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ジバニャンやコマさんが「FFXIV」に登場。「妖怪ウォッチ」とのコラボや,パッチ3.3の情報が公開された「第29回FFXIVプロデューサーレターLIVE」をレポート
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印刷2016/04/30 21:30

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ジバニャンやコマさんが「FFXIV」に登場。「妖怪ウォッチ」とのコラボや,パッチ3.3の情報が公開された「第29回FFXIVプロデューサーレターLIVE」をレポート

画像集 No.001のサムネイル画像 / ジバニャンやコマさんが「FFXIV」に登場。「妖怪ウォッチ」とのコラボや,パッチ3.3の情報が公開された「第29回FFXIVプロデューサーレターLIVE」をレポート
 スクウェア・エニックスは,幕張メッセで開催されたニコニコ超会議2016の初日となった2016年4月29日に,MMORPG「ファイナルファンタジーXIV:蒼天のイシュガルド」PC / PS4 / PS3 / 以下,FFXIV)のブース「ファイナルファンタジーXIV 超F.A.T.E. in TOKYO マクハリ・ゴールドソーサー よしだ? 動き理解した? 確認するけど,ここ イフじゃないよね?」にて,の公式生放送「第29回FFXIVプロデューサーレターLIVE」(以下,PLL)を実施した。

 このPLLには,コアなFFXIVプレイヤーとしても知られるレベルファイブの代表取締役社長/CEOである日野晃博氏をゲストに,次期アップデートとなる「パッチ3.3」の内容や,「妖怪ウォッチ」とのコラボレーション情報などが公開された。本稿では,これら新情報が詰まったPLLの内容をレポートしていこう。

(左から)FFXIVプロデューサー兼ディレクター 吉田直樹氏,レベルファイブ 代表取締役社長/CEO 日野晃博氏,FFXIV コミュニティチーム 室内俊夫氏
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FFXIVブースは,蛮神への挑戦や,ほかのプレイヤーとのPvPが楽しめる「バトルチャレンジ」のほか,持ち込んだデニムにスプリガンやメテオをプリントする「メテオデニム・スプリガンデニム」といったフロアアクティビティ,そして,FFXIVが購入できる物販ブースなどが催され,ブースのどこへ行ってもファンが詰め寄せていた
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PLLの前のステージで催された「サウンドディレクターの○○○○」では,サウンドディレクターである祖堅正慶氏が,サントラ発売記念として行われたコンテンストの最優秀賞の発表や,楽曲のアレンジを実演
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パッチ3.3のタイトルは「REVENGE OF THE HORDE」に。
宝物庫アクアパレスやディープダンジョンなど新コンテンツも盛りだくさん


 PLLの冒頭では,パッチ3.3のタイトルが公開された。「REVENGE OF THE HORDE 最期の咆哮」と名付けられたこのパッチでは,パッチ3.0からスタートした竜詩戦争編が遂にクライマックスを迎えるという。

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 続いて具体的なパッチ3.3の内容について説明が行われた。
 まず,竜詩戦争のクライマックスを描いたメインクエストと,モーグリ族とドラゴン族の蛮族クエストが実装されるとのこと。イメージカットが公開された蛮族クエストは,モーグリ族がドラゴン族と人間族との間の橋渡しをするようなストーリーになっているようだ。

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 新たなサブストーリークエストとして,アニマウェポンストーリーやヒルディブランド 蒼天編も追加される。アニマウェポンは,好きなサブパラメータを調整できるようになる様子だ。

新しいヒルディブランドクエストのイメージカットも公開。ずいぶんと寒そうなところだが,なぜふたりはパンツ一枚なのか,謎は深まるばかり
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 次に新しいインスタンスダンジョンとして,天竜宮殿ソール・スカイと,黒渦伝説ハルブレーカー・アイル(Hard)がお披露目された。

 天竜宮殿ソール・スカイは,メインストーリーに絡むインスタンスダンジョン。空に浮かぶ宮殿というテーマになっており,吉田氏は「誰と戦うのか楽しみにしてほしい」と話した。
 黒渦伝説ハルブレーカー・アイル(Hard)は,海賊「霧髭」のアジトを接収し,訓練施設にしたのだという。その最初のテストケースとして,光の戦士達が選ばれたというバックストーリーだ。なお,今回のボスは,タコやイカではないらしい。
 新しい討滅戦の実装も予定されているが,現時点ではまだ名前を伏せなくてはならないらしい。次のPLLでは名前が公開できるかも,とのことだ。

