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遊び処 ふくろふ公式サイトへ
  • シグナルトーク
  • 発売日:2010/05/14
  • 価格:自動更新:月額1050円(税込)30日券:1575円(税込)90日券:4200円(税込)
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日本将棋連盟協力のもと,プロ棋士の監修を受けた本格オンライン将棋「遊び処 ふくろふ」。正式サービス開始を東京将棋会館で発表
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印刷2010/05/14 22:27

イベント

日本将棋連盟協力のもと,プロ棋士の監修を受けた本格オンライン将棋「遊び処 ふくろふ」。正式サービス開始を東京将棋会館で発表

 シグナルトークは本日(5月14日),オンライン将棋「遊び処 ふくろふ」の正式サービスに関する発表会を,東京将棋会館にて開催した。
 このタイトルは,日本将棋連盟の協力のもと,プロ棋士の監修を受けている本格派のインターネット対戦将棋ゲーム。先ほど「こちら」の記事でお伝えしたように,本日より正式サービスが開始されている。
 なお,サービスは,課金なしに1週間につき一局対戦できる無料会員,対局数制限なしの有料会員に分かれている。
 サービス利用料金は,自動更新が1か月3150円,30日券が5250円,90日券が9450円となる(いずれも税込)。
 詳細については,以下の公式サイトで確認してほしい。

「遊び処 ふくろふ」公式サイト


 会場では,日本将棋連盟の会長を務める米長邦雄氏が,「ふくろふ」に対する期待を込め,「将棋をテーマにしたビジネスや独創的なアイデアには,積極的に協力していきたい」と挨拶。
 続けてシグナルトークの代表取締役である栢 孝文氏が,同タイトルを紹介した。

 栢氏によれば,オンライン将棋の企画・開発に取り組み始めたのは,約2年前。同社のオンライン麻雀「Maru-Jan」と同等の会員数45万人(当時)規模を目指していたという。

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日本将棋連盟 会長 米長邦雄氏
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シグナルトーク 代表取締役 栢 孝文氏

 栢氏は,本作のタイトルロゴを手がけたのは,NHKの大河ドラマ「龍馬伝」の題字などで知られる,書家の紫舟氏であること,ゲームの舞台となっているのが,高級料亭「東京・芝 とうふ屋うかい」であることを紹介した。

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 また,将棋盤はプロ棋士の公式対局で使われるものを再現。さらにゲーム中で使われる駒は,山形・天童の伝統工芸士,国井 孝氏が実際に手がけたものを取り込んでデザインしている。
 たとえば,盤上には全18枚の「歩」の駒が存在するわけだが,よく見ると1枚1枚の木目などがすべて異なるというわけだ。また,駒の大きさによって,打ったときの音が微妙に異なるということからも,そのこだわりがうかがえるだろう。

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 「ふくろふ」では,これまでの将棋ゲームではほとんど実現されていなかった「戦型」の概念をフィーチャーしている。ゲーム中では,プレイヤーの打ち方に応じて26種類の戦型が自動的に判定され,データとして記録される。
 栢氏は,将棋ゲームに取り組むにあたり,さまざまな文献や資料を調べ,戦型が将棋史の大きなポイントになっていることを知ったという。

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 「ふくろふ」のもう一つのポイントは「感想戦」だ。
 感想戦とは,対局後,お互いに「あの手順でこうしていたらどうなったか」と研究するもので,これも従来の将棋ゲームでは実現が難しかったコンテンツだ。
 プロ棋士や熱心な将棋ファンは,対局そのものよりも感想戦に時間をかけるケースが多いそうで,3月17日から実施されたβテストでも熱心な要