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印刷2010/08/28 20:00

イベント

「スパIV」最強は誰だ。オールナイトの格ゲーイベント「GODSGARDEN #2.5」フォトレポート。そして2011年,舞台は「Evo Japan」へ

 8月22日,東京・阿佐ヶ谷のイベントスペース“阿佐ヶ谷ロフトA”にて,格闘ゲームイベント「GODSGARDEN #2.5」が開催された。
 プレイヤーコミュニティの主導による,海外スタイルの格闘ゲーム大会を目指す本大会も,今回が通算3度目の開催。「ストリートファイターIV」(AC版 / PC版 / PS3版 / X360版)を競技種目にした前回大会「GODSGARDEN #2」から,舞台を続編である「スーパーストリートファイターIV」AC版 / X360版 / PS3版,以下スパIV)へと移し,今回も白熱したバトルが繰り広げられた。その模様をお伝えしていこう。


「GODSGARDEN」公式サイト


スーパーストリートファイターIV アーケードエディション
 と,その前に,“#2.5”と小数点表記での開催となった今大会について,もう少し説明しておこう。
 前回大会から競技種目が変更されたことは先に触れたとおりだが,今大会ではそれ以外にも大きな変更点がいくつかある。その最たるものが,出場選手の選考プロセスである。
 アーケードで活躍中のスタープレイヤーによる,一夜限りのドリームマッチを目指した前回大会では,その出場枠のほとんどが招待選手枠だったのに対し,今大会では当日予選枠を大幅に拡大。16名の出場枠すべてが,当日予選によって争われた。ナンバリングが#2.5たる所以はここにあり,つまり「スパIV」世代のスタープレイヤーへの登竜門的意味合いがこめられているわけだ。そのため今大会の優勝者には,次回「GODSGARDEN #3」への出場権が与えられる。もちろん“#3”の出場権をいち早く獲得できるということで,前大会で涙を呑んだプレイヤーにとってもリベンジのチャンス。会場となった“阿佐ヶ谷ロフトA”には,オンライン対戦で腕を鳴らした多くのプレイヤーが集結した。

開会の17:00を待たずして集まったスパIVの猛者たち。会場に用意された対戦台で,バトルという名の交流を楽しんでいた

恒例の物販コーナー。写真の“GODSGARDENT”シャツのほか,知る人ぞ知る“Let's go Justin”Tシャツも販売されていた

名物プレイヤー,こくじん氏による,開会前のオンライン対戦会。並いるネット越しのツワモノ達を前に,見事なまでの5連敗を喫していた


開会宣言,そして当日予選開幕


 定刻を少し回った17:15,やや遅刻しての登場となった主催,総師範KSK氏の音頭により,いよいよイベントはスタート。
 まずは8ブロック56名による予選から開始となった。なお今回のレポートでは,試合の詳細は省略して,現場の雰囲気をお伝えするにとどめる。詳細については当日STICKAMにてストリーミング配信された動画が,ニコニコ動画などに転載されているので,そちらを参照してほしい。


遅刻の罰ゲームとして,こくじん氏の手による“GODS水”なる液体を飲まされる総師範KSK氏。その構成成分はチオビタ,干し梅,コーヒー,のど飴,メザシなど

セス使いとして有名なHIROPON選手(左)と,ダン使いとして有名なSTRIPFIGHTERIV選手(右)のツーショット。お互いに,リアルで会うのはこれが初めてとのこと。この日はこんな交流がそこかしこで行われていた


いよいよ本選トーナメント。優勝は春麗使いのネモ選手!


 予選リーグから決勝トーナメントに駒を進めたのは,各ブロックから2名ずつの計16名。HIROPON選手(セス)/GGsen選手(ハカン)/ときど選手(豪鬼)/なお選手(バルログ)/ネモ選手(春麗)/tk584選手(アドン)/ハネヤマ選手(春麗)/アライ選手(バルログ)/魔法少女ざんぎたん選手(ザンギエフ)/アール選手(ガイ)/ナカニシ選手(リュウ)/トンピー選手(ヴァイパー)/あくあ選手(いぶき)/久弥選手(ケン)/トマト選手(コーディ)/keke選手(春麗)という面々だ。本選からは,前回と同様ダブルエリミネーション方式のトーナメントとなった。