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●天竜宮殿ソール・スカイ
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●黒渦伝説ハルブレーカー・アイル(Hard)
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 新たなアライアンスレイドダンジョン「禁忌都市マハ」も,名前とともにウォークスルー映像が公開された。なお,まだ曲が間に合ってないらしく,このときに流れた曲は「魔航船ヴォイドアーク」のものだった。

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●禁忌都市マハ
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 新しいコンテンツとして「宝物庫アクアポリス」「ディープダンジョン“死者の宮殿”」の実装が発表された。

 宝物庫アクアポリスは,以前のPLLなどで「トレハンダンジョン」として発表されていたものだ。アクアポリスは,G8の地図を開いたときに20%ほどの確率で発生するポータルから行くことができる。
 参加人数は最大で8人。ポータルの先にいる敵を殲滅すれば,アイテムが入手できる。ここで得られるのは主にギル換算しやすいアイテムとなっているが,素材系アイテムが手に入ることもあるらしい。
 このダンジョンは,いくつかの部屋がつながっているという構造だが,必ずしも先の部屋に行けるとは限らない。先に行けるかどうかは,運次第とのことだ。また,いわゆる「はぐれメタル」的なレアなお宝モンスターも出現するらしい。

ダンジョンの構造自体は単純なもので,サクサクプレイできるという。ただし,最期の部屋までたどり着くのは,かなりの運が必要とのこと
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 ディープダンジョンは,PAX East 2016で初公開された,最大4人でプレイできる自動生成ダンジョン。このダンジョンは,誰でもレベル1からのスタートとなり,また外界の装備品は本来の効果を発揮しないため,ダンジョン内にある「アンク(仮)」を使って,装備品を強化しながら進んでいくことになる。要するに,「不思議なダンジョン」シリーズをFFXIV向けにアレンジしたコンテンツといった感じだ。
 途中のフロアと最期のフロアにはボスがいて,クリアすると強化した装備品を外に持ち出せるという。コンテンツファインダーにも対応し,パッチ3.35で実装される予定だ。その先のパッチでフロアの拡張もされていくようで,そのときにはランキングも導入するという。

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 PvPコンテンツであるフロントラインにも新マップ「フィールド・オブ・グローリー」が追加。雪原を舞台にした寒そうなステージだ。

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 ハウジング関連のアップデートとして,新たに土地の追加や価格調整なども行われる。料金形態は統一され,詳細はゴールデンウィーク後に公開されるとのこと。新要素の植木鉢や花瓶は,種を蒔いて花を咲かせることができ,この花をアイテムとしてほかのプレイヤーにプレゼントしたり,素材として使用したりもできる。ただし,植木鉢をたくさん置いて交配させることはできないらしい。
 そのほかにも,ギャザラーやクラフター装備の更新や,前回のPLLで公開された「さいきょう装備コマンド」「HUDレイアウトの保存機能」「レイドファインダー」の実装も明らかになった。

 今回発表されたパッチ3.3で実装されるコンテンツ内容については,次回のPLLで実機を交えて紹介する予定とのことなので,期待しよう。

さいきょう装備コマンドはアイテムレベルのみを参照,HUDレイアウトの保存数は4つまでとなった。レイドファインダーは,細かい条件が設定できるとのこと
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 パッチ3.3の紹介を終えた後,日野氏から吉田氏へ要望や質問などを行うコーナーがスタートした。

 レイドファインダーの実装は嬉しく思うが,ワールドの垣根を越えたパーティ募集機能が欲しいと提案した日野氏。「僕だって欲しいです」と答えた吉田氏に日野氏は「プロデューサー兼ディレクターが『したい』と言ってできないことがあるんですか?」という厳しいツッコミを入れる。それに対して吉田氏は「分かりました,やります」と答え,実は見積もりも仕様も検討済みで,パッチ3.5で実装するとした。
 さらに,やるんだったワールドを越えてチャットもできるようにするともコメント。これは,メンバーが揃うまでに打ち合わせができるようにするためだという。日野氏は「これが実装されたら,(FFXIVは)革命的に変わる」と,これだけで今日の役目を果たしましたと満足そうだった。
 このほか,ゴールドソーサーやトリプルトライアドなどについても,ワールドを越えた対戦部屋みたいなものを製作しているとのこと。

