「Pokémon GO」に“メタモン”がひっそりと実装。その捕まえかたとユニークな能力を解説

　ポケモンとNianticがサービス中のスマホ向けアプリ「Pokémon GO」（iOS / Android）に，ひっそりとメタモンが実装されたのをご存じだろうか。その一風変わった登場の仕方と，ジムバトルにおける特徴がポケモントレーナーの間で話題になっている。

　今回は，このニューフェイスの捕まえ方やわざの特徴を紹介しよう。メタモンの特徴をサクッと知りたい人は，ページ下部のまとめや動画に目をとおしてほしい。

種類を問わず88匹のポケモンを捕まえたところ2匹のメタモンをゲットできた（どちらもコラッタにへんしんしていた）。フィールド上でメタモンを特定するのは難しいため「当たりを引いたらラッキー」ぐらいの心持ちで

ポケモンを捕まえるとメタモンの“へんしん”がとける

　メタモンはほかのポケモンと異なり，“メタモン”そのものの姿でフィールドに姿を現わさないようだ。というのも，メタモンはポッポやコラッタにへんしんした状態でフィールドに現われる特殊なポケモンだからだ。

　編集部で検証したところ，コラッタを捕まえた後に「おや？」という文字が表示され，コラッタがメタモンに姿を変えた。さまざまな目撃情報から察するに，ポッポやコラッタ，ズバットなど，どこにいても比較的遭遇しやすいポケモンにメタモンはへんしんしているようだ。メタモンを捕まえたい人は，普段スルーしがちなポッポやコラッタを積極的に捕まえてみるといいだろう。

強化次第ではジムバトルで活躍しそうな予感

　シリーズをプレイしている人にはおなじみだが，メタモンはジムバトルで相手のポケモンにへんしんすることができる。自身の姿を変えるだけではなくタイプとわざをマネし，CPも相手に合わせて変化させる模様だ。さまざまなメタモンで比較したところCPは以下のように変動した。

【へんしん後のCPの変化】

• CP1861のカビゴンとCP37のメタモンが戦うと
→へんしん後のメタモンのCPは186

• CP1861のカビゴンとCP220のメタモンが戦うと
→へんしん後のメタモンのCPは1168

• CP1849のサイドンとCP360のメタモンが戦うと
→へんしん後のメタモンのCPは1728

• CP61のニョロモとCP220のメタモンが戦うと
→へんしん後のメタモンのCPは213に下がる

　この結果を鑑みると，へんしん後のCPは相手のポケモンの強さとメタモン自体の強さに依存すると考えてよさそうだ。またメタモンのCPが相手よりも高い場合は，若干数値が下がるものの相手の数値を下回ることはなかった。

　強化次第では相手のCPに近い数値を出すポテンシャルを秘めているので，ジムバトルにメタモンを連れていくのも1つの戦略になり得るかもしれない。いずれにせよ，メタモンは相手に倒される前にへんしんを発動しなければ能力を発揮できないため，バトルへの参戦はある程度強化してからのほうが望ましい。CP10のメタモンでCP2000超えのギャラドスに挑むと速攻で撃破されることも合わせて伝えておきたい（無茶させてごめんよメタモン……）。

へんしん状態のメタモンをほかのポケモンと交代させると，そのメタモンを再度バトルに参加させることはできない

相手がメタモンだった場合はへんしんは発動せず，素のままのメタモン同士の戦いに。へんしん前のメタモンにはわざのゲージが用意されていないのも特徴だ

へんしんした状態のメタモンに対しては，へんしんを使えない。相手がほかのポケモンにへんしんしているときにメタモンで挑むのは避けたいところ

【調査で分かったメタモンの特徴】

• メタモンはポッポやコラッタにへんしんしている

• 捕まえると「おや？」の文字が表示

• バトルでは相手のポケモンの姿にへんしん。ただし，CPは相手のポケモンとメタモンの強さに依存する

• バトル中にへんしん状態のメタモンをほかのポケモンと交代すると，同バトル内で再度戦わせることはできない

• 1回のバトルでへんしんできるのは1回のみ

• ほかのポケモンにへんしんしたメタモン相手ではへんしんしない

• メタモン同士が戦うとへんしんしない

　以上が今回の検証で分かったメタモンの特徴だ。狙って遭遇しづらいポケモンではあるが，ポッポやコラッタを捕まえつつ気長にメタモンを探してみてほしい。

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