連載
“目押し”こそが魔女の命! iOS向けRPG風目押しゲーム「タイミングウィッチーズ」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第675回
スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが,「じゃあ,どれが面白いの?」「そもそも,数が多すぎて好みのタイトルが探せない!」と思っている人も少なくないはず。
そんな問題を解決すべく,スタートした連載が「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで,スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして(ほぼ)毎日お届けする。
“目押し”とは,回っているリールのタイミングを計り,絵柄を有効ラインに止めるテクニックだ。本日の連載では,この目押しをシステムに組み込み,モンスターを撃破していくRPGライクな作品「タイミングウィッチーズ」を紹介しよう。
iOS版「タイミングウィッチーズ」ダウンロードページ
プレイヤーの目的は,魔女のパーティを引き連れて,魔物が待ち構える潜むダンジョンをクリアしていくことだ。
バトルはルーレットの目を止めるだけというシンプルなルールで,止まった目が「黄」なら通常攻撃,「青」なら魔法攻撃となる。「赤」に止まると敵の攻撃を受けてしまい,味方の魔女が敵の数と同じだけ戦闘不能になってしまう。
ただし,魔女が一人でも生き残っていればバトルは続行可能で,青い目に止めれば攻撃後にすべての魔女が復活するのだ。
魔法攻撃は基本的に全体攻撃で強力。通常攻撃はダメージが低いので,可能な限り青い目を狙いたいところ |
目押しによる攻撃や止めた目の種類でダメージ量が変化すると聞くと,アルゼの名作RPG「シャドウハーツ」を思い出す人もいるかもしれない |
バトルをクリアするごとにEXP(経験値)が獲得でき,右上のEXPゲージがいっぱいになるとレベルアップ。レベルアップごとに魔女が一人増え,最大で7人まで増加する。魔女が増えるほどやられにくくなるのはもちろん,攻撃力も高くなるので,ボス戦には7人揃った状態で挑みたいところである。
なお,画面下部に表示されている「ボーナス」は,クリアしたときにスコアが加算されるというもの。ターンが経過するたびに減っていくので,ハイスコアを狙うときは少ないターンでクリアを目指そう。
青い目や黄色い目で止めた回数もスコアに計上される。当然,青い目のほうが得点が高くなる |
序盤はルーレットの速度も遅いが,終盤になるとかなり速くなり,目押しが難しくなる。また,先に進むにつれて青い目が少なくなる |
なお,魔女が全滅しても,「リトライ」を選べばそのバトルからやり直せる。リトライするたびに最終スコアから得点が引かれるだけなので,地道に続ければいつかはクリアできるはずだ。
ビシッと目押しを決めて,魔法攻撃で一気に押し切ったときはかなりの快感だが,使う魔法がランダムなうえ,強いものと弱いものの差が激しいのが残念なところ。ちなみに,ラストバトルの難度は理不尽なまでに突出して高いので,挑戦する人は覚悟をしておこう。
ともあれ,古き良き時代のRPGを彷彿とさせる懐かしいグラフィックスや,目押しのシステムに興味を引かれた人は,ぜひ本作をダウンロードしてクリアを目指してほしい。
著者紹介:トリスター/目代将規
ゲームやアニメの書籍企画,編集,シナリオライティングや広告制作なども手がける編集プロダクション「トリスター」所属。スマートフォンならではのゲームや,一瞬で遊べてしまうゆるいゲームが大好物。好きなゲームのジャンルはRPGとアドベンチャー。“モンハン”好き。
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(C)Hiroki Ishimori