セガは本日(2012年12月4日),PlayStation 3用ソフト「
龍が如く5 夢、叶えし者」の最新情報を公開した。今回は
「冴島編」のストーリーや登場人物のほか,舞台となる「月見野」の情報が一挙に紹介されている。
冴島編の主人公である
冴島大河は,前作「
龍が如く4 伝説を継ぐもの」にも登場したキャラクターだ。前作では冴島が25年もの獄中生活を経て東城会に復帰するという物語が描かれたのだが,今作の冴島編は,冴島が東城会のため,再び塀の中へ戻るところからスタートするようだ。
初代
「龍が如く」からのキャラクターである
真島吾朗も登場するが,獄中の冴島に「真島吾朗、死亡」という知らせが届くところも,シリーズのファンにとっては気になるところだろう。
刑務所で冴島と同房の
大島平八郎や
日村,冴島を付け狙う
釘原広志,真島死亡の真相を知っているらしい
北方大蔵といった新たなキャラクターにも注目だ。
冴島編の主な舞台となる月見野は,札幌のすすきのを思わせる繁華街で,スープカレーエスや松尾ジンギスカンといった,ご当地料理を出す実在のお店がタイアップで登場する。初音ミクの雪像なども設置されているようなので,探してみるといいだろう。
#### 以下,リリースより ####
●冴島編ストーリー紹介
2010年。
25年もの長きにわたる獄中生活を経て、直系冴島組組長として東城会に復帰した冴島大河は、ある決断を迫られていた。
それは東城会をより強固な組織とするため、冴島が若頭に就任すること……
だがそれは同時に、再び塀の中へと戻り、身を洗わねばならないことを意味していた。
神室町の焼肉屋で兄弟分の真島吾朗と入所前の最後の時を過ごす冴島。
「約束したんや、桐生と…… 東城会をもう一度強うするって。そのためやったら、あと一年や二年…… 自分焼くくらいの覚悟はある」
しかし真島にはひとつだけ懸念があった。
それは、一度娑婆に出て鈍ってしまった冴島に、再び刑務所での過酷な生活に耐えられるだけの“牙”が残っていないのではないかということ。
真島組の組員たちと闘わせ、冴島の実力を測ろうとする真島。
これが最後の機会になるかも知れない、直接拳を交えなくていいのか、と問う冴島。
だが真島は静かにそれを拒絶する。
その顔には、牙を失い、老いてしまった極道の悲しい現実があった……
冴島が向かった先は北海道・網走。
雪ふりしきる最北の地の刑務所に収監されてから、既に2年の歳月が流れていた。
東城会の大幹部という冴島の経歴は、過去極道に関係した者が多く集う刑務所においては目立ちすぎるものだった。
冴島をつけ狙い、執拗な暴行を加える囚人・釘原。
だが、冴島は決して手を出さず、その意志を貫き通していた。
すべては一日も早く出所し、兄弟とともに自らの“家”・東城会を支えるため。
模範囚として仮釈放を受ける日が来るまでは、些細な騒動も起こさぬよう、耐え忍んでいるのだった。
同房の馬場や大島、日村とともに日々のつとめを淡々とこなす毎日。
だがある日、そんな冴島の苦行を嘲笑うような報せが届く。
「真島吾朗、死亡」
そして届けられた一通の“破門状”……
突如帰るべき家、兄弟、そして“夢”を奪われた冴島は、自分からその夢を奪った人間を追うべく、刑務所を出ることを決意する。
だが、ことはそう簡単には運ばなかった。
謎の死を遂げる刑務所長。取り消される仮釈放の申請。
混乱が刑務所を包み込む。
そこに何者かの意思を感じないわけにはいかなかった。
自分を兄貴と呼んで慕う馬場とともに、襲い来る敵を退け、野へと飛び出す冴島。
だが敵は人間だけではなかった。
雪山という大自然の脅威、いくつもの障壁が冴島の行く手に立ちはだかる。
真島の死に関係する男・北方が待ち構える場所、札幌・月見野を目指し、冴島の決死の旅が始まる……
●冴島編に登場する人物
大島平八郎(おおしま へいはちろう) CV:掛川裕彦
網走刑務所で冴島と同房の囚人。房のメンバーの中では最年長。
普段は読書や、グラウンドのベンチでのんびりとしていることが多いが、よく気のつく性格で、仮釈放を思い悩む馬場を気遣うよう冴島に助言をする。
また、釘原に暴行を受けながらも事を荒立てたくない冴島の立場を察し、他の人間には内緒で怪我の手当てを施すなど、歳相応に配慮のある人物。
刑務所に入る以前の過去については、怪我の治療に手慣れていることから、医療に携わる人間だったのではないかと推測されているが、そんな大島がどうして刑務所に入ることになったのかは、謎に包まれている。
日村(ひむら) CV:幸野善之
網走刑務所で冴島と同房の囚人。
飄々とした性格で、房の雰囲気を和ませるムードメーカー。
極道ではないが、なぜか冴島のことを親分と呼んでいる。
月見野の地図をテーブルの上に広げては、それを見ながら過去に娑婆で体験した出来事を思い出す形で“妄想する”という変わった趣味を持っている。
娑婆にいた頃の武勇談をたびたび披露するが、その内容が「1000万もの大金を持っていてキャバクラで豪遊していた」「海外のマフィアを壊滅させた」などの胡散臭いものばかりなので、信ぴょう性を疑われている。
釘原広志(くぎはら ひろし) CV:神奈延年
半年ほど前に網走刑務所に収監された囚人。
木工作業班のリーダー格で、屈強な囚人たちを手下に従え、所内に危険な空気を漂わせている。
グロテスクな外見の通り残忍な性格をしており、他人を傷つけることに悦びを感じる典型的なサディスト。
東城会の大幹部という勲章をもつ冴島をつけ狙い、運動時間中に人気のない倉庫などに呼び出しては一方的に暴行を加えている。
しかも暴行が表沙汰にならないよう、顔への攻撃は避けるなど、そのやり口は狡猾そのもの。
しかし釘原がどれだけ暴行を加えても、真島との約束のため、一日も早く仮釈放を得たい冴島は、頑なに耐え忍び刑務官に告げ口することすらしない。
そんな冴島の無反応ぶりを面白く思わない釘原は、ついにその矛先を冴島以外の人間に向けてしまう……
北方大蔵(きたかた たいぞう) CV:塩屋浩三
北海道最大の歓楽街・月見野を治める北方組の組長。
いわゆる“テキ屋”の元締めで、「雪まつり」を中心とする地元のお祭りを仕切っている。
地域密着型の極道であり、みかじめも取らないことから、地域の住人にも顔役として親しまれている。
東城会六代目堂島大吾の代理で札幌を訪れた舎弟頭の真島吾朗と会談を行うが、
その最中、真島吾朗が死亡したというニュースが流れる。
果たして真島を手に掛けたのは北方なのか?
突然の真島の死を受け容れられない冴島は、北方に会ってその真相を確かめるべく、網走刑務所を脱獄することになる。
そして北方もまた、冴島が必ず自らのもとへやってくるだろうことを予見しており、その時を待ち侘びているのだった……
●月見野タイアップ企業(一部)
スープカレーエス |
すしざんまい |
すみれ |
セイコーマート |
ドン・キホーテ |
みよしの |
居酒屋はなこ |
銀だこハイボール酒場 |
松尾ジンギスカン |
餃子の王将 |
初音ミク(雪像) |