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取材に行ったら会場に閉じ込められた。リアルとゲームが連動する1週間ゲーム第2弾「マーカスと謎の幽霊屋敷」発表会レポート
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印刷2012/07/23 19:26

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取材に行ったら会場に閉じ込められた。リアルとゲームが連動する1週間ゲーム第2弾「マーカスと謎の幽霊屋敷」発表会レポート

SCRAPの代表取締役で本作のプロデューサーである加藤隆生氏
画像集#002のサムネイル/取材に行ったら会場に閉じ込められた。リアルとゲームが連動する1週間ゲーム第2弾「マーカスと謎の幽霊屋敷」発表会レポート
 SCRAPとサイバーフロントは本日(2012年7月23日),両社が共同で開発したスマートフォン向けゲーム「マーカスと謎の幽霊屋敷」(iOS / Android)の記者発表会を開催した。発表会では「リアル脱出ゲーム」のプロデュースで知られるSCRAPらしい演出が行われたので,その模様をお伝えしてみたい。

 行われたのは,マーカスと謎の幽霊屋敷と連動したリアル脱出ゲーム「ある記者発表会からの脱出」。つまり,発表会に来た記者達が会場に閉じ込められてしまい,与えられた謎を解いて会場を脱出するという設定のゲームである。記者達は3人1組のチームに分かれ,チーム内で協力して謎を解き,40分の制限時間内に会場から脱出するのが目的だ。
 ちなみに,今回のリアル脱出ゲームは,この発表会のためだけに作られたのだという。

画像集#006のサムネイル/取材に行ったら会場に閉じ込められた。リアルとゲームが連動する1週間ゲーム第2弾「マーカスと謎の幽霊屋敷」発表会レポート
 というわけで,さっそくゲームがスタート。机の上には,鍵の付いた木箱,メモ帳,鉛筆,消しゴム,そして封筒が置かれており,封筒を開けてみると,中にはパズルのようなものが描かれた紙が3枚,答えを記入する紙が1枚,そして積み木のようなブロックがいくつか入っていた。
 そのほか,各プレイヤーには,ゲームのルールが書かれた紙が渡されているが,この紙には基本的には注意事項が書かれているのみだ。
 また,会場内には,至る所に小さな紙が貼られており,紙には,クイズのようなものが書かれていた。以上が,与えられたヒントである。

机の上に置かれていたもの(写真左)と,封筒の中身(写真右)
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壁にはこんな感じでクイズが貼られていた
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 筆者の属する「うま」チームは,まず,封筒の中にあった3つのパズルを解いていこうということになり,それらをどうにかクリア。続いて,壁に貼られているクイズの答えを片っ端から考えていくことにした。
 これらのクイズには,いずれの問題にも「タテ」「ヨコ」いずれかの文字が書かれているのが特徴で,「タテ」「ヨコ」といえば,クロスワードパズルが思い付くが,答えを書き入れる枠が見当たらないのだ。そんなわけで,クロスワードパズルの枠を探すこと数分,背景と思い込んでいた紙がそれだと判明し,急いで文字を埋めていくが,埋めきれないままタイムアップとなってしまった。

封筒の中にあったパズルは,よく考えれば解けるレベルの問題だった
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クロスワードパズルの枠。最初から目の前にあったのに,なかなか気づくことができず……
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これが達成できれば,ゲームクリアだったのだ
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 その後,答え合わせが行われたが,うまチームの達成具合は約半分程度といったところ。クロスワードパズルを解くと,新たな設問が登場し,その答えを使って,さらに3問程度の謎をクリアする必要があったようだ。
 なお,5つのチームが今回のリアル脱出ゲームに参加したのだが,クリアできたのはそのうちの2チームという結果だった。SCRAP代表取締役 加藤隆生氏によれば,「5チーム中2チームがクリアできたなら,リアル脱出ゲームとしては難度が低め」とのこと。筆者的には相当難しかったんですが……。

 と,そんな感じでリアル脱出ゲームを楽しませてもらったのだが,今回は残念ながらクリア出来なかったものの,実際にやってみるとかなり面白い。SCRAPでは,定期的にリアル脱出ゲームを実施しているので,気になる人は公式サイトをチェックしてみるといいだろう。


現実世界の1週間とゲーム内の1週間が連動

ボリューム満点の謎が待ち受ける


ゲームの解説を行ったディレクターの小森勇太氏
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 さて,忘れてはならない本題のマーカスと謎の幽霊屋敷を紹介しておこう。本作は,現実世界の1週間とゲーム内の時間が連動して進む「1週間ゲーム」シリーズの第2弾となるタイトル。iOS版とAndroid版が8月上旬にリリースされる予定となっている。
 1週間ゲームの第1弾として2011年12月にリリースされた「人狼村からの脱出」(iOS / Android)が話題になっていたので,1週間ゲームという単語を聞いたことがあるという人もいるかもしれない。

 そんなマーカスと謎の幽霊屋敷では,イギリスの郊外の町「キャッスルヒル」を舞台に,3人の少年少女が夏休み最後の1週間(8月25日〜8月31日)に次々と起こる事件を解決し,町を危機から救うというストーリーが採用されている。プレイヤーは,アドベンチャーゲームのようにイベントをこなしていき,パズルゲームなどの謎を解いていくことになる。

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 ストーリーは何となくありがち,と思う人もいるかもしれないが,面白いのは,前述のとおり,現実世界の1週間とゲーム内の時間が連動していることだ。たとえば,現実世界が12:00であれば,ゲーム内の時間も12:00といった具合である。この仕組みを利用して,決まった時間に町のある場所に行けといったイベントなども用意されているという。

 さらに,マーカスと謎の幽霊屋敷では,1日に1つの「事件」が発生するようになっていて,現実の7日間をかけて7つの事件を解決していくことになる。1つの事件を解決するにはいくつかの「謎」を解かなければならない仕組みになっており,ひらめき系から論理系,機械的なパズル,スマートフォンならではの機能を利用するものなど,多種多様な謎が用意されているとのこと。

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 ほかにも,キャッスルヒルの住人達は,「Twitter」のように「つぶやき」を定期的に行っており,住人達のつぶやきの中に重要なヒントが隠れていることもある。“このつぶやきは重要”と思ったら「覚える」ボタンを押せば記録でき,記録したつぶやきは「思い出す」機能を使って確認可能だ。このつぶやきが現実世界の時間と連動しているあたりも,なかなか面白いところと言えるだろう。

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 リリースに先駆けて,1日めとなる「8月25日」をプレイさせてもらったが,謎解き要素の難度は高めな印象。実際,ディレクターの小森氏も難度は高めの設定と語っていたので,筆者の頭が残念というわけではないはず……。

 ちなみに,本作は170円(税込)の有料アプリだが,最初の1日めは無料でプレイできるとのこと。パズルゲームや謎解きゲームが好きな人はリリースされたら試してみるといいかもしれない。

マーカスと謎の幽霊屋敷の開発陣。左から順に,パズル担当の千石一郎氏,ストーリー担当の鹿野康二氏,ディレクター兼開発者の唐沢邦彦氏,プロデューサーの加藤隆生氏,ディレクターの小森勇太氏
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「マーカスと謎の幽霊屋敷」紹介ページ

SCRAP公式サイト

  • 関連タイトル:

    マーカスと謎の幽霊屋敷

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    リアル脱出ゲーム

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