めざせこんがりキツネ色。スマートフォン向け揚げ物ゲーム「ホームメイドコロッケ」を紹介する「（ほぼ）日刊スマホゲーム通信」第211回

スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが，「じゃあ，どれが面白いの？」「そもそも，数が多すぎて好みのタイトルが探せない！」と思っている人も少なくないはず。　そんな問題を解決すべく，スタートした連載が「（ほぼ）日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで，スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして（ほぼ）毎日お届けする。

　本日の「（ほぼ）日刊スマホゲーム通信」ではスマートフォン向けゲーム「ホームメイドコロッケ」（iOS / Android）を紹介しよう。本作は，揚げ物をいかにうまく調理できるかを競う，ユニークな作品となっている。早く引き上げても駄目，焦がすのは論外。ハイスコアを目指し，最高の揚げ物を作るテクニックを存分に磨いてほしい。

本作は無料でプレイ可能。マスコットキャラクターはホームメイドだけに（？）メイドさんだ

「ホームメイドコロッケ」ダウンロードページ（App Store）

「ホームメイドコロッケ」ダウンロードページ（Google Play）

　タイトル画面で「スタート」を押すと，まず4つの食材「ポテト」「エビフライ」「ドーナッツ」「カニクリーム」が表示されるので，お好みの食材を選ぼう。なお，どの食材を選んでもポイントに影響することはない。

　食材を選んだら，次に油温を設定する。鍋の左に温度のゲージが出現するので，タイミングを合わせてタッチで止めよう。温度が高いと揚げ具合の見極めが難しくなるので，はじめは低い温度で練習することをオススメしたい。

　油温の設定が終わるといよいよ本番。鍋の上に選んだ食材が表示されるので，鍋に向かってスワイプして落とす。油に入った食材は時間の経過でだんだんと色が変わってくるので，ベストなタイミングで鍋の中から外に向かってスワイプしよう。
　どのタイミングで鍋から出すのが最適なのかは，揚げ物の色で見極める必要があるため，何度かプレイして覚えるといい。この操作を6個分行い，その揚がり具合と油の温度で最終スコアが決まるシステムだ。

結果画面でどの揚げ具合が何点だったか確認できる。ここで調理のコツを覚えていこう。ちなみに右の写真は，大惨事になってしまったときのもの……スコアも大マイナスである

　本作に登場する食材のサイズは，そのときによってまちまち。そのため，鍋に投入してからベストな揚がり具合に仕上がるまでの時間も毎回異なるのだ。まさに職人の如く食材と向き合わなければ，高スコアは望めない。なお，このスコアで全国の“揚ゲーマー”達との対決が可能となっている。熱々の勝負を繰り広げよう。


　見た目こそ地味だが，焦がさずに最高の状態へ調理するためには，かなりの集中力が必要となる本作。揚げるときには食欲を刺激する「じゅわぁぁ」というリアルな音がするので，深夜でのプレイは注意が必要だ。
　著者はなかなか均一に揚げられず，一心不乱に鍋と向き合った結果，揚げ物に対する愛が深まった気がする。揚げ物が大好きな方はぜひ本作を手にとってみてほしい。欲を言えば「唐揚げ」や「とんかつ」も揚げてみたかったかな。

著者紹介：トリスター＆オクムラワタル
平成生まれのゲーム野郎。ファミコンとともに幼年期を過ごし，ゲームによって育てられた存在。ジャンルを問わずゲームを愛しており，FPSから恋愛シミューレーションまでなんでもいじる。ちなみに説明書は読まない派である。

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