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 次に賛否両論があるかもしれないと前置きした日野氏は,零式など最難関コンテンツをクリアしたときの達成感がもっと得られるようにしてほしいと要望を伝えた。
 吉田氏は,「気持ちは分かりますが,高難度コンテンツをクリアできる人は一握りしかいないのに,ここまでコストを懸けてどうするんだ,というフィードバックもあるんです」と説明。そして,もっと挑戦してもらえるように難度をもう一段抑えるか,もっとインセンティブを上げるかが悩ましいところだとしながら,僕らの挑戦でもあると吉田氏は答えた。
 同じ開発者だからか,日野氏もその悩みに理解を示しつつ,それならば零式は装備品のデザインを変えましょうと提案。吉田氏はそれができればやってますよ,と苦笑しながら応じた。

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 最後に,せっかくハウジングを充実させたのに,誰も来てくれなくて寂しい。「どうぶつの森」のように,ほかのプレイヤーの家に訪れたくなるようなコンテンツを追加できないかという要望を日野氏はぶつけた。
 同じような提案は開発チーム内からも出ているが,どこまで作ればいいのか悩んでいると吉田氏は答えた。有用性が高くなると行くことに義務感が生まれてしまうし,有用性が低いと誰も行かなくなってしまう。今のところその答えは見つかっていないが,ハウジングの課題のひとつであると,吉田氏は話しをまとめた。


FFXIVと妖怪ウォッチのコラボが実現!
妖怪のミニオンやマウント,コラボ装備がエオルゼアにやってくる


 レターライブ後半では,FFXIVと「妖怪ウォッチ」のコラボレーションが発表された。日野氏は吉田氏に「お互いにヒットコンテンツをやっているのだから,何か一緒にやりたいね」と常々話していたようで,吉田氏も「やるなら本気でやろう」と,このコラボが実現したのだという。
 さまざまなコンテンツとコラボやタイアップをしている「妖怪ウォッチ」だが,ゲームとのコラボはFFXIVが初とのこと。

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コラボの発端となったのは,福岡にて開催された2015年11月29日の「第18回FFXIVプロデューサーレターLIVE」。このPLLで日野氏は,コラボイラストとして詩学装備を着た「シガクニャン」などのイラストを持参した
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 最初に,コラボで登場する全13種類の妖怪のミニオンが映像で紹介された。登場するのは,妖怪ウォッチでも人気の妖怪ばかりだが,そのなかでも異彩を放つのが「じんめん犬」だ。アニメでじんめん犬が登場すると,子ども達がチャンネルを変えてしまうほどの嫌われっぷりなんだそうで,これについては吉田氏も,外した方がいいのではと提案したそうだ。
 周囲からも反対意見があったと話す日野氏は,じんめん犬はお話がブラックすぎたこともあってか苦情が多いが,お父さん達をはじめ一部には根強い人気があるのだと話した。日野氏は,妖怪の個性を語るうえでは外せないキャラだ,ということで残したのだという。
 そして,FFXIVなのに妖怪は13種類なのか。なぜ14じゃないのかという答えとして,この数は13のジョブに合わせていて,登場する妖怪をモチーフにした武器13種も同時に実装することが明かされた。

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ミニオンとして登場する妖怪達と,それをモチーフにした装備品を映像で公開。ミニオンは,レベルファイブからモデルデータをもらって,それをFFXIV向けに調整して完成したのだという。アニメーションのキーフレームも同じなので,見比べてみてほしいとのことだ。それぞれの画像は,「こちら」の速報で確認してほしい
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 じんめん犬がどのジョブに割り当てられるか,武器が発表されるたびに会場のファンは息を呑んだ。残った黒魔導師と召喚師のうち,黒魔道師が雪姫の杖であることが判明した瞬間,会場からは嘆きの声があがったのが印象的だった。最後にマウント「ウィスパー」が紹介され,お披露目が一段落した。

まるで遊園地の遊具のようなマウント「ウィスパー」。ララフェルは,しっくりしすぎている一方,ルガディンは身体が大きすぎなのかはみ出していて面白い
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 これらのコラボ装備のアイデアと命名は日野氏,デザインはレベルファイブで行ったという。最初にデザインを出したとき,吉田氏から「もっと妖怪を前面に押し出したデザインにしてほしい」とリテイクが出たそうだ。吉田氏は「すごくFFXIVに気を使っていただいたのか,FFXIVの世界観に寄せたデザインだったんです。でも,元(妖怪)が分からないとコラボの意味がないので,どの妖怪がモチーフになっているのか自慢できるような武器にしてほしかった」とその理由を明かした。

 そして完成したデザインを,FFXIV開発チームがモデリング。各武器は金属の反射感と,色彩調整,とくにFFXIVから若干浮いた感じにすると同時に馴染ませるという,相反する色合いの調整に力を注いだのだという。また,FFXIVには和風の朱色があまりなく,その再現にもこだわったと吉田氏は話した。

