発売に合わせてムービーが公開された「Afterfall: InSanity」，なんと寄付を拒否されていた

　寄付を目的に，1ドルで売られるという企画で話題を集めた「Afterfall: InSanity」だが，なんと「内容が暴力的過ぎる」として寄付を断られたことが明らかになった。これにより，当初は1000万人から1ドルを集めるべくカウントダウンが行われていた公式サイト（要年齢認証）も，一部変更が加えられている。

　Afterfall: InSanityの開発元であるIntoxicateは，1000万ドル集めた場合は10%を，1000万ドル集められなかった場合は全額を寄付する予定だった。だが，コンタクトをとっていたAmnesty Internationalに「内容が暴力的過ぎる」と断られてしまい，寄付金の行き先は現在のところ決まっていない。公式サイトでは，「今後は1ドルでプレオーダーした人達に，どこに寄付をしたいか投票してもらう」と発表されている。
　ちなみに，現在は当初予定されていた価格の39.99ドルが，34.99ドルに変更された。


　Afterfall: InSanityは，アメリカ，ドイツ，ロシアの間で勃発した第3次世界大戦によって荒廃してしまった世界が舞台。崩れ果てた都市部にミュータントが走り回る様子が，「S.T.A.L.K.E.R.」シリーズを彷彿させるだろう。公開されたムービーを見ると，グラフィックスはなかなか見応がある。気になる人はチェックしてみよう。

「Afterfall: InSanity」公式サイト