オススメ機能
Twitter
お気に入り
記事履歴
ランキング
お気に入りタイトル/ワード

タイトル/ワード名(記事数)

最近記事を読んだタイトル/ワード

タイトル/ワード名(記事数)

LINEで4Gamerアカウントを登録
QRコードでLINEの4Gamer
アカウントを友達登録すると
月〜金の週5回,21時に厳選
ニュースをお届けします!
※購読にはLINEアプリが必要です
特集記事一覧
注目のレビュー
注目のムービー
印刷2013/05/13 16:38

イベント

「EVO2013」のシードポイントは誰の手に。京都で開催された「UMvC3」日本最強決定戦「KGA2013 POWER of JUSTICE」レポート

 2013年4月27日,京都・四条の「アミューズメントスペースa-cho」にて,GODSGARDEN協力のもと,「ULTIMATE MARVEL VS. CAPCOM 3」PS3 / Xbox 360,以下UMvC3)を種目とした有志による格闘ゲームイベント「KGA2013 POWER of JUSTICE」(以下,KGA2013)が開催された。昨年大阪にて開催された「KVO2012-THE ULTIMATE BATTLE」(関連記事)から,UMvC3では1年ぶりの全国大会となった。

会場は,関西格闘ゲーム界の聖地的存在であるアミューズメントスペースa-cho。古今東西の格闘ゲームだけでなく,対戦ゲームや音ゲーなど,あらゆるアーケードゲームが揃う。名物店員の火九さんは店舗ラジオを担当している
ULTIMATE MARVEL VS. CAPCOM 3

 KGA2013は,2013年7月にアメリカで開催される世界最大規模の格闘ゲームイベント「Evolution 2013」の公認イベントだ(関連記事)。この32人によるシングルトーナメントでベスト4に入賞すると,同大会UMvC3部門のシードポイント(ポイントを持つ選手と同じブロックにならない権利のこと。「EVO2013」の序盤戦で強豪プレイヤーと当たる確率が低くなり,勝ち上がりやすくなる)が獲得できる。世界にチャレンジしたい日本プレイヤーにとっては,避けては通れない大会と言えるだろう。
 なお,今回のシングルトーナメント後には,5on5のチーム戦が行われたこともあり,会場には全国から200名以上のプレイヤーが集結。EVO2013のシードポイントをかけた激闘(とお祭り騒ぎ)の模様を,フォトレポート形式でお伝えしていこう。

会場にはビギナー専用台やレディース専用台なども用意されていた。大会だけでなく,プレイヤー同士の交流の場としても大いに盛り上がっていたのが印象的だ
ULTIMATE MARVEL VS. CAPCOM 3

1回戦で注目選手同士のNemo選手とふり〜だ選手が激突。両者は普段から対戦,舌戦をくり広げているライバル同士ということで,会場もヒートアップ
 KGA2013出場枠32人のうち,全国の予選大会を突破した選手達に,GODSGARDENの投票/招待選手としてNemo,ふり〜だ,クソルといった有名プレイヤーを加えた22人の本戦出場者が,あらかじめ決定していた。残る10枠をかけた当日予選は8ブロックのトーナメントに分けられ,各ブロックで優勝したプレイヤーに本選への出場権が与えられる。残る2枠は,本選出場者による投票で決定される形だ。
 当日予選には100人近くのプレイヤーが参加し,激しい戦いを繰り広げた。その結果,vairos選手へれ選手まぶしん選手ごっつ選手てんぼす選手たぬきっく選手niceboy選手RF選手じゅんや選手ぽてんひっと選手の10名が本選出場権を獲得した。

くじ引きによって決まったトーナメントがこちら。UMvC3プレイヤーだけでなく,「ストリートファイターIV」シリーズで活躍するRF選手やバンババン選手なども参加していた
ULTIMATE MARVEL VS. CAPCOM 3 ULTIMATE MARVEL VS. CAPCOM 3

