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新クラスの実装が発表された「ロードス島戦記オンライン」メディアカンファレンスをレポート。4月20日のアップデートではレベルキャップ開放も
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このカンファレンスでは,2月16日にオープンサービスが始まってから約2か月が経過した本作の現状や,4月20日に行われるアップデート「Expansion」の詳細,さらにその先のロードマップなどについての発表が行われた。レベルキャップ開放や新クラスの実装など,プレイヤーにとっては興味ある内容が盛りだくさんだった,カンファレンスのレポートをお届けしよう。
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圧倒的な人気を誇るプリースト
その秘密は職業技能「死人返し」?
合田氏は,現在のロードス島戦記オンラインの状況について,データの一部を公開しつつ説明を行った。
最初に公開されたのは,キャラクターレベルの分布図(レベル20以降)。それによると,レベル上限であるレベル35のキャラクターがもっとも多いことが分かる。この図を見ていると山あり谷ありといった感じだが,レベル35を除いた「山」の部分は,いわゆるレベル上げの「壁」になっている部分になるようだ。
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次に公開されたのは,1次クラスを対象にしたクラス分布図で,プリーストが圧倒的に多いのが一目瞭然だ。この現象について合田氏は「パーティプレイにおいて必須だということもあるが,職業技能の“死人返し(※)”を修得するために,こぞってプリーストが作られたのだろう」と説明した。一方,ウォーロックやシーフは人気が無かったため数は少ないが,現在ではその必要性が見直されてきたこともあり,少しずつ伸びてきているという。
※攻撃時,不死系モンスターを8%の確率で破壊。もしくはLPに比例した大ダメージを与える。迷宮で大活躍のスキル
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ただ,死人返しを修得するにはプリーストのレベルを20にするだけでなく,モンクのレベルを30まで上げなくてはならない。合田氏の説明の通りなら,モンクの数がもっと多くなるはずだが,プリーストの数には遠く及ばない。もちろん,先にプリーストのレベルを上げてから,モンクを育て始めている段階なのかもしれないが,個人的にはキャラクター育成のために2アカウントめで回復・支援追随用にプリーストが作成されたり,レイドボス出現場所をチェックするため(※)に作成されたりした結果,このようなグラフになったのではないかと推測している。
※パーティメンバー全員を自分の居場所に呼び寄せるスキルを持つので,ボスの出現待ち/監視に利用する
ワールド別狩り場ランキングは,後発サーバーであるマーファやラーダは,ファリスやマイリーに比べて,少し低いレベル帯の狩り場がランキングに入っているのが特徴だ。とはいえ,全体のキャラクターレベルが上がってくれば,ファリスやマイリーと同じようなランキングになっていくだろう。
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3月23日に実装された「戦場」については,プレイヤーから数多くの意見が届いているとのことで,そのなかでも要望の多いものが公開された。これらについては,すべての改善をすぐにはできないが,共同開発しているL&K Logic Koreaと協議のうえで,可能な限り形にしていきたいと合田氏は話した。仕様的に簡単に対応できないものや,規模が大きくなってしまいそうなものについては,しばらく時間がほしいとのことだ。
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4月20日のアップデートではレベルキャップが開放
レベル40までの育成が可能に
続いて,今後のアップデートスケジュールについての情報が公開された。
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アップデート「Expansion」は4月20日に実施される予定で,レベルキャップが現在のレベル35からレベル40まで開放されるほか,迷宮のリニューアルが行われる。
迷宮のリニューアルについては,現在の四角い形状のダンジョンから,よりダンジョンらしいフィールドになるという。そのほかに迷宮に出現するボスモンスターもリニューアルされ,ちょっとしたギミックを持つ攻撃を仕掛けてくるらしい。これまでのロードス島戦記オンラインの戦闘は,やや単調な操作だったが,一筋縄ではいかないボスの出現で緊張感のあるプレイが楽しめそうだ。
新コンテンツの「酒場NPCコレクション」(正式名称:コレクション)は,各村や町の酒場から行ける「木漏れ日の庭」に,ここまでプレイを積み重ねて信頼を深めたNPCを招けるというもの。その詳細は明かされなかったが,そこで何が起こるのか楽しみだ。
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第2四半期のロードマップが明らかに
夏には待望の新クラスの実装も
さらに,4月20日のアップデートに加えて,第2四半期のロードマップも明らかにされた。
まず5月には,ギルドvs.ギルドによるPvPコンテンツ「ギルド戦」と,ギルド機能の拡張が予定されているとのこと。
そして6月には,さらなるレベルキャップの開放が行われる。新たなレベルキャップはまだ明かせないと話していたが,おそらく5刻みなのではないだろうか。このアップデートでは,レベル40〜45付近の狩り場も同時実装される予定だという。
その後の予定は「今夏」としか明かされなかったが,大型コラボと,新クラスの実装が予定されている。大型コラボの対象は,ここ最近でアニメ化されたようなタイトルではなく,ロードス島戦記と違和感の少ないタイトルになるそうだ。また,新クラスについては,ロードス島戦記ファンやソードワールドファンにとって「待望のクラス(と種族)」とのことなので,こちらにも期待したい。
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それ以外には,原作小説第2巻「ロードス島戦記2 炎の魔神」の実装について触れられた。協議を進めているものの,ライデンの街や砂漠のフィールドなど追加するコンテンツやマップのボリュームが大きいこともあり,いつ実装するかはまだ明言できないという。
また個人的にちょっと気になっているレイドボスの仕様と,その変更については,旧仕様のままだと参加できる人とできない人との装備の格差が大きく開いてしまうことや,キャラクターが一定範囲に集中することによるラグが多発したことなどから,出現周期などの変更に踏み切ったと説明した。
合田氏は,旧仕様でのレイドボス討伐で格差が大きくなってしまったことは認識しているとのことで,それを改善できるような施策を検討していると答えてくれた。
なお,今回発表されたロードマップの詳細については,5月3日に開催されるオフラインイベント「Pmang感謝祭」のステージイベントで公開されるという。気になるファンは,ぜひPmang感謝祭に参加しよう。
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「ロードス島戦記オンライン」公式サイト
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