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5代200年におよぶ政治一家のものがたり。Kalypso Mediaの新作シミュレーション「Urban Empire」が2017年1月20日にリリース
「Urban Empire」は,とある街の市長となって,時代の変革に合わせて政策を打ち立て,都市の構築を行っていくという,政治シミュレーションとシティビルダーのハイブリッド型ゲームである。今回リリースされたビデオダイアリーでは,建物の1つ1つを設置していくのではなく,住宅地や商業地,公共施設などの区域を設定していくことにより,その政策や立地条件に合わせて街が発展していくという仕組みが紹介されている。
ゲームは200年にわたって展開され,プレイヤーは支配階級となる4つの政治一族のどれかを選び,時代の変革に合わせて,5人の異なる属性を持った“市長”キャラクターを操作していくことになる。それぞれの一族には,家訓のようなものが存在しており,人権や社会平等を訴えるKilgannons家や,科学の進歩によって人類の幸福を追求するSant’Elias家など志向が異なるので,議会においては1つ1つの議題で協調したり,反目したりしながら政策を打ち立てていくことになる。未成年労働,女性の人権やヒッピームーブメント,抗生物質の導入や市電の設置はどうするかなど,その時代に合わせて800種ものイベントがダイナミックに発生していくという。
「Urban Empire」のSteamストアページでは,すでに15%引きとなるプレオーダー価格での販売が始まっている。予約特典として,1820年代以前に設置できる,ハーフティンバー様式の7種類の建物が収録された,「Half Timbered Building Pack」が用意されるという。ビデオダイアリーの映像を見る限りは,議題の選択など読むモノが多いゲームになりそうだが,日本語化されることを期待しつつ,今後の続報を楽しみにしておきたいところだ。
「Urban Empire」Steamストアページ
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Urban Empire
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