ヴァリアブルアシストで登場した控えキャラは無敵ではなく,敵の攻撃によってダメージを受ける。場合によっては2キャラ同時にKOされるという大惨事も
ULTIMATE MARVEL VS. CAPCOM 3
 UMvC3では,1vs.1ではなく,3vs.3のチーム戦形式で対戦を行う。1キャラずつ順番に戦うのではなく,プレイヤーの任意でキャラを交代できるのが本作の大きな特徴だ。個性の異なるキャラをどう組み合わせるか,控えキャラを呼んで攻撃させる「ヴァリアブルアシスト」をどう活用するかが重要で,画面上には同時に何人ものキャラが入り乱れるド派手なバトルが展開される。ジリジリと間合いを取り合う「ストリートファイターIV」シリーズとは正反対とも言えるダイナミックな試合展開が魅力の作品で,戦術の幅も非常に広い。
 また,本作を語るうえで欠かせないのが「Xファクター」というシステム。これは試合中一度しか使えない切り札的なシステムで,発動すると攻撃力/移動スピードが飛躍的にアップする。ガード硬直や攻撃アクションをキャンセルして発動できるため,このシステムを利用した逆転シーンが見られることも多い。

ふり〜だ選手が使用していたゼロは,1回のコンボを成功させればすべてのキャラをKOできる恐るべきキャラ。また2,3番手のDr.ドゥームとアマテラスの組み合わせも,2人同時にハイパーコンボをくり出すヴァリアブルコンビネーションが非常に強力だ
 会場に集まったプレイヤー達がとくに注目したのは,1回戦で激突することとなったNemo選手(ノヴァ/ドクター・ストレンジ/スペンサー)とふり〜だ選手(ゼロ/Dr.ドゥーム/アマテラス)の一戦だ。Nemo選手のチーム編成はキャラクター同士の相性が非常に良く,ノヴァの攻撃をヒットさせた直後にドクター・ストレンジへ交代することで,ほぼすべてのキャラをKOすることも可能。そんな超火力チームに対して,立ち回りに秀でたふり〜だ選手がどう対応するかが見どころとなった。
 3本先取ルールの1,2試合目,Nemo選手はドクター・ストレンジのγアシスト「バルタークの稲妻」を盾に,ノヴァでふりーだ選手のゼロを捕え,危なげのない展開で勝利を収める。圧倒的に不利な状況に追い込まれたふり〜だ選手だが,さすがは2011年に行われた同大会の覇者。その後,ゼロを撃沈されながらもDr.ドゥームとアマテラスのヴァリアブルコンビネーションを駆使して見事な逆転を披露したりもしたが,ふり〜だ選手の反撃もそこまで。3試合目はNemo選手が再度主導権を握って勝利し,2回戦へと勝ち進んだ。

大会ではDr.ドゥームとバージルを組み合わせた「ドゥーバー」と呼ばれるチーム構成が大活躍。そのほかには,飛び道具のソウルフィストで相手の体力ゲージを削り続ける,ひろしG選手(奥)のモリガンも見どころのひとつだった

「ドゥーバー」など,世界中で流行している強キャラチームが目立ったが,今大会では自分だけのオリジナルチームを突き詰めたプレイヤーも勝ち上がっている。Nemo選手,ウダテラス選手,そしてベスト8まで勝ち残ったABEGEN選手などはその筆頭だろう
 32人の猛者の中からベスト4まで勝ち上がり,EVO2013のシードポイントを獲得したのは,レッドアリーマーを使いこなすウダテラス選手(レッドアリーマー/アマテラス/バージル),昨年の同大会でチーム戦を制した超選手(マグニートー/Dr.ドゥーム/バージル),ふり〜だ選手との因縁の戦いを制したNemo選手(ノヴァ/ドクター・ストレンジ/スペンサー),そして大会では異常な力を発揮するキャメイ選手(ノヴァ/Dr.ドゥーム/バージル)の4名だった。
 準決勝第1試合のウダテラス選手vs.超選手では,レッドアリーマーの強力な“出現攻め”をしのいだ超選手が勝利。続く第2試合のNemo選手vs.キャメイ選手はノヴァ使い同士の戦いとなったが,Nemo選手が圧倒的な立ち回りとコンボ火力を見せつけ,3−0のストレートで勝利した。

 超選手vs.Nemo選手という,東海地方と関東地方の最強プレイヤー同士の対決となった決勝戦では,超選手が1試合先取すれば,Nemo選手がすかさず取り返すという,非常に熱い戦いが繰り広げられた。お互いがリアルタイムで対策を立て合う高度なハイスピードバトルは,どちらが勝ってもおかしくない展開だったが,最終的には超選手が3−2で勝利を収め,日本最強UMvC3プレイヤーの座に輝いた。

32人の強豪の頂点に輝いた超選手。勝利した瞬間,緊張から解放された安堵感がこちらにも伝わってきた

 なお,本大会シングルトーナメントの模様は,ニコニコ動画などで閲覧できる。上級プレイヤーの動きを参考にしたい人,また大会の雰囲気を味わってみたい人は,ぜひチェックしてみよう。ここでは,試合後の超選手へのミニインタビューをお届けする。


超選手ミニインタビュー


――優勝おめでとうございます。昨年のチーム戦から連覇という形になりますが,今の気持ちはいかがですか?

