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対象者をあの手この手で不健康にさせる問題作!? スマホ向け疾患シミュレーションゲーム「Bio Inc. Platinum - Biomedical Plague」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第747回
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印刷2015/01/29 10:00

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対象者をあの手この手で不健康にさせる問題作!? スマホ向け疾患シミュレーションゲーム「Bio Inc. Platinum - Biomedical Plague」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第747回

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スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが,「じゃあ,どれが面白いの?」「そもそも,数が多すぎて好みのタイトルが探せない!」と思っている人も少なくないはず。そんな問題を解決すべく,スタートした連載が「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで,スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして(ほぼ)毎日お届けする。

 本日の「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」では,ひとりの人間と病気との攻防を題材にした「Bio Inc. Platinum - Biomedical Plague」iOS / Android)を紹介する。病気の恐ろしさを逆説的に学べる,ブラックユーモアに満ちた問題作だ。

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iOS版は200円,Android版は基本プレイ無料のアプリ内課金制で配信中だ。なお,iOS版には無料版も用意されている
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「Bio Inc. Platinum - Biomedical Plague」公式サイト

iOS版「Bio Inc. Platinum - Biomedical Plague」ダウンロードページ

Android版「Bio Inc. Platinum - Biomedical Plague」ダウンロードページ

iOS版「Bio Inc. - Biomedical Plague and Infection RTS」(無料版)ダウンロードページ


 本作におけるプレイヤーの目的は,ひとりの人間をあらゆる病気で追い込むことだ。用意されたステージには「Unhealthy(不健康)」「Healthy(健康)」「Professional Athlete(プロスポーツマン)」などがあり,それぞれにMild/Moderate/Severeという3つの難度が設定されている。
 ステージクリア時には,難度に応じて☆を1〜3つ獲得でき,それによって新たなステージがアンロックされる仕組みになっているので,まずは最初から開放されている「Unhealthy」に挑戦してみよう。

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英語版なのでやや取っつきにくいが,プレイしていればすぐに慣れてくるはずだ
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 本作のメイン画面には,画面右側に人体図が,左側に人体の器官を示すアイコン8種類が並んでいる。器官のアイコンは,上から順番に「Circulatory(循環器)」「Respiratory(呼吸器)」「Digestive(消化器)」「Nervous(神経)」「Muscular(筋肉)」「Renal(腎臓)」「Skeletal(骨格)」「Immune(免疫)」となっており,各種アイコンをタップすると,より詳細な部位を確認可能だ。

 ゲームが始まると,器官のアイコンがランダムで点灯する。それをタップすると,ウイルスが表示されるのを確認できるはずだ。これを集めることで,さまざまな病気を引き起こすのに必要な「BIO POINTS」を獲得していこう。

「器官のアイコンが点灯したらタップ」→「ウイルスをタップしてBIO POINTSを回収」というのが基本的な流れとなる
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 BIO POINTSが溜まったら,画面右上にある盾のようなアイコンをタップしてみよう。ここから,本作のキモである病気を発症させられるのだ。病気は器官ごとに設定されており,循環器系ならば「Hypertension(高血圧)」「High cholesterol(高コレステロール)」,消化器系ならば「Gastroenteritis(胃腸炎)」「Constipation(便秘)」といった具合に,現実でもお馴染みのものが用意されている。注意してほしいのは,病気を発症させるには一定のBIO POINTSが必要なことと,複数の病気を発症させなければ選択できない病気がある点だ。

まずは手当たり次第に病気を発症させてみよう。なお,ターゲットが病気になるとリアルな“効果音”が鳴るのだが,下痢や嘔吐系のそれはかなり生々しいので注意が必要かもしれない
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 また,BIO POINTSを消費して,「Risk Factors」「Recovery」といった外的要因によるネガティブ影響を発生させることもできる。
 Risk Factorsは生活習慣のようなもので,「Malnutrition(栄養失調)」「Overweight(太りすぎ)」「Smoker(喫煙者)」といった“不健康そう”な項目が並んでいる。「Lung cancer(肺がん)」「Kidney stones(腎臓結石)」など,特定の病気を引き起こすカギになるものもあるので覚えておこう。
 一方のRecoveryは医療関係のもので,「Nosocomephobia(病院恐怖症)」「Bad doctors(ダメな医者)」「Nurses on strike(ナースストライキ)」などが存在する。いずれも,ターゲットを不健康にするのに有効な要素なので,適切なタイミングで発動してみよう。

Recoveryはやや特殊で,後述の検診や緊急治療の際に,プレイヤーが有利になる状況を作ってくれる
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 無事(?)に病気を発症させると,メイン画面にある器官アイコンのゲージが徐々に減少していく。これはターゲットとなる人間の健康度を示しており,100%ならば問題なし,ゼロに近づくほどその器官がダメージを受けているということになる。こうしてさまざまな病気を発生させ,最終的にすべてのゲージをゼロにすればプレイヤーの勝利だ。

病気になった器官はゲージが減っていくが,病気の種類によっては複数の器官に影響を与えるものもある。病気のアイコンをタップすると,どの器官にダメージを与えられるかがハイライトされるので参考にしよう
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 器官のゲージが一定値を下回ると,ターゲットは医者の検診を受けるようになる。この状態になると画面右下にある「RECOVERY」が一定時間ごとに1%ずつ加算されていく。この数値が100%になった患者は健康体となり,ゲームオーバーになってしまうので,そうなる前に各器官のゲージを空にしてしまおう。
 器官のゲージが著しく低下すると,ターゲットは緊急治療を受けることになる。緊急治療中はRECOVERYの数値が勢いよく上がるため,プレイヤーとしてはゲームオーバーの危機。力技で一気に各器官のゲージをゼロにしてもいいが,ここで役立つのが前述した外的要因のRecovery。診察や緊急治療によるゲージ増加スピードを抑えたり,緊急治療が発生するしきい値を下げてくれたりするので,うまく活用したい。

緊急治療が始まったら,ゲームはいよいよラストバトルに突入。まだゲージの高い器官に病気を発症させ数値を削り取ろう
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 見事すべてのゲージをゼロにできれば勝利となり,総獲得BIO POINTS,かかった日数,最終RECOVERYゲージによってトータルスコアが算出される。いかに手早く,かつRECOVERYさせることなくターゲットを倒せるか,何度もプレイして感覚を掴んでいくといいだろう。

 病気によって対象を滅ぼすというコンセプト自体は,「Plague Inc. -伝染病株式会社-」iOS / Android)や同作品のPC版にあたる「Plague Inc: Evolved」と同じだが,全人類を対象としたあちらに対し,こちらはひとりの人間が対象となるため,より生々しいプレイフィールが味わえる。病気から引き起こされる器官機能の低下や,生活習慣による病気の併発など,単なるゲームとして笑っていられないリアルさがあり,プレイ中に何度も「これが自分だったら……」と考え,嫌な汗をかいてしまった。
 グラフィックスや効果音,BGMは雰囲気満点で,ゲームそのもののリプレイアビリティも高いので,シミュレーションゲームが好きだという人にはぜひともオススメしたいタイトルだ。健康の大切さを再確認し,己の生活習慣をあらためてみるいい機会になるのではないだろうか。

著者紹介:トリスター/目代将規
 ゲームやアニメの書籍企画,編集,シナリオライティングや広告制作なども手がける編集プロダクション「トリスター」所属。スマートフォンならではのゲームや,一瞬で遊べてしまうゆるいゲームが大好物。好きなゲームのジャンルはRPGとアドベンチャー。“モンハン”好き。

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