足場と背景が入れ替わる反転は一見の価値あり。少女の記憶を探すアドベンチャー「時空の旅」を紹介する「（ほぼ）日刊スマホゲーム通信」第1086回

スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが，「じゃあ，どれが面白いの？」「そもそも，数が多すぎて好みのタイトルが探せない！」と思っている人も少なくないはず。そんな問題を解決すべく，スタートした連載が「（ほぼ）日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで，スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして（ほぼ）毎日お届けする。

　本日の「（ほぼ）日刊スマホゲーム通信」では，スマートフォン向けアドベンチャーゲーム「時空の旅」（iOS※ / Android）を紹介しよう。

※iTunes Storeの表記は原題「Lost Journey」です。

価格はiOS版が120円，Android版が99円（共に税込）

「時空の旅」ダウンロードページ

「時空の旅」ダウンロードページ

　本作の主人公は，記憶を失った少女「ディジー」。彼女は重い病で息を引き取る間際，天国から現れた“蝶”によって記憶を探す旅へと導かれる。プレイヤーはディジーを操作して，ギミックに富んだ多彩なステージを攻略することになる。

　操作はバーチャルパッドで行い，画面左下の「←」「→」が移動，右下の「↑」がジャンプ，その横の「砂時計」が反転となっている。砂時計をタップするとステージが180度回転し，色彩が変化すると共に，足場と背景が入れ替わる。
　反転を使ってさまざまなギミックを解きながら，ゴール地点を目指すのだ。

渦巻きがゴール地点。ディジーが触れると次のステージへと移行する

足場と背景が入れ替わるという反転システムの演出は一見の価値あり

アプリ内課金を利用すると，攻略のヒントを見たり，ステージをスキップしたりできる“救済処置”も用意されている。ちなみに，ディジーの衣装も購入可能だ

　ギミックを解いていくには反転が不可欠で，脳をフル活用しなければクリアできない「時空の旅」。ディジーの失われた記憶を取り戻すストーリーもなかなか興味深いので，気になる人はぜひ購入を検討してほしい。

著者紹介：H.H
　ゲーム系分野で活動中のフリーライター。現役アーケード格闘ゲーマーであり，日々ゲーセンで第一線級のプレイヤー達と凌ぎを削っている。コンシューマやスマホアプリでは，ジャンルを問わずに面白いゲームなら何でもやる雑食系。

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