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[E3 2010]シリーズ最新作「Call of Duty: Black Ops」がAcitivisionのプライベートルームで公開。冷戦を背景にBlack Opsチームが困難な作戦に挑む
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印刷2010/06/16 15:20

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[E3 2010]シリーズ最新作「Call of Duty: Black Ops」がAcitivisionのプライベートルームで公開。冷戦を背景にBlack Opsチームが困難な作戦に挑む

画像集#002のサムネイル/[E3 2010]シリーズ最新作「Call of Duty: Black Ops」がAcitivisionのプライベートルームで公開。冷戦を背景にBlack Opsチームが困難な作戦に挑む
 2006年の「Call of Duty 3」,2008年の「Call of Duty: World at War」(以下,World at War)と,現世代のコンシューマ機が顔をそろえて以来,一年おきにCall of Dutyシリーズの新作を担当してきたデベロッパ,Treyarch。Activision Blizzard傘下のスタジオとして,「Spider-Man 3」や「Quantum of Solace」といった“ライセンスもの”も手がける彼らが開発しているのが,Call of Dutyシリーズの最新作「Call of Duty: Black Ops」PC/PlayStation 3/Xbox 360/Wii,以下,Black Ops)だ。
 「Modern Warfareの制作で忙しいInfinity Ward(シリーズのオリジナルデベロッパ)のリリーフ」という目で見られてきたTreyarchだったが,World at Warが大ヒットを記録し,さらに独自のマルチプレイモードである“ゾンビモード”が好評を得たことから,このBlack Opsにも自信を持って臨んでいるようだ。

画像集#010のサムネイル/[E3 2010]シリーズ最新作「Call of Duty: Black Ops」がAcitivisionのプライベートルームで公開。冷戦を背景にBlack Opsチームが困難な作戦に挑む

 さて,E3 2010にActivisionのブースは出展されていないが,なぜ筆者がE3でActivisionの話題を取り上げられるのか。もちろん筆者が期間中にあえてサンタモニカを訪れて,というわけではなく,South Hallの2階にあるメーカーのプライベートスペースで,同社がBlack Opsのほか,2010年後半から2011年に発売されるタイトル数点の紹介を行っていたのだ。我々にゲームの説明してくれたActivisionのCommunity ManagerであるJosh Olin氏によれば,「ゲームはゲームをして語らしめよ」ということで,ともかく実際のプレイの様子を見せるという形式でデモが行われた。いつものように「撮影禁止」だったので,ここには新旧取り混ぜて,制作発表からこれまで公開されたスクリーンショットを掲載しながらその模様をお伝えしたい。

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本作の正式ロゴ
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ActivisionのCommunity Manager,Josh Olin氏

 プレイを見せてもらったのは二つのマップで,まずは「Big Eye」から。Big Eyeとは,超高空から地上の偵察を行うSR-71,通称ブラックバード偵察機のことで,目標はウラル山脈にあるソビエト連邦の秘密基地だ。プレイヤーはまずブラックバードのパイロットとなってソ連上空に達するのだが,操縦はエンジン始動と離陸だけという簡単なもの。カットシーンのあとで,基地の一部が赤外線カメラの映像として現れる。

画像集#005のサムネイル/[E3 2010]シリーズ最新作「Call of Duty: Black Ops」がAcitivisionのプライベートルームで公開。冷戦を背景にBlack Opsチームが困難な作戦に挑む

画像集#006のサムネイル/[E3 2010]シリーズ最新作「Call of Duty: Black Ops」がAcitivisionのプライベートルームで公開。冷戦を背景にBlack Opsチームが困難な作戦に挑む
 そこには,基地のそばに身を潜めるBlack Opsチーム4人の姿が白く浮かび上がっており,ブラックバードのパイロットが彼らに移動のタイミングと場所を指示するのである。このあたり,まるでストラテジーゲームでユニットを動かしているようで,ソ連の車両が通り過ぎるのを見はからって彼らを基地の内部へ。……と,そこへ敵のパトロール部隊の車両が停車し,中から隊員が次々に姿を現すではないか。こりゃいかん。今度はBlack Opsチームをパトロール隊員から見えない位置に慌てて移動させるといった具合で,見ているほうも割と手に汗握る。
 とはいえ,RTSっぽいパートはそこまでで,視点は高度3000メートルからいきなり地上の隊員に移るのである。まあ,どうでもいいことだけど冷戦時代に,超高空の航空機から,リアルタイムで地上部隊に指示を与えられたかどうかはよく分からない。

 主人公の名前は明らかではないが,おそらくシリーズの伝統に則って,一つのストーリーを複数の視点で追っていくことになるのだろう。彼が持つのは,新たに登場した望遠スコープ付きクロスボウだ。雪中を静かに前進しながら,見つけたソ連兵を無音で倒していくのだが,こうした用途にはかなり使えそう。ただ,矢を一本一本つがえ直す必要があるので,多数の敵には向かない……と思ったら,Dragon's Breathと呼ばれる火薬を仕込んだ矢を選ぶことが可能で,これを使うと複数の敵を一網打尽にできるからすごい。
 さらに,ラペリングしながらガラスを突き破って施設に突入というハデめのシーンに続いて,チームはさらに基地の奥へ。ちなみに,デモに使用されていたのはXbox 360版で,ラペリングの操作はLトリガーとRトリガーをタイミングよく押す(と画面に指示が出た)必要がある。背景が雪山ということもあり,Modern Warfare 2のアイスハンマーによる氷壁登坂を思い出させるが,あれに何度も何度も何度も失敗して崖を転がり落ちた筆者としては,一抹の不安を覚えずにはいられない。

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 ともあれ,ソ連の警備隊と激しい銃撃戦の末に目的である大型の継電器(リレー)の破壊に成功したBlack Opsチームだが,脱出の際の燃料タンクの破壊が原因で,雪崩を誘発してしまう。雪庇がバラバラと崩れ落ちる中,必死の脱出を試みる隊員達。このへんは,「Call of Duty: Modern Warfare」の冒頭のミッションで,沈みゆく船から脱出するシーンにちょっと似ているが,足下のふらつく中,崖の先端に追い詰められた隊員達は,目もくらむような高さを真っ逆さまに落ちていく。でも大丈夫,ベースジャンプのようにパラシュートを背負っていたのでした,というところでBig Eyeは終了した。
 ブラックバードから地上へ,さらに息を殺すような潜入シーンから,次々に敵が出現する激しい銃撃戦へ移っていくドラマチックな展開など,Call of Dutyらしい演出が印象的だった。

画像集#009のサムネイル/[E3 2010]シリーズ最新作「Call of Duty: Black Ops」がAcitivisionのプライベートルームで公開。冷戦を背景にBlack Opsチームが困難な作戦に挑む
 もう一つのミッション,「Payback」の舞台はウラル山脈から遠く離れたベトナムのジャングルだ。内容は,現地時間の6月14日に開催されたMicrosoftのイベント「Xbox 360 Media Briefing」で紹介されたものとほぼ同じで,敵のハインド戦闘ヘリコプターを強奪し,地上の敵部隊をミサイルと機関銃で掃討,さらに飛び立ってきた敵ハインドとの空中戦になり,これらも次々に撃墜していくというスピーディなシーンが続くミッションだ。
 やがて,激しい地上砲火にさらされたハインドはエンジンから火を噴き,敵のまっただ中へと墜落していく。おそらく,ここからまた二転三転するドラマが始まるのだろうけど,デモはここで終了した。

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 最後に簡単な質疑応答が行われた。まず,「Call of Dutyシリーズはマルチのために買う」という人が結構いるマルチプレイモードだが,これについて現段階では詳細は言えないとのこと。とはいえ,これまで以上に豊富なカスタマイズを可能にするそうで,アンロックアイテムやレベルアップに伴うPerkと呼ばれる「特殊技能」など,従来作以上に多くのものが登場するはずだ。
 またフレンドとプレイをすると有利だったり,クランを作りやすくしたりなど,ソーシャル方面のサポートも強化するとのこと。
 シングルプレイのストーリーについても現段階では内緒だが,「ゲームの核となる物語は複雑で奥が深い」そうだ。なんとなく隔靴掻痒な感じだが,いずれにせよゲームの主要な部分の制作はすでに終了しており,現在はブラッシュアップの最中だとOlin氏は語る。

 大ヒット作の続編ということで,Treyarchにも相当なプレッシャーがあったはず。彼らがどのようなCall of Dutyを作り上げたのか,デモを見た限り,期待する価値は十分にありそうだ。すでに日本語版のティザーサイトもオープンしているので,日本のFPSファンは楽しみにしよう。

「コール オブ デューティ ブラックオプス」ティザーサイト


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