日本よ，これがフィギュアだ！　「ワンダーフェスティバル2013［冬］」レポートをお届けします

　春と歌とを愛するひばりの心にも似て，ゲームとアニメとフィギュアと美少女を愛する皆さんお待ちかねの一大イベント「ワンダーフェスティバル2013［冬］」（以下，ワンフェス）が，2013年2月10日，今年もまた幕張メッセにて開催された。そして今回も，カメラを片手に会場を回ってきたので，どちらかというと写真メインでイベントの模様をお伝えしたい。

　これはもちろん，退屈な文章を長々と読まされるより，美少女フィギュアの写真を眺めるほうが目の保養になるからであり，間違っても手抜きなどと思ってはいけない。いやだなあ，会場を歩き回ってすっかり体力を使い果たしたとか，そんなわけないじゃないですか。


　今回のワンフェスも，幕張メッセのホール1〜8を全面使用して開催され，そのうちの約3分の2にあたるホール4〜8は，いわゆるアマチュアディーラーの出展スペースになっていた。とはいえ，よほどコアなガレージキットファンを除けば，多くの一般参加者にとってのお目当てはホール1〜3の企業ブースで販売される限定商品や新作の展示，さらには多数開催されるステージイベントやライブなどではないだろうか。


　とくに今回は，同じ日に幕張メッセのお向かいにある幕張イベントホールにて「THE IDOLM@STER MUSIC FESTIV@L OF WINTER!!」（以下，アイマス冬フェス）が開催され，ワンフェス会場でもアイマス関連の限定商品の販売やステージイベントが行われたので，両方の会場をせっせと往復した人もたくさんいるのではないかと思う。

　事実，筆者もワンフェスの取材中，息を切らせて両会場を往復していた松本隆一に遭遇しているので，ワンフェス会場で行われた「アイドルマスター シンデレラガールズ」のラジオ番組，「デレラジ」の スペシャルステージの模様は「こちら」の記事でご確認を。また，アイマス冬フェスのイベントレポートは後日掲載する予定だと松PPが言ってました。

　というわけで，以下では筆者が気になったブースや目についたものを，フォトレポート形式で紹介していこう。

ワンフェスを主宰する海洋堂が力を入れていたのは，子供から大人まで楽しめそうなカプセルトイ「カプセルQミュージアム」。硬貨を入れてレバーを回すと，カプセルに入ったミニフィギュアが出てくるという，いわゆるガチャだが，その製品ラインナップが秀逸すぎる。なりは小さいが造形には一切手抜きなしの，さすがのクオリティで，思わず欲しくなること間違いなし

現在，TVアニメが放映中の「ジョジョの奇妙な冒険」から多数の商品ラインナップを展開中のメディコス・エンタテインメントのブースには，等身大の承太郎とディオが登場。2人とも2m近い長身なので，とんでもない存在感を放っていました。また，同ブースでは会場限定品を始めとした，多数のグッズの販売も行われていた。どれにしようかな

マックスファクトリーは，同社の創業25周年を記念した特別展示を実施。ブース内には25年の歴史を彩る懐かしのフィギュアやプラキットがずらりと勢揃い。歴戦のフィギュア戦士でも，さすがに全部知ってる人は少ないのではないだろうか

TVアニメ「ガールズ＆パンツァー」効果か，今回のワンフェス会場ではこれまで以上に戦車の模型をたくさん見かけた。乙女のたしなみである“戦車道”では，第二次世界大戦終結までに設計・試作が完了していた車両のみが使用可能なため，III号突撃砲やらIV号戦車やらといった，往年の名車両が多数登場。パンツァー・フォー！

　では，次ページからは筆者が会場で撮影してきた新作フィギュアの写真をずらりと掲載しておこう。今回も主に美少女成分が多めだが，実際の会場ではメカものも多数展示されていたので，もっとメカを見たいという人は，7月28日に幕張メッセで開催予定の次回，「ワンダーフェスティバル2013［夏］」に足を運んでみよう。もちろん筆者も行くつもりだ。
　なお本記事に掲載するフィギュア・模型には監修中のものも多く含まれており，実際の商品とは異なる場合があるので，その点はあらかじめご了承を。