中身の入ったたこ焼きを当てろ！　iOS向け瞬間記憶ゲーム「夏祭り！たこ焼きの名人」を紹介する「（ほぼ）日刊スマホゲーム通信」第353回

スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが，「じゃあ，どれが面白いの？」「そもそも，数が多すぎて好みのタイトルが探せない！」と思っている人も少なくないはず。　そんな問題を解決すべく，スタートした連載が「（ほぼ）日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで，スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして（ほぼ）毎日お届けする。

　老若男女問わず人気の粉モノ「たこ焼き」。読者の中にも，「たこ焼き大好き！」という人は多いだろう。本日の「（ほぼ）日刊スマホゲーム通信」で紹介するのは，そんなたこ焼きにスポットを当てた瞬間記憶型のゲームだ。

本作のダウンロードは無料。ルールは非常にシンプルなので，誰でも楽しめる

「夏祭り！たこ焼きの名人」ダウンロードページ

　ゲームを始めると，屋台でよく見るたこ焼き用の鉄板に並んだ12個のたこ焼きが画面に表示され，その中身が一瞬だけ透けて，具である“たこ”が入っているか否かが確認できる。その一瞬を利用して記憶し，具入りのものを当てていくというのが本作のルールだ。
　中身を確認したら，あとは具の入っているたこ焼きをタップ。具の入っているすべてのたこ焼きをタップできれば，次のラウンドに進む。これを何度も繰り返し，合計で何個の具入りたこ焼きを当てられるかに挑戦するのだ。

中身が透けるのは本当に一瞬。よそ見は厳禁だ

　画面上部にはライフであるハートが5つ並んでおり，ミスタッチ（具無しのたこ焼きをタップ）すると1つ減少。ハートがなくなるとゲームオーバーになり，リザルト画面に移る。
　ゲーム序盤では，具入りのたこ焼きが3〜4個ほどしか現れないため，記憶するのは意外と簡単だ。しかし，中盤以降はその数が増え，最終的には6〜7個もの具入りたこ焼きが登場。ただでさえ一瞬しか確認できないのに，たくさんのたこ焼きを確認しなければならないので，かなり集中力が要求される。

見事中身入りをすべてタップできれば，その数だけスコアに加算。つまり，具入りたこ焼きが増えるゲーム後半ほど，スコアは伸びやすいというわけだ

　なお，中身が透ける順番は不規則で，一列ずつ，半分ずつ，反時計回りにひとつずつなど，多彩なパターンが存在する。苦手なパターンが続くと一気にライフを減らしてしまいがちなので，何度も繰り返しプレイして慣れていきたいところ。たこ焼きをひとつひとつ目で追うよりも，全体を俯瞰的に観察し，12個のたこ焼きを1枚の絵として覚えるのがハイスコアの秘訣だ。
　ゲームを続けていると，ときおりたこではなく「ハート」の入ったハート焼き（？）が登場する。これはライフ回復のお役立ちアイテムで，そのラウンドで具入りたこ焼きをすべて当てられれば，減ったライフが一気に全回復するというもの。ピンチのときには非常にありがたい存在だが，当然タップをミスするとハートの効果は発揮されないので，より慎重に記憶していきたいところだ。

ハートはピンチのときの心強い存在。何としてでもすべての中身入りを当てていこう

　最初は法則が分からず悪戦苦闘するかもしれないが，慣れればかなり当てられるようになるはず。珍しくこの手のゲームにありがちな“ゲームが進むほど難度が永遠に上昇”という仕組みがなく，一定の難度（具入りたこ焼きが6〜7個）までいくと，それ以上は難しくならない。得意な人ならばそれこそずっと遊べてしまう作りとなっているので，記憶力に自信がある人にはぜひオススメしたい作品だ。
　……あぁ，とりあえずたこ焼き食べたい。

著者紹介：トリスター/目代将規
　ゲームやアニメの書籍企画，編集，シナリオライティングや広告制作なども手がける編集プロダクション「トリスター」所属。スマートフォンならではのゲームや，一瞬で遊べてしまうゆるいゲームが大好物。好きなゲームのジャンルはRPGとアドベンチャー。“モンハン”好き。

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