連載
幻想的な光の世界で謎を解け。iOS向けパズルゲーム「God of Light」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第498回
スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが,「じゃあ,どれが面白いの?」「そもそも,数が多すぎて好みのタイトルが探せない!」と思っている人も少なくないはず。 そんな問題を解決すべく,スタートした連載が「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで,スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして(ほぼ)毎日お届けする。
光というのは,人に安心感を与える不思議な力がある。本日の「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」では,そんな光を題材としたユニークなパズルゲーム「God of Light」を紹介する。本作は,光を放つ不思議な生物「シャイニー」を操作し,設置された鏡の向きを変えながら,ゴールとなるオブジェクトを照らすことが目的だ。
「God of Light」ダウンロードページ(App Store)
本作は「エリア」と,その中に多数存在する「ステージ」によって構成されている。ステージをクリアすると次のステージが開放され,最後のステージをクリアすれば次のエリアが登場するというシステムだ。
ゲームは,タップ操作でシャイニーを起こすところから始まり,プレイヤーは,目覚めたシャイニーをスワイプすることで,360度好きな方向へ光を放てる。ステージ内のどこかには,必ず光が当たる鏡が設置されているので,まずはそれに当てられるよう光の方向を調整していこう。鏡に光を当てられたら,今度は鏡をタップし,次の鏡に当たるように角度を調整する………ということを繰り返し,最後にゴールとなるオブジェクトまで光を導けばクリアとなる。
鏡は,角度調整できないタイプもあるほか,左右や上下に動かせたり,光を二手に分かれさせたり,タップするたびに特定の箇所に移動したりするなど,さまざまな種類が登場する。
このほかにも,光を一定時間当てることでゲートが開放されるスイッチなどもあるので,しっかり頭を捻って考えなければクリアは難しいかもしれない。
また,右上にある「ホタル」をタップすることで,ヒントとして“正しい光の軌跡”を見ることができるので,どうしてもクリアできない場合は活用しよう。ただし,ホタルは回数に制限があるので無駄遣いは禁物だ。
なお,ステージ内のどこかにいるホタルに一定時間光を当てると,ホタルの使用回数を回復させられるので,ホタルがいないか常に探すクセをつけておくといいだろう。
ステージ内には「生命のクリスタル」が3つ存在しており,クリスタルに光を反射させた状態でクリアすると,その分だけ高評価を得られる。とはいえクリスタルに光を当てなくともゴールに光が当たっていればクリアとなるので,評価が気にならない人はスルーしてしまっても問題ない。
美しい世界観と良質なBGM,そして手軽ながらじっくりと遊べるゲーム性など,細かい部分までしっかりと作り上げている本作。有料ゲームなのでちょっと手を出しづらいかもしれないが,きっと価格以上の価値はあるので,パズル好きや幻想的なゲームが好きな人はぜひ一度プレイしてみてほしい。
著者紹介:トリスター/目代将規
ゲームやアニメの書籍企画,編集,シナリオライティングや広告制作なども手がける編集プロダクション「トリスター」所属。スマートフォンならではのゲームや,一瞬で遊べてしまうゆるいゲームが大好物。好きなゲームのジャンルはRPGとアドベンチャー。“モンハン”好き。
「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」記事一覧
- 関連タイトル:
God of Light
- この記事のURL:
(C)2013 Playmous Inc.