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Microsoft,同社初の液晶一体型デスクトップPCやWindows 10の次期大型アップデート計画を発表。Windows 10にゲーム実況機能を搭載
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印刷2016/10/27 12:21

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Microsoft,同社初の液晶一体型デスクトップPCやWindows 10の次期大型アップデート計画を発表。Windows 10にゲーム実況機能を搭載

Surface
 北米時間2016年10月26日,Microsoftは,米国ニューヨークで開催したWindows 10に関するイベントで,同社製としては初のデスクトップPC「Surface Studio」やWindows 10の次期大型アップデートといった新情報を発表した。ゲーマーに直接関係のある話題はWindows 10のアップデートに含まれる予定のゲーム実況機能や,Xbox Oneのアップデート情報程度であったが,概要を簡単にまとめてみよう。


クリエイター向けのディスプレイ一体型PC

Surface Studio


Surface Studio
Surface
 Surface Studioは,28インチサイズで解像度4500×3000ドット,アスペクト比3:2という「PixelSense」液晶ディスプレイを搭載するタッチパネルディスプレイ一体型デスクトップPCである。基本的にはクリエイター向けの製品で,水平近くまで傾けることが可能なペン入力対応ディスプレイを使った,コンテンツ制作用途での利用を訴求したものだ。

スタンドのように見える部分がPCとしての本体にあたる(左)。ディスプレイ部分は右写真のように,水平面から20度まで大きく傾けることが可能。ディスプレイ部分の厚みは12.5mmと薄い
Surface Surface

Surface Studioの使用シーンをイメージした写真。デジタルシネマ向け色空間規格である「DCI-P3」のカバー率99%を謳っているのに加えて,PC用ディスプレイで一般的な「sRGB」での表示へ簡単に切り替える機能もあるという
Surface

 CPUにはSkylake世代のノートPC向け4コア製品を,GPUにはMaxwell世代のノートPC向けGeForce GTX 900シリーズを採用しているので,ゲーム用途に使えないこともない()。
 北米では,2016年12月15日発売の予定で,価格は2999ドル(税別)から。かなり高価な製品となっているので,相当に人を選ぶものとなりそうだ。

表 Surface Studioのラインナップ
CPU GPU メインメモリ容量 グラフィックス
メモリ容量
ストレージ
Core i7-6820HQ GeForce GTX 980M 32GB 4GB 64GB SSD+1TB HDD
Core i7-6820HQ GeForce GTX 965M 16GB 2GB 128GB SSD+1TB HDD
Core i5-6440HQ GeForce GTX 965M 8GB 2GB 128GB SSD+2TB HDD


Surface BookにGPU強化の新モデル登場


 キーボードドック部分と液晶ディスプレイ部分が分離可能な2-in-1 ノートPC「Surface Book」に,グラフィックス性能を強化した新製品が登場した。北米では2016年11月10日に発売の予定だ。
従来モデルは,キーボードドック側に「GeForce 8G」と称する,「GeForce 940M」ベースのGPUを内蔵していたが,新しい性能強化モデルでは,GPUとして「GeForce GTX 965M」を採用したのが特徴で,これによってグラフィックス性能は2倍になったとMicrosoftはアピールしている。


Surface Book。見た目は新モデルでも変わっていない
Surface

 単体のタブレットPCとしても動作するディスプレイ側には,CPUとしてSkylake世代のCore i7を搭載。メインメモリ容量は8GBまたは16GB,内蔵ストレージ容量は256GB,512GB,1TBとなっている。価格は,メインメモリ容量8GB,ストレージ容量256GBのモデルで2399ドル(税別)だ。


2017年春のWindows 10大型アップデートは「Creators Update」


 イベントでは,Windows 10のアップデートプランも説明された。2017年春に予定されている次期大型アップデートは,「Creators Update」と呼ばれており,Windows 10ユーザーに無償で提供される予定だ。

 Creators Updateでは,とくに3Dモデルを扱う機能が多数盛り込まれるという。たとえば,Windows標準のペイントソフト「Paint」が,3Dモデルの作成が可能な「Paint 3D」となったり,スマートフォンのカメラを使って3Dモデルデータを作成し,Windows側で利用できるようになったりといった機能が追加される予定だ。

 また,仮想現実(以下,VR)や拡張現実(Augmented Reality,以下 AR)向け技術「Windows Holographic」に対応するVRヘッドマウントディスプレイを,AcerやASUSTeK Computer,Dell,HP,Lenovoが開発しており,2017年春には,最も安価な製品が299ドル(税別)で登場すると予告している。

来春登場予定のWindows Holographic対応VR HMDのイメージ
Surface

 ゲーマー向けの機能としては,ゲーム映像配信サービス「Beam」(関連リンク)と連携したゲーム実況配信機能が,Windows 10に実装される予定だ。
 ただ,現状のBeamは,日本のゲーマーが多く利用するサービスではないので,Windows 10が標準対応したとしても,頻繁に利用されるようになるのかどうかは,なんとも言い難い。Beam以外のサービス――TwitchやYouTube,ニコニコ生放送など――への対応も期待したいところである。

ゲーム録画だけでなく,ゲーム実況配信をWindows 10自体がサポートするようになる
Surface

「Forza Horizon 3」を使ったゲーム実況配信のデモ。ゲーム画面上に小さなウインドウで,配信映像のプレビューとチャットコメントを表示している
Surface

 そのほかにも,Xbox Live上でユーザーが独自のゲームトーナメントを開催する機能が開発中で,Windows 10とXbox Oneに提供する予定であるという。トーナメントに使用するゲームのプレイモードや勝敗の決定方法をユーザーが選択できる機能を備えているので,おそらくはゲーム側の対応も必要になるのではないだろうか。

Windows 10の「Xbox」アプリ上で,カスタムトーナメントを作成している様子。ゲームタイトルを選択し,対戦モードや勝敗の決め方,開催日時などを設定できるようだ
Surface

MicrosoftのWindows 10イベント特設ページ(英語)


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