Games Workshopのボードゲームをライセンスした「Chainsaw Warrior」の制作が発表に

　イギリスのブリストル市を拠点にするインディスタジオAuroch Digitalが，新作「Chainsaw Warrior」の制作を発表した。同作は今夏中にもモバイルプラットフォームでリリースされ，その後PCやMac向けにもリリースされる予定とのこと。

　Chainsaw Warriorは，「Warhammer」などで知られるGames Workshopが1987年にリリースしたボードゲームをベースにしたタイトルだ。モンスターであふれかえるニューヨークを舞台に，チェーンソーを手にしたアンドロイド兵士の主人公が，闇の力を操る敵のボスを倒すために戦うという内容である。
　ボードゲーム版は，「ニューヨークが時空の歪みによって滅亡してしまう」という設定のソロプレイ専用ゲームで，制限時間のあるユニークなルールが特徴だが，本作においても「60分間」という制限時間が設けられるようだ。

　現時点ではイメージ画が公開されているだけで，ジャンルなどについては明言されていないものの，Auroch DigitalのTomas Rawlings氏の個人ブログに「もし1980年代にFPSというジャンルがあれば，Chainsaw Warriorのようなゲームがヒットしていたはず」というような書き込みがあるので，一人称視点もしくは三人称視点によるアクションゲームになるのかもしれない。

　モバイル版とPC/Mac版の内容が大きく異なる可能性もあるが，「チェーンソーで無数のモンスターと戦う」というコンセプトは，多くのゲーマーの興味をひきそうだ。今後の情報公開を楽しみにしたいタイトルである。

「Chainsaw Warrior」公式サイト