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すべてを同じ図形に。スマートフォン向けパズルゲーム「Division Cell」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第485回
スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが,「じゃあ,どれが面白いの?」「そもそも,数が多すぎて好みのタイトルが探せない!」と思っている人も少なくないはず。 そんな問題を解決すべく,スタートした連載が「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで,スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして(ほぼ)毎日お届けする。
統一感のある形は美しく,バラバラな物があればすべて同じようにしたいと思う人はきっといると思う。本日の「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」では,ちぐはぐな図形達を同じ形にしていく,スタイリッシュなパズルゲーム「Division Cell」(iPhone / Android)を紹介する。
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本作は,ステージをクリアすると次のステージが開放されていく形式のパズルゲーム。各ステージにはいくつかの図形が用意されており,丸いマークの付いた図形を操作して,すべてを同じ図形にすることでクリアとなる。
マークは白と黒の2種類。白いマーク付きの図形をタッチすると,そのマークと連動した「辺」がせり出して図形が拡大し,黒いマーク付きの図形をタッチすると,そのマークと連動した「辺」が引っ込み図形が縮小する。
また,マークは図形に1つだけとは限らず,複数の「辺」にマークが付いていることもある。その場合,図形をタッチするとすべての「辺」が拡大/縮小する。
さらに,各ステージでは縦,横の両方で,ステージ全体の辺の長さが決まっており,常に全図形の辺の長さの合計が同じになるようになっている。つまり,1つの図形を伸縮させれば,必ずほかの図形もそれに合わせて伸縮する。ルールが少し複雑なので,ゲームのイメージがいまいち沸かないという人は,以下のムービーを確認してほしい。
また,本作には時間や手数の制限はないものの,既定の手数/時間以内でクリアできれば,ボーナスとして星型のアイテムを獲得できる。
最初は時間や手数を気にせずじっくり考えてクリアし,次からはボーナスを狙って高速クリアを目指す,1つのステージで2度楽しめるのも本作の魅力。基本となるパズルモードのステージ数が140,これが2周以上楽しめると考えれば,相当なボリュームの作品だろう。
ちぐはぐな図形を,すべて同じ物にできたスッキリ感が病み付きになる本作。後半のステージはかなりの難度で,パズルが好きな人でも苦戦を強いられるかもしれない。かといって,初心者お断りというわけではなく,直感で楽しめる作りとなっているので,たっぷり遊べるパズルゲームを探している人には,ぜひ遊んでほしい作品だ。
著者紹介:カイゼルちくわ
ゲーム攻略記事を中心に活動するフリーライター。ゲーセンに寝泊まりしたいくらいのシューティング&ガンシューティング好きだが,家に帰ればPCのFPSも遊びたがる。アクションゲームとかわいいキャラにも目がない。
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