コラボ武器のデザインと,そのモデリング。実はブシニャンの武器「妖刀・猫丸/円陣・猫盾」の盾に描かれた顔イラストは,当初,兜の前立ての下にひさしが描かれてなかったという。これがないのはおかしいとFFXIV開発チームが問い合わせてみたところ,レベルファイブから描き忘れたという返答がきたそうだ。しかし,すでに描いておきました! とFFXIV開発チームが即答したというエピソードも語られた
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 コラボとは思えないかなり力の入った武器だが,気になるのが入手方法だ。
 導入として,なぜ妖怪達がエオルゼアにやってきたのか,というクエストがあるらしい。このクエストの過程で“とある出会い”があり,「妖怪ウォッチドリーム」を手に入れるとのこと。
 ちなみにこの妖怪ウォッチドリームは,7月16日に発売される「妖怪ウォッチ3」に登場する最新型だ。これを装備して“とあること”をすると「妖怪メダル」をドロップする。この妖怪メダルを集めてNPCのところに持っていくと,好きな妖怪ミニオンと交換できるようだ。

妖怪ウォッチドリーム
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 手に入れた妖怪のミニオンを連れて“あること”をすると,今度は「妖怪レジェンドメダル」が入手できる。これを溜めてNPCに持っていくと,好きな妖怪武器と交換できるらしい。ただ,1つめのコラボ武器は比較的簡単に手に入るものの,2つめ以降はかなり大変とのことだ。
 これについて日野氏は「自分がメインで遊んでいるジョブには愛着があると思います。そのジョブで使う武器は手に入れやすくしてますが,そうでないジョブの武器についてはかなり大変になるようお願いしました」と話した。なお,ミニオンは比較的簡単にコンプリートできるようで,すべて集めるとマウント「ウィスパー」がもらえるのだという。

 気になる妖怪ウォッチコラボの実施時期は,今夏ということだけ明かされた。吉田氏は,この夏,世界へ向けて発売される「妖怪ウォッチ3」に合わせたいと説明した。
 その妖怪ウォッチ3にも,コラボキャラとして「チョコボニャン」「モーグリニャン」という,FFXIVのキャラクターをモチーフにした妖怪が登場する。
 チョコボニャンは,チョコボにジバニャンが乗った妖怪で,チョコ肉ラッシュや,チョコボの足でひゃくれつキックといった必殺技を持っている。

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 モーグリニャンのデザインに関しては,どう描いてもモーグリかジバニャンのどちらかに寄ってしまうようで,デザインはかなり難航したとのこと。最終的にはモーグリっぽい方を選んだと日野氏はデザイン秘話を語った。
 必殺技は究極魔法アルティニャ。必殺技の説明文は発注書のままらしく,面白いから残そうということになったと吉田氏が明かし,映像を見ながら確かにそんな必殺技になったと笑っていた。

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チョコボニャンとモーグリニャンのドリームメダルもゲーム内に登場する。どちらも可愛らしいデザインだ
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 すべての発表を終えた後,5月1日が吉田氏の誕生日だということで,日野氏から吉田氏へプレゼントが手渡された。そのプレゼントとは,なんと吉田氏をモチーフにした妖怪メダル「よしP」。この日のために日野氏がリテイクを10回ほど出して,本物の妖怪メダルのデザイナーに作ってもらったという。
 そのプレゼントに吉田氏は感激。室内氏も,会場のイベントのすべてを管理しようとする吉田氏に伏せてこのサプライズを行うことが,どれほど大変だったかを力説した。

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世界でただひとつだけの「よしP」メダル。日野氏によると,10回というリテイク数は過去最大だという
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 その返礼というわけではないが,吉田氏から今回のイベントのサブタイトルの秘密が明かされた。「いろいろと物議を醸しましたが,実はこういうことでした」と,文節などの区切りの頭文字をつなげると「ようかい」となり,今回の妖怪ウォッチとのコラボを暗喩するアナグラムだったと説明し,新しいイベントロゴを公開した。
室内氏は「『ここ』と『イフじゃないよね』の間のスペースが不自然で,(空白が)どれぐらいまでならバレないだろう。バレらどうしよう」と気が気でない気持ちであったことを吐露した。
 新しいロゴには,過去のPLLで登場したシガクニャンも描かれており,吉田氏や日野氏はこれをコラボで使おうかどうか悩んだそうだが,コラボを実施するころにはもう詩学が分からない人も出てくるだろうと,泣く泣く見送ったのだという。

