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ポール・W・S・アンダーソンさん,ミラ・ジョヴォヴィッチさん,中島美嘉さんらが登場した,「バイオハザードV:リトリビューション」ワールドプレミア試写会の模様をレポート
「バイオハザードV:リトリビューション」公式サイト
カプコンの「バイオハザード」をベースにした,ハリウッド映画シリーズの第5弾となるリトリビューション。ワールドプレミアのステージではまず,アンダーソンさんが来場者に向けて挨拶を行い,「この映画は日本の文化,建築,そしてグラフィックデザインなどに大きな影響を受けています。ですから今は,この映画をふるさとに持って帰ってきたという気持ちです」と述べた。
また,ジョヴォヴィッチさんは「ポールが『バイオハザードをふるさとに持って帰ってきた』と言いましたが,私は来日するたびにふるさとに帰ってきたという気持ちです」と,日本に対する想いを語った。加えて,ジョヴォヴィッチさんは,「10年間アリスを演じてきて,ゾンビの殺し方は熟知しているんですが,今回は郊外に住む主婦の役も演じたので,実はそこが一番大変でした」と,撮影時のエピソードを披露した。
ポール・W・S・アンダーソンさん |
ミラ・ジョヴォヴィッチさん |
劇中では,アリス(ジョヴォヴィッチさん)と第一感染者(中島さん)が戦う場面があるのだが,これについてジョヴォヴィッチさんは「美嘉さんは,天使の声を持った小鳥のような華奢な方だと思います。でも,アクションシーンでは勇ましい戦士に変身するんですよ。撮影は真冬の寒い中,朝の3時まで続いたのですが,最後まで勇猛な戦いぶりを見せてくれました」と絶賛。これに対し中島さんは「こんなに誉めていただけるなんて,恥ずかしさと嬉しさでいっぱいです」とコメントした。
続いては本作の見どころについて,まずアンダーソンさんは「ミラと美嘉,この2人が戦うところです」と語った。
中島さんは「私はすでにこの作品を観させてもらったのですが,時が経つのを忘れるくらいスピード感のある映画でした」とのこと。そしてジョヴォヴィッチさんは「映画全体が見どころなのですが,アリスと第一感染者の戦いは,とくに素晴らしいものです。また,最後のほうで展開されるジルとレインとアリスの戦いもかなり見ごたえがあるので,ぜひ注目してください」と述べた。
イベントでは,「なかなか死なないアンデッド芸人」(これは,日本の芸能界でしぶとく生きているという意味らしい)の小島よしおさん,ダンディ坂野さん,鳥居みゆきさんがステージに乱入! しかしジョヴォヴィッチさんは,アリスの如き凜とした態度でアンデット達を迎え撃ち,小島よしおさんの顔にポップコーンをかけるという,なんともパワフルなパフォーマンスで会場を沸かせた。
「バイオハザードV:リトリビューション」公式サイト
最後にジョヴォヴィッチさんが「今日はお越しいただきありがとうございました。『バイオハザードV:リトリビューション』を観て楽しんでください」と挨拶して,ワールドプレミアを締めくくった。
映画「バイオハザードV バイオハザードV:リトリビューション」は,冒頭にも書いたように,日本では9月14日より丸の内ピカデリーのほか,全国の劇場で公開される予定だ。
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(C)CAPCOM CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED.
(C)CAPCOM CO., LTD. 2012 ALL RIGHTS RESERVED.
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