ついに正式サービスが開始されたPlayStation 4版「World of Tanks」記念発表会をレポート。ガルパンとのコラボイベントについての情報も明らかに

　ウォーゲーミングジャパンは2016年1月20日，正式サービスが開始されたPlayStation 4版「World of Tanks」（以下，「WoT」）の発表会を，東京・渋谷のFabCafeで開催した。発表会では同作の内容や，アニメ「ガールズ＆パンツァー」（以下，ガルパン）とのコラボレーション情報なども明らかになった。

「World of Tanks」公式サイト

ウォーゲーミングジャパン代表取締役社長の川島康弘氏

　会場ではまず，ウォーゲーミングジャパン代表取締役社長の川島康弘氏が，PS4版「WoT」の魅力をアピールした。川島氏によれば，PS4版「WoT」には，PC版にはない「夜戦」が導入されており，炎や爆発の光の照り返しなど，暗い夜だからこそ可能なグラフィックス表現が盛り込まれているとのこと。
　音にもこだわっており，砲だけでなく銃の音も緻密に再現されているという。そのため，撃たれている感覚はPC版以上で，恐怖を感じるようなリアルさがあると川島氏は述べた。

PS4版「WoT」のプロモーション・ビデオも公開

　また，PC版の操作はキーボードとマウスだが，それに対してPS4版はコントローラを使用する。スイッチであるキーと異なり，細かい操作が可能なアナログスティックを使うため，実際に戦車を操作している感覚が味わえるとのこと。

　PC版「WoT」には，Free-to-Playであることと，課金によって優劣がつかないFree to Winであることの2つのポリシーがあるが，PS4版でもその精神は受け継がれ，PlayStation Plusに入会していない人でも，PS4さえ所有していれば，無料で対戦プレイが可能だ。
　ただ，Plus会員にはローンチを記念した特別な戦車のプレゼントが行われているので，機会があれば，ぜひPlusに入会してほしいと川島氏は述べている。

ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンアジアの副社長の川内史郎氏

　続いては，ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンアジアの副社長，川内史郎氏が登壇した。同氏はまず，PS4における「WoT」の展開を楽しみにしていたと語り，こうして無事にこの日を迎えられたことが非常に嬉しいとコメント。正式サービス開始までの道のりは決して平坦なものではなかったそうで，ウォーゲーミングジャパンのスタッフや関係者にはお礼を言いたいとした。
　最後に，PS4版「WoT」は，PC版とは違うプレイ感覚を感じてもらえるはずなので，ぜひプレイしてほしいと述べて，挨拶を締めくくった。

ガルパン仕様のPS4版テーマを配信

　ここで初公開の情報として，ガルパンとのコラボの内容が発表された。
　それによると，ガルパン仕様のPS４テーマが用意されるほか，特定の条件を満たすことで，大洗女子学園あんこうチームのIV号戦車D型改［H型仕様］がPS4版「WoT」で使用可能になるという。コラボの開始は本日で，終了は4月30日が予定されている。
　気になる入手条件は，技術ツリーにあるIV号戦車を開発したのち，その車両を使用して，経験値を2万ポイント獲得すること。普通にプレイしても達成できそうな気がするので，あんこうチームの戦車が欲しい人は，ぜひ挑戦してほしい。

会場では，PS4版「WoT」が自由に遊べるようになっていた

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