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  • 発売日:2013/01/24
  • 価格:サービス終了
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オンライン釣りゲーム「Fish Hunt 世界を釣れ!」を先行体験。気楽に釣りの面白さと緊張感が味わえる
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印刷2013/01/17 14:37

プレイレポート

オンライン釣りゲーム「Fish Hunt 世界を釣れ!」を先行体験。気楽に釣りの面白さと緊張感が味わえる

画像集#027のサムネイル/オンライン釣りゲーム「Fish Hunt 世界を釣れ!」を先行体験。気楽に釣りの面白さと緊張感が味わえる
 ゲームオンが本日(2013年1月17日)オープンサービス(オープンβテスト)を開始するオンラインゲーム「Fish Hunt 世界を釣れ!」は,世界中の釣りスポットを行き来し,500種類以上存在する魚を釣れるというPC向けのゲームだ。

 今回は,サービス開始直前のバージョンを先行でプレイする機会を得たので,2012年12月に行われたクローズドβテストの印象と合わせて,本作の概要やプレイフィールをお伝えしよう。ちなみに筆者は,普段オンラインゲームはあまりプレイしないが,趣味で現実の釣りをたしなむということで,今回,白羽の矢が立った次第だ。

 まずはゲームの基本部分を説明しよう。最初にプレイヤーが行うのはキャラクター作りとなり,性別や顔,髪型などを選択する。ここで作成したキャラクターが,釣り場に降り立ち,岸辺はもちろんボート・船を使って自由に移動しながら釣りができるという仕組みだ。

キャラクターは,男女2人ずつから選び,髪型や肌の色などは自由に決められる。衣装は服色を変えられるだけで,着替えはゲーム中のショップで行うことになる
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 基本的には,釣り場に広がる水面に糸をたれ,魚を釣ることで経験値が増えて成長し,釣った魚を納品することで,タックル(道具)や衣装アイテムなどを購入するお金を得られるという流れになっている。RPGで例えると,釣り場がフィールド,釣り道具が武器や防具,魚がモンスターといったところだろう。魚を釣ってプレイヤーキャラクターのレベルが上がれば,大物を釣るための力が備わったり,高級な道具を装備できるようになったり,新しい釣り場へと行けるようになったりするのだ。

ゲームスタート後は,各国の釣りの拠点から始まり,ここから釣り場へと移動していく。Fish Hunt協会からのクエスト依頼もこちらで受けられる
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釣りの知識はそれほど必要なし。気軽に挑戦しよう


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プレイヤーが最初に行く釣り場は日本の隅田川だ。スカイツリーやあの特徴的なビルが見える,吾妻橋の周辺のイメージだろうか
 さて,次に紹介するのはゲームのキモとなる釣り要素の部分だ。本作はエサ釣りのみとなっており,後のアップデートでルアー釣りにも対応する予定があるとのこと。

 釣りのタックル(道具)は実際の釣りほど細かく設定する必要はなく,専門的な知識もいらない。ロッド(釣り竿),リール(釣り糸を巻き取る道具),ライン(釣り糸)をレベルに応じて変更,画面の説明文を参考に釣りたい魚にあったエサを選んで装備するといった程度だ。ゲーム開始直後は細かいことは気にかけず,支給されたものを持って釣りに出かけよう。

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釣った魚は納品して換金してもいいし,エサの素材としてもいい。クーラーボックスの容量は限られているので,ある程度の数を釣ったら処理をして数を減らしておこう
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釣った魚は図鑑に記録されていく。魚のデータが閲覧できるほか,釣果における報酬などももらえることがある

 釣り場では陸上での釣りと,ボートを利用した水上での釣りが可能だ。ボートはレベルが上がればショップで購入できるが,その説明は後述するとして,まずは陸からの釣りを紹介する。自分のキャラクターはキーボードで操作(W/A/S/D)するか,マップ上でマウスを左クリックした場所へと移動し,水辺に立てば釣りを始められる。キャスティング(釣り竿を振って針を目的のポイントに飛ばすこと)ができる水上にカーソルを合わせると,アイコンがルアーの形になるので,そこで左クリックをするとキャラクターが釣りの姿勢に入る。左ボタンを押したままマウスを手前に引き,前に押し出すとともに左ボタンを放すと,エサをポイントに飛ばせるできる。タイミングによって飛距離が変わるが,さほどシビアではないので,慣れれば誰でも遠くまで針を飛ばせるようになるだろう。