 最後に日野氏は,家族みんなで楽しんでもらえればとアピール。吉田氏も,最近は家族でプレイしている人も増えてきているようで,これを機会にFFXIVも妖怪ウォッチも楽しんで頂ければと思います,とPLLを締めくくった。


 イベントの後,吉田氏と日野氏への合同インタビューが行われたので,その模様もお伝えしよう。

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――突然,妖怪になった気分はどうでしたか。

吉田直樹氏(以下,吉田氏):
 本当にびっくりしました。まったく聞いてなかったので。スタッフのみんなは知っていたらしいんですけど。FFXIVのイベントで,僕に隠し事をするのは尋常な難度じゃないんです。

日野晃博氏(以下,日野氏):
 自分でイベントを仕切る吉田さんに気付かれず,あれをプログラムに入れ込むのはかなり大変でした。

吉田氏:
 本当にありがとうございます。ちょっとうるっとなりそうでやばかったです。

――1年前からFFXIVと妖怪ウォッチのコラボを計画していたとのことですが,最初からミニオンやコラボ武器といった内容は決まっていたのでしょうか。

吉田氏:
 正確には1年以上前になります。日野さんとお食事をしながら「どこまでやれるか」と話をしているときに,「ミニオンだけではつまらない。やるなら装備までやろう」ということになりました。装備だと武器だよね,とコラボ武器についてはこちらから提案しました。

日野氏:
 コラボをやりたいのは山々だったんですが,世界観が違いすぎるので,どこまでやれるかという問題は多かったです。でも,どちらも人気のコンテンツだからこそ,出せる面白さがあると思っています。

――今回の妖怪ウォッチのコラボは永久実装なのですか?

日野氏:
 装備品は永久実装です。

吉田氏:
 入手イベントはある程度の期間を区切っての実装となります。ただ,結構長い期間でコラボイベントを開催する予定です。需要があるようならば,再度開催ということもありえます。妖怪ウォッチはレベルファイブさんの大事なIPでもありますので,きちんと盛り上げられる期間をつくって実施し,お客様のフィードバックを見ながら日野さんと相談してやっていきたいと考えています。

――今回のコラボを見て,FFXIVを始めてくれる人が増えればとの話もありましたが,ゲームを始めてすぐのプレイヤーもコラボ武器やミニオンを入手できますか?

日野氏:
 ミニオンは始めたばかりの人でもすぐに取れると思います。コラボ武器はレベル60に……あ,いや分からないです(苦笑)。でも,1つ目のメインジョブは比較的楽に取れる一方で,2つめはかなり取りづらくなっています。自分の使っているジョブを誇りにしてもらうという用途に使ってほしいと,吉田さんにはお願いしていますので。

吉田氏:
 いま日野さんのお話にあったとおり,ミニオンは可愛いしすぐに連れて歩きたいというのと,子供さんにせがまれてFFXIVのフリートライアルで始めた人が,すぐに連れて歩けるということを考えてたうえでの入手難度にしてます。
 しかし,そこからコラボ武器となると,メインのジョブを育てていく過程で集まったメダルで交換,というイメージになると思います。ここは日野さんと議論をして,武器はそういうもだろう,という結論になりました。

――どうしても,2人が使っているジョブにいいものが割り当てられたような気が……。

日野氏:
 しょ,しょうがないですよね(苦笑)。

※日野氏はナイトを始めとしたタンクをメインでプレイしている

吉田氏:
 僕は均等に割り振ったつもりなんですよ。ふぶき姫のときは「ブリザガを使う黒魔道士で確定だよね」といった感じで決めていたので。

日野氏:
 でも確かに,タンクはちょっと恵まれてるかもしれませんね。ヒーラーもちょっと優遇かな。

吉田氏:
 これをきっかけにFFXIVを遊んでくださるお父さん方には,タンクかヒーラーを目指してほしいですね(笑)。

――このコラボは,世界で同時に開催されるのですか。

吉田氏:
 はい。グローバル版も同時に実施します。

――妖怪ウォッチ3にもコラボキャラクターが登場しますが,こちらはどういった形で入手できるのか教えてください。

日野氏:
 詳しいことは話せませんが,そこまで入手難度は難しくしないつもりです。普通にプレイしていれば,手に入ると思います。

――もしかしたら,妖怪ウォッチ3でチョコボを初めて知る子もいるかもしれませんね。

吉田氏:
 なんかこれ,妖怪ウォッチ3をパクってるけど大丈夫? なんてことがあり得るかもしれません。それでもいいから知っていってもらって,妖怪ウォッチもFFXIVも遊んでもらえるといいですね。

――ありがとうございました。

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