猫の恨みで後退不可。スマホ向けアクションゲーム「She Wants Me Dead」を紹介する「（ほぼ）日刊スマホゲーム通信」第1132回

スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが，「じゃあ，どれが面白いの？」「そもそも，数が多すぎて好みのタイトルが探せない！」と思っている人も少なくないはず。　そんな問題を解決すべく，スタートした連載が「（ほぼ）日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで，スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして（ほぼ）毎日お届けする。

　本日の「（ほぼ）日刊スマホゲーム通信」では，スマートフォン向けアクションゲーム「She Wants Me Dead」（iOS / Android）を紹介する。
　プレイヤーが操るのはとある猫の飼い主。些細なできごとで猫から恨みを買ってしまった飼い主は，死と隣り合わせの凶悪なステージに挑むことになる。

本作は基本プレイ無料のアプリ内課金制。モノクロを基調としているがダークというよりもシックな雰囲気。ホラー系が苦手な人でも安心だ

「She Wants Me Dead」ダウンロードページ

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　ゲームを開始すると主人公である飼い主が，何とも怪しげな雰囲気のステージに降り立つ。ステージには，突然飛び出てくるトゲ，プレイヤーが着地しそうなところに設置された爆弾，ところどころに点在する穴，一定間隔で決まった場所に振り下ろされる斧など，さまざまな障害物が設置されている。
　操作方法は非常にシンプルで，画面左側をホールドして「前進」，画面右側をタップして「ジャンプ」という2種類のみ。つまり，主人公を後退させられない仕様なのだ。

本作は“後退できない”という特徴がある。障害物の直前で後戻りして立ち位置を調節するといったことはできないので，おのずと慎重な動きになるはずだ。なお，ステージ内にある白い旗がチェックポイントの目印

　コースの途中にはチェックポイントが設置されており，ここを越えるとリスタート地点として記録される。ただし，残機をすべて使い切るとステージの最初からやり直しとなる仕組みだ。残機を使い切る前にゴールにたどり着くとステージクリアとなり，次のステージへチャレンジできるようになる。

最初のステージからかなり難度が高く，いきなり挫折してしまう人もいるかもしれない

　本作では，残機を失ったときやステージをクリアしたときなどに「GOLD」を得られる。これはいわゆるゲーム内マネーで，新しいステージをクリアするごとにアンロックされる飼い主の装備品を買う際に使用する。装備品は，能力には影響が出ず見た目だけが変化するので，自分の好みで選んでしまってかまわない。

装備品にはカラーのアイテムが存在する。モノクロ世界では目立つ一品だ

　不気味で攻撃的な内容ではあるがホラーっぽさはあまり感じられない本作。後半のステージでは柔軟な発想と的確な操作が必要になるので，クリア時には大きな達成感が得られること請け合いだ。この手のゲームが得意な人はぜひとも全ステージ踏破を目指して挑戦してみてほしい。

GOLDを購入して一気に増やすこともできる。気になる装備品をすぐ手に入れたい場合は利用してみるのもいいかもしれない

著者紹介：H.H
　ゲーム系分野で活動中のフリーライター。現役アーケード格闘ゲーマーであり，日々ゲーセンで第一線級のプレイヤー達と凌ぎを削っている。コンシューマやスマホアプリでは，ジャンルを問わずに面白いゲームなら何でもやる雑食系。

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