 ダブルエリミネーション方式とは,端的にいうと1回までは負けが許されるルールのことで,通常のトーナメント表(Winner'sトーナメント)を勝ち上がった勝者と,Winer'sで一度負けた選手が参加する敗者復活トーナメント(Loser'sトーナメント)の勝者で,GRAND FINALを行うというものだ。もちろんWinner's勝者はそれまで一度も負けていないので,ここでも1回の敗北が許される。逆にLoser's勝者は,2セットを先取しなければ勝ちとならないハンデを背負うことになる。


 本選においてとくに目立ったのは,春麗やいぶき,そしてバルログといったトリッキーな攻めを身上とするスピードキャラクター達だ。中でも近作からの登場キャラであるいぶきを駆るあくあ選手や,バランス調整を経てパワーアップを果たしたバルログ使いのなお選手とアライ選手の活躍は目覚しい。もちろん,本選出場者うち最多の3名(ネモ選手,ハネヤマ選手,keke選手)を輩出した春麗も,いずれも安定した強さでトーナメントを勝ち上がっていった。


 そして迎えたGRAND FINALは,無敗でWinner'sを勝ちあがったネモ選手と,そのネモ選手に,Winner's FINALで土を付けられ,リベンジを狙うあくあ選手の2名で争われた。
 2セットを取らなければ勝利を手にすることはできないあくあ選手だが,これまで2回のGODSGARDENでは,Loser'sを勝ち上がった選手が優勝を手にしているのも事実。今回もその奇跡を期待したのだが……結果はリベンジならず,GODSGARDEN #2.5の優勝は,ネモ選手の頭上に輝いた。


決勝戦でも安定した強さを見せたネモ選手。ストIV時代から春麗の有力選手であった彼の,場数の違いを感じさせられた
スト4時代はサガットの実力者だったあくあ選手。惜しくも優勝は逃したものの,さすがの引き出しの多さで,いぶきの可能性を示していた

本選終了後は,前回同様ストリーミング配信視聴者からのリクエストによるコンセプトマッチが開催された。マイクパフォーマンス全開の,本選とはまた違った雰囲気が楽しい

当日は参加人数は少ないながら,レディーストーナメントも開催。コンセプトマッチでは,ドスコイ☆花子選手とこくじん氏が接戦を繰り広げる一幕も

再び総師範KSK氏にGODS水を飲ませるため,5本勝負を企画するこくじん氏。グラスにGODS水を調合する様子が実に楽しそう

午前4:00過ぎ,イベントの終了を告げる総師範KSK氏。「長い時間,参加してくれてありがとうございました。また近いうちに何か企画したいと思うので,次も皆さんぜひご参加ください」


「GODSGARDEN #3」,そして「Evo Japan」へ――

イベント主催,総師範KSK氏&稲葉央明氏 ミニインタビュー


 イベント終了後は,主催である総師範KSK氏と稲葉央明氏に,短い時間ながらインタビューを行うことができたので掲載しておこう。

4Gamer:
 本日はお疲れさまでした。まず,今回は#2.5という小数点表記での開催となりましたが,その経緯について教えてください。

総師範KSK氏:
 これまでのGODSGARDENは,投票で選ばれた有名選手を招待する形式で行ってきました。いわばショー的な色あいが強いイベントだったのですが,今回の#2.5ではその招待枠をなしにしています。タイトルが「ストリートファイターIV」から「スーパーストリートファイターIV」になったことで,当然新しいプレイヤーが増えていますし,そういう人達にもチャンスがあるようにしたかったんです。

4Gamer:
 ということは,いつもネット対戦で闘っている相手だけど,実際に顔を合わせるのは今回が初めて,という人も多かったわけですね。

総師範KSK氏:
 そうですね。僕はUstreamで“顔TV”という番組を毎週配信をしているんですが,その常連さんなんかも今回参加してくれて,初めてお会いできました。会ってみて,あぁこんな人なんだ! みたいな(笑)。地方からの参加者も,大阪/名古屋はもちろん,青森から来てくれた人も居たようです。そういう意味では,これまでで一番和気あいあいとしたイベントになったと思います。純粋に楽しかったですね。

4Gamer:
 アーケード版の「スーパーストリートファイターIV」もロケテストが行われ,いよいよ発売が近づいている気がしますが,アーケード版に期待することはありますか?

