あらゆる手段を駆使して1日でも長く生き延びよう。スマホ向けRPG「異世界の闇の中で」を紹介する「（ほぼ）日刊スマホゲーム通信」第903回

スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが，「じゃあ，どれが面白いの？」「そもそも，数が多すぎて好みのタイトルが探せない！」と思っている人も少なくないはず。そんな問題を解決すべく，スタートした連載が「（ほぼ）日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで，スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして（ほぼ）毎日お届けする。

　本日の「（ほぼ）日刊スマホゲーム通信」では「異世界の闇の中で」（iOS / Android）を紹介しよう。本作は，モンスターや罠といったさまざまな危険と隣り合わせの“闇に包まれた異世界”で，どれだけ生き残れるかに挑戦する一風変わったRPGだ。

アプリの価格は無料。後述する「闇の欠片」というゲーム内アイテムをまとめて入手する場合に課金が発生する

ゲームスタート前にプレイヤーキャラクターの職種を選択できるほか，ランダムでパラメータを決められるダイスを振ることが可能だ。ちなみにダイスは何回でも利用できる

「異世界の闇の中で」ダウンロードページ

「異世界の闇の中で」ダウンロードページ

　ゲームがスタートしたら，プレイヤーは異世界にある8つの未探索地点を調べて，“闇の底”と呼ばれる安全地帯を探すことになる。闇の底で眠ると1日が終わるので，眠りから覚めたら再び安全地帯を探そう。最終的に何日間生き残れるかに挑戦するのだ。
　なお眠りから目覚めると，闇を取り除く/一休みする/引退するという3つの選択肢が現れる。その内容を順番に説明すると，HPを回復しない代わりに「闇の欠片」を入手して冒険を再開，アイテムを入手しない代わりにHPを全快して冒険を再開，キャラクターを失うが，経過日数に3をかけた数の「闇の欠片」をもらえるというもの。

闇の欠片は☆マークが付いたレアモンスターを討伐することでも入手できるが，かなりの強敵だ

　「闇の欠片」とは，新たな職種をアンロックするのに必要なアイテムで，利用価値が非常に高い。職種はそれぞれベースとなるパラメータが異なり，固有スキルを持っているものもあるので，どれが使いやすいかアレコレ試してみるといいだろう。

未探索地点の内容は毎日変化する。何が起こるかは選択するまで分からない

　異世界の探索中には，モンスターと遭遇したり，罠にかかったりと，さまざまなイベントが発生する。これらを突破できずHPがゼロになるとゲームオーバーだ。集めた「闇の欠片」を除くすべてを失い，一からやり直しになってしまう。
　ちなみに，異世界にはモンスター以外にも，ギャンブルに誘ってくる男，有り金を要求してくるサムライなどがおり，どのように対応するか，常にプレイヤーの判断力が問われるのだ。

オートセーブが採用されているため，ピンチになったときゲームを終了してやり直すということはできない

プレイヤーキャラクターを鍛えてくれる訓練所や防具を扱う鎧屋など，NPCが営む施設もある

　プレイヤーキャラクターが生き抜くうえで重要なのが装備品だ。これらはNPCから購入したり，戦闘後に見つかることがある宝箱を開けたりして入手する。ただし，装備品は身につけるまで性能が分からないうえ，現在装備しているものが上書きされてしまうためリスクが伴う。☆マークが付いたものはレアなので，これをひとつの判断基準にしてみるといいだろう。

宝箱には罠が仕掛けられている可能性があり，無理やりこじ開けると痛い目にあうことも。安全に解錠する「魔法の鍵」もあるが，レアアイテムゆえに入手難度は高め

　適当にプレイしていると冒険初日で命を落とすことも珍しくなく，なかなか歯ごたえのある作品に仕上がっている本作。些細な判断ミスであっという間にピンチに陥るなんてこともあるので，1日でも長く生き延びるべく，しっかりと考えながらプレイしてみよう。

著者紹介：げっつ☆先生
　ゲーム系フリーライター兼イラストレーターでマンガ描き。ゲーセンに入り浸るか家でゲームをやるかアニメを見るかで悩む毎日だが，隙あらば魔女っ子にも思いを馳せる。ゲーム音楽が大好きすぎ。

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