釣りのタックルやエサ,アイテムや衣装はショップで購入可能だ。衣装には「アバターアイテム」と「衣服」があり,前者は見た目だけが変わり,後者は見た目だけでなくパラメータなどに影響する。つまり,釣りらしくない格好で楽しむこともできるのだ
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 キャストした後は何もせずに魚のアタリを待つことになる。アタリがあると,キャラクターの頭上に「!」マークが出て,画面にウキが表示された「アワセ」の画面に切り替わる。ウキが潜ったところで左ボタンを押したままマウスを動かせば,アワセが成功し魚がヒットするのだ。ウキの動きには5段階があり,最高の「PERFECT」に近いほど,ヒットした魚のHPを最初の段階で大きく削れるという仕組みだ。


マウス操作で魚とファイト!


 ヒットした魚とのファイトは,マウスの2つのボタンでラインのテンション(釣り糸の張り具合)を調節しながらやりとりをする。魚にはHPが設定されており,ある程度減らして近くに引き寄せたのちにランディング(取り込み)するのだ。

 左ボタンをクリックすることでリールを巻いて魚のHP(体力)を削っていくのだが,画面下に表示されているラインのテンションを表すゲージを見ながらファイトする必要がある。テンションが高いほど魚のHPを多く減らせるが,そのぶんラインブレイク(糸が切れる)しやすくなってしまう。逆にテンションが低いとラインブレイクしにくいが,魚の体力を減らしにくくなるのだ。

プレイヤーの頭に「!」マークが出たら,アワセのチャンス。ウキの動きを見てマウスを動かしてあわせよう
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 ファイト中にマウスを右クリックするとラインを出すこともできるので,ゲージを見ながら左右のボタンをクリックしてラインテンションを調整。魚の動きに合わせてマウスを動かしてロッドの角度を変えて,HPを削っていくのだ。

 また,魚とのファイト中,魚が左右どちらかに移動したときにその方向と逆(画面に矢印が出た方向)にマウスを動かすと,「カウンター」となり,魚のHPを大きく削れ,ラインテンションを一気に下げられる。これはファイト中は常に狙っていきたいアクションだ。

HPが減った魚を「LANDING」のところまで寄せれば魚をゲットすることができる。大物やレアな魚を釣ったときは,魚が画面に大きく映し出される
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 自分のキャラクターレベルが低いうちは,魚のHPを削りにくいため,長時間のファイトが多くなる。ファイトに時間がかかるほど,プレイヤーのHPが少しずつ減り,これがゼロになると魚のHPをほとんど削れなくなってしまう。ラインテンションを見ながらリールを巻くだけではなく,カウンターや互いのHPも意識しつつのファイトは,実際に魚がかかった時の緊張感と,ゲーム的な遊びがうまく融合しており,思っていた以上に楽しめた。また魚は,ランディングするまで何がかかっているのかは分からないので,なにが釣れたかというドキドキ感も味わえるだろう。

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マウスを引いてから押し,左ボタンから指を放すタイミングでキャスティングの距離が決まる。遠くまで飛ばせば,そのぶん遠くのポイントが狙えるのだ
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水面にはライズ(魚が水面にいる動き)が見えたり,水面下に魚影が見える場所も。うまくその場所にラインを置いておくと,魚の反応を示すアイコンが出て,アイコンが出ていないときとは違った魚が釣れることがある

 こうして苦労して釣りあげても,プレイヤーキャラクターのレベルが低いうちは,メダカやドジョウなど,わずか数センチの魚だったなんてことも多い。いきなり大物を釣ってしまう可能性がある現実の釣りとはちょっと異なるが,RPGと考えれば納得はいくだろう。最初の装備とレベルでいきなりボス(強敵)と戦って勝ってしまうなんていうことは,RPGとしては基本的にありえないわけで,こういった部分に関しては,ゲームとして割り切りが必要かもしれない。

 プレイヤーキャラクターは,魚を釣ることで経験値を得てレベルアップし,魚は手持ちのクーラーボックスに保存しておける。この魚は釣り場にある納品ボックスに入れれば換金できるほか,自前の「アクアリウム」に入れれば飼って眺めることも可能だ。さらにこの魚を,新たな魚を釣るためのエサに加工することもできる。当然ながらエサは消耗品であり,ショップで買えるエサの種類は限られていてお金もかかるため,魚の加工は手軽にエサを入手する手段として優れている。

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リールを巻くことで魚のHPを削っていく。上にある太いゲージが魚のHP,その下にあるのが魚との距離を表している
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カウンターを決めると,魚のHPを一気に削りラインテンションも下がる。ファイト中は常にカウンターを意識しておきたい


世界の名所で釣りまくろう


 本作で登場する釣り場は,実在する川や湖,海域,さらには遺跡までと多種多様で,国別の拠点から行ける。日本国内の釣り場は,隅田川,河口湖,琵琶湖,式根島で,背景のグラフィックスもそれらしく作られているのが嬉しい。筆者は隅田川や河口湖では実際に釣りをしたことがあり,それっぽい背景を見たときは「ああ,あの辺りかな」なんて思いながらニヤニヤしてしまった。

 釣れる魚は釣り場によって違うが,同じ釣り場でもポイントによっては異なる魚が釣れることもある。陸上から釣れる場所は限られているが,レベルが上がってボートを手に入れれば,釣りができる範囲が大きく広がり,新たな魚を探すこともできるだろう。

 残念ながら筆者は遭遇できなかったが,釣るポイントやエサなどによって,ボス的な大物がかかることもあるとこのことで,その釣り場の最終目標として狙ってみるのも面白そうだ。もちろん道具が安かったり,プレイヤーのレベルが低いと,釣り上げるのはほぼ不可能なので,ゲームをある程度進めてから挑むようにしたい。

 釣り場には数人のNPCがいて,彼らに話しかけると「クエスト」を依頼されることがある。これらのクエストをクリアすると経験値とゲーム内通貨,時にはアイテムをもらえるという,ゲームにシナリオ的な味付けをする要素だ。この存在によって魚を釣る目標ができ,ゲームの面白みも増している。クエストには,チュートリアル的なものも含まれており,初心者プレイヤーにも優しいつくりとなっているだろう。

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岩場や橋の橋脚など,実際に魚がいそうな場所は,ゲーム中でも釣りやすい場所になっているという。広い釣り場を移動して,自分だけのポイントを探すのも楽しそうだ

 オープンサービス時点では日本,韓国,東南アジアの4つの拠点が用意され,その中に複数の釣り場があり,プレイヤーのレベルによって少しずつ行けるようになっていくとのこと。前述の日本の釣り場のほか,東南アジアではサムイ島やビンパール,韓国ではホンヒョンやホンファロといった場所があり,それぞれ雰囲気がまったく異なっているため,飽きずに釣りが楽しめるようになっている。筆者がプレイした数時間でも,新たな釣り場に行くときは,どんな場所でどんな魚が釣れるのだろうかとワクワクし,実際の釣りに近い感覚を味わえた。
 また,今後のアップデートでは,「アンコールワット」やシンガポールの「セントーサ」,さらにはヴェネツィアといった地中海の観光地の実装も予定されている。

釣り場は各地に合った背景が用意されている。これを眺めるのも,釣り場を移動したときの楽しみの一つとなっている。ちなみに写真はアップデート追加される予定の「アンコールワット」と「セントーサ」だ
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 一つ気になったのは,国内に限っては,実際の釣り場が再現されているだけに,そこで釣れるはずの魚がまったく釣れなかった点だ。たとえば河口湖や琵琶湖にいるべきブラックバスや,隅田川ではシーバス(スズキ)などがこのゲームの各釣り場には出現せず,そこを知っているだけに残念な点でもあった。これについては,βテストなどでも声が挙がっているそうで,今後アップデートなどで対応していくとのことなので,そちらに期待することにしたい。


オンラインの仲間とチームを組んでの釣りも楽しめる


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釣り場ではゲーム内の時間が進んでいき,天候も刻々と変化する。曇りなら魚の活動量が増え,雨は大物がかかりやすいなど,天候は釣りに影響する
 オンライン部分についても触れておきたい。各国の釣り場ではオンラインゲームらしく,プレイヤーキャラクターが行き来し,チャットなども可能だ。釣り場では釣り大会がリアルタイムで開催され,これに参加して上位入賞すれば,経験値や賞金(ゲーム内通貨)も手に入る。またプレイヤー同士でチームを組んで釣りをすることでボートに同乗して釣りに出かけられたり,一緒に釣りをすることで経験値やお金が多めにもらえるなど,オンラインならではのシステムも用意されている。
 ただしRPGのような複数のプレイヤーでレイドボスに挑むといった要素は今のところないようで,そういう意味ではあまりほかのプレイヤーの都合などを気にせず,自分の好きなときに気楽に楽しめるのと同時に,釣りというスポーツの孤高さを体感できるのではないだろうか。魚との勝負は,常に自分対魚の1対1なのだ!

ボートを手に入れると,魚を探る範囲が一気に広がる。陸上で魚影が見られないときは,ボートで魚のいる場所を探しに行こう
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いつでも釣り場に出かけられる喜び


 これまでも釣りゲームは数多くリリースされてきたが,本作は現実の釣りとゲームが,いいバランスで融合されているように感じられた。筆者のような釣りをたしなむゲームファンとしては,ソーシャルゲームなどの手軽な釣りゲームは簡単過ぎ,逆にシミュレータのようなリアル趣向なものはゲームとしては楽しくなく,そのバランスが遊ぶうえでの重要なファクターだった。本作の場合,グラフィックスや雰囲気はリアルで,魚とのやりとりはゲーム的だが実際の釣りっぽさも失ってはいない,釣りの面白さと緊張感がうまく融合されていると思う。

プレイヤーが成長すると「スキル」を覚えていく。これはプレイヤーの「CP」を消費して,大物に一気にダメージを与えるなどの特殊な能力を発揮できるもの
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オンラインではこのように,釣り場でプレイヤーがおのおの釣りを楽しんでいる。実際の釣りとは違い,ラインがからんだり,相手の釣り場を荒らすこともないので安心してほしい
 クローズドβテストを遊んだ実際の釣りファンからも,楽しくプレイできたという声が多かったそうなので,やはり釣りゲームとしての基本は押さえられているのだろう。将来的には釣り具メーカーなどとタイアップし,実在の釣り具がゲームで提供される予定もあるとのことで,こちらも楽しみである。

 また筆者は,ゲームをプレイすることにはあまり適さない,やや古めのPCで遊んだが,問題なくプレイできたのもポイントだった。サービス形態もアイテム課金で基本無料の形をとっているので,遊び始めるハードルが低いのもありがたいところだ。
 何より,時間が空いたときにいつでもオンラインの釣り場へ繰り出せる気軽さは,筆者のような釣り場から遠いところに住むファンにとっては嬉しいかぎり。将来的にルアーやフライなど,ジャンルの違う幅広い釣りにも対応することに期待しつつ,オンラインに存在する河口湖や琵琶湖の水面にのんびり糸をたれてみようと思う。

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パーティを組んだ仲間とは,ボートに同乗して釣りに出かけられる。ゲームを進めると,10人乗りの大きな船などに乗ることもできるらしい
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アクアリウムには,自分の釣った魚を入れて眺めて楽しむこともできる。エサをやる要素もあるが,空腹などで死んでしまうといったことはないのでご安心を
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「Fish Hunt 世界を釣れ!」公式サイト

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