総師範KSK氏:
 キャラクターが増えると聞いているので,ぜひ「ストIII 3rd」で使っていたアレックスを復活させてほしいですね(笑)。踏みつけ(エアスタンピート)とかも,ぜひストIVで再現する方向で。
 あとは僕自身がゲームセンターの経営者でもあるので,その立場からは,基板を以前より安く流通してほしいです。そうでないと多くの店舗には行き渡らず,結果的にそのタイトルが流行らなくなってしまいますんで。一部のゲーセンだけで流行ったとしても,それだと意味がないんです。

4Gamer:
 公式サイトでも告知されている,海外のゲーム大会「Evolution」とコラボした,「Evo Japan」についても,詳しくお聞きしたいのですが。

稲葉央明氏:
 経緯からいえば,この話はEvolution(以下,Evo)側からの提案によって実現したものなんです。彼らの立場からすると,まず彼らは,Evoこそが世界最高の格闘ゲーム大会だと考えている。しかしその一方で,日本のプレイヤーの競技レベルが高いのも認めている。だから簡単にいえば,彼らはEvoが世界一であることを証明するために,日本勢をやっつけたいわけですね(笑)。
 そんな中,どうやら日本でEvoと同じルール(ダブルエリミネーション方式)を採用した,GODSGARDENなる大会が始まったらしい,と。しかもコンシューマベースという点も同じらしい。それならぶっ倒しにいくしかないじゃないか,というのが今回のコラボレーションの発端になっています。

4Gamer:
 ということは「Evo Japan」には,日本のプレイヤーをぶっ倒しに,海外からたくさんの選手がやってくる,と。

稲葉央明氏:
 もう,やるきまんまんですね。向こうは(笑)。

4Gamer:
 具体的な競技タイトルや,開催時期などは決まっているんでしょうか。

稲葉央明氏:
 競技タイトルについては「スーパーストリートファイターIV」「鉄拳6」PS3版 / X360版)が候補に挙がっていますが,まだ確定ではありません。時期は今のところ来春を予定しています。これもまだ決定ではありませんが,大体5月くらいが目標です。

4Gamer:
 今回大会の優勝者などが招待選手として招かれるのはすでに決まっていますが,自分も出たい! という人はどういうアクションを取ればいいのでしょうか。

稲葉央明氏:
 もちろん「GODSGARDEN #3」からも招待枠がありますし,「Evo Japan」自体にも当日予選枠が設けられています。なのでとりあえずは,「#3」に参加していただければと。

4Gamer:
 その「#3」の開催はいつごろでしょうか。

稲葉央明氏:
 こちらは冬ですね。11月頃を予定しています。

4Gamer:
 分かりました。では最後に,4Gamer読者やUstream/Sticam配信を見ている人にメッセージをお願いします。

総師範KSK氏:
 これは僕自身びっくりしてることなんですが,GODSGARDENを見てくれている人の中には,見るだけでプレイはしないという人も多いようなんです。それはそれでありがたいんですが,そういう人にはぜひもう一歩進んでいただいて。実際にゲームをプレイして,格ゲーの楽しさを体感してもらいたい。そしてその面白さを,友達にも伝えて,広げていってほしいと思います。

稲葉央明氏:
 このGODSGARDENが,そのきっかけになってくれればね。我々も幸せです。

4Gamer:
 本日は,ありがとうございました。


 コンシューマ版が先行する形での発売となった「スパIV」において,その盛り上げに尽力する総師範KSK氏とGODSGARDEN。実際にその影響のほどを量ることはできないが,いちストIVプレイヤーである筆者が見る限り,その功績は決して小さくないように思う。文中では触れなかったが,ネット対戦を使った大会イベント「GODSGARDEN ONLINE」といった実験的な試みも行われており,アーケードで培われたコミュニティは,コンシューマ版でも霧散することなく引き継がれている。その原動力は,彼らのようなファン達の地道な活動にあるといっていいだろう。

 そして「Evolution」といえば,アメリカで毎年開催されている格闘ゲーム大会のことで,ゲームイベントしては国内外を見回しても,ほかに例を見ない規模の祭典である。それが格闘ゲームの生まれた地,日本で開催されるというのは,我々にとっても,また国外の格闘ゲームファンにとっても,大きな意味があるに違いない。

 発売が迫るAC版「スパIV」に,今冬の「GODGARDEN #3」,そして来春の「Evo Japan」とイベントも目白押しで,さらには「ストリートファイター クロス 鉄拳」PS3版 / X360版)など,気になるタイトルもまだまだ控えている。もしかすると本作のファン,ひいては格闘ゲームファンにとって,来年2011年は近年まれに見る当たり年になるのかもしれない。


「GODSGARDEN」公式サイト

  • 関連タイトル:

    スーパーストリートファイターIV アーケードエディション

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    スーパーストリートファイターIV

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    スーパーストリートファイターIV

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