業界動向
任天堂,今上半期の業績予想を下方修正
これは,経常利益で700億円の黒字を見込んでいたものに対して,一転,20億円の赤字が予想されることを踏まえてのもの。ハード/ソフトの販売台数などといった内容を見てみると,円高による部分がかなり大きいようには思われるのだが,「3DSの条件」が変わったことも一因であるとされている。
ニンテンドー3DSは,発表時から2011年3月期(要するに今期)に発売するとされていたのだが,最近のネットの噂では3DSの年内発売がまことしやかに語られていたのをご存じの人も多いだろう。本日の正式発表で,2011年2月26日という,今期末まで1か月しか残っていない時期の発売となったことが伝えられた。この時点で同時に業績修正が行われて,その要因に3DSが挙げられている点から見ても,3DSの発売時期は当初の予定より延期された可能性はありそうだ。
まあ,期末ギリギリでもニンテンドー3DSの本体売り上げは400万台,ソフトウェアについては1500万本の出荷を見込んでいるというあたりは,まだまだ強気といえるのかもしれない。
予想しようのないくらいの円高に苦しめられた今期だが,任天堂規模の会社にしてみれば赤字額としてはさほど大きくない。話題の新プラットフォームを擁して臨む来期の業績に期待がかかるところである。
任天堂「行政予想及び配当予想の修正に関するお知らせ」
http://www.nintendo.co.jp/ir/pdf/2010/100929_2.pdf- この記事のURL:
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