されるゲーム音楽の祭典「東京ゲームタクト2018」で,「文豪とアルケミスト」の楽曲を室内楽編成で演奏することが決定しているので,気になる人はチェックしておこう。

司会の郡 正夫氏(左から2人目)

「文豪とアルケミスト」公式サイト

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