連載
強制スクロールなのにマイペースでOK。スマートフォン向けジャンプアクション「NinJaxx」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第614回
スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが,「じゃあ,どれが面白いの?」「そもそも,数が多すぎて好みのタイトルが探せない!」と思っている人も少なくないはず。 そんな問題を解決すべく,スタートした連載が「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで,スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして(ほぼ)毎日お届けする。
方向キーなどでの移動操作がいらない強制スクロール型のアクションゲームは,端末にボタンが少ないスマートフォン向けタイトルの人気ジャンルとなっている。だが,プレイヤーの都合を無視してゲームが進んでしまうため,プレイしていて少々腹立たしさを感じるときもあるのが玉に瑕だ。
本日の「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」で紹介する「NinJaxx」(iOS / Android)は,その欠点が見事に解消されているだけでなく,爽快感やしっかりとしたやり応えまで感じられるオススメの作品だ。
iOS版「NinJaxx」ダウンロードページ
Android版「NinJaxx」ダウンロードページ
ゲームの内容は,主人公である忍者を操作して,迫ってくる爆弾や画面の上下にあるトゲに接触しないように,強制スクロールのステージを進んでいくというもの。プレイヤーが行う操作は画面タップによるジャンプだけだが,忍者は空中であってもジャンプが可能なので,割と忙しい。
ステージに現れる爆弾は,真横から接触すれば忍者が自動的に刀で真っ二つに斬ってくれるが,この判定がなかなかシビア。ちょっとでも斜めから触れれば爆発し,即ゲームオーバーになってしまう。ゲームオーバーになるまでに,何個爆弾を斬れたかがスコアとなる仕組みだ。
一般的なランニングゲームとは違って,進んだ距離がスコアになるわけではなく,さらに制限時間やタイムボーナス,爆弾の連続処理コンボなども存在しないので,爆弾を無理して斬りに行く必要はない。ちょっとでも斬りにくいと感じたらスルーできるのが,実際プレイしてみると非常に楽でありがたいと感じた。
プレイを続けてジャンプの感覚をつかめば,連続して爆弾を斬るようなプレイも可能になるが,爆弾を20個斬るたびにスクロールのスピードが上がるため,一筋縄ではいかない。とくにスピードが変化した直後は操作感覚が狂わされるので,そこをうまくしのげるかどうかがハイスコアへのカギとなるだろう。
強制スクロールゲームには珍しく,自分のペースでプレイできる本作。プレイヤーのテクニックが上がればそれに応じて難度も増すというバランスの良い作りになっているので,ぜひ一度挑戦してみてほしい。
著者紹介:カイゼルちくわ
ゲーム攻略記事を中心に活動するフリーライター。ゲーセンに寝泊まりしたいくらいのシューティング&ガンシューティング好きだが,家に帰ればPCのFPSも遊びたがる。アクションゲームとかわいいキャラにも目がない。
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