超選手:
 本当に「嬉しい」という言葉しかないです。今出せる実力を出しきって,この結果を残せました。実は僕,一度失敗すると冷静になるまで時間がかかるタイプなんですが,トーナメントの序盤は試合を先取されたケースが多かったので,その失敗のイメージから抜け出すのが大変でした。本当に疲れました(笑)。

――トーナメントで一番キツかった相手は誰でしたか?

超選手:
 Nemo選手はもちろんなんですが,1回戦のたぬきっく選手が厳しかったです。クリスというキャラは知識があまりなく,苦手意識を持っていることもあって,相性が悪いんです。普段,10回対戦しても勝ち越せるか分からないレベルなんですよね。実際,予選大会でも負けていて……。

――決勝戦のNemo選手はどうでした?

超選手:
 Nemo選手の出現攻めの方向性は研究済みだったので,1番手がKOされても,2番手のDr.ドゥームでなんとか対応できた……という感じです。

――現状のベストチームはマグニートー/Dr.ドゥーム/バージルなんですか?

超選手:
 そうですね。ほかの組み合わせもいろいろと研究しているんですが,イマイチ形にならなくて。

――見事優勝を果たし,EVO2013のシードポイントを獲得しましたが,7月のEVO2013には参戦されるんですか……?

超選手:
 仕事の関係で8割方厳しいと思いますね。ここまでやり込んでいるので,なんとか参加したいところなのですが……。

――決勝で戦ったNemo選手をはじめ,多数のプレイヤーがEVO2013に参加すると思います。そのプレイヤー達に贈るエールはありますか?

超選手:
 去年のこの時点ではアメリカのプレイヤーも,動画を見る限りそれほど強そうではありませんでした。だけど,EVO直前に一気に実力がアップしていたんです。日本プレイヤーにもまだ伸びしろはあると思うので,本番までの3か月間,詰めて詰めて詰めまくって,ガチガチのプレイを見せてほしいですね。

――最後に一言お願いします!

超選手:
 このゲームを練習したいなら名古屋のパワーハウス(Kubo選手邸)に来い!

――ありがとうございました。


 大会開始から8時間以上が経過したところで,2013年の日本最強UMvC3プレイヤーは超選手に決定した。その後,総勢200名を越える参加者による5on5チーム戦トーナメントが開催。ここでは数々の強豪を打ち砕いたタケタニ選手MF選手へれ選手JEO選手横浜モードック選手が優勝。このチーム戦トーナメントでは,モリガン使いの第一人者であるJEO選手が,大将戦で超選手を下すなど大活躍し,最強のモリガン使いの名に恥じない戦いっぷりで,会場の歓声を独占していた。

KGA2013の最後を飾るチーム戦トーナメントを制したのは,この5名。最強に限りなく近い超選手,Nemo選手が優勝/準優勝チームに含まれていない結果を見る限り,日本プレイヤーの層の厚さは,アメリカに負けないレベルにまで育ってきた印象を受ける

 10時間を超える激闘が繰り広げられたKGA2013は,こうして幕を閉じた。UMvC3プレイヤーの最大の目標とも言えるEvolution 2013の開催まで,あと約3か月。今年はNemo選手をはじめとした有力プレイヤーが多数参戦するとのことで,アメリカ勢の壁を打ち破っての優勝も期待できる。この3か月間で日本のプレイヤー達がどのような成長を遂げ,EVO2013でいかなる活躍を見せてくれるのか。UMvC3を取り巻く熱はまだまだ冷めそうにない。

ULTIMATE MARVEL VS. CAPCOM 3
  • 関連タイトル:

    ULTIMATE MARVEL VS. CAPCOM 3

  • 関連タイトル:

    ULTIMATE MARVEL VS. CAPCOM 3

  • この記事のURL:
line
4Gamer.net最新情報
最新記事一覧へ新着記事10件
トピックス
スペシャルコンテンツ
注目記事ランキング
集計:08月18日〜08月19日
タイトル評価ランキング
92
82
ARMS (Nintendo Switch)
82
NieR:Automata (PS4)
78
スプラトゥーン2 (Nintendo Switch)
74
鉄拳7 (PS4)
2017年02月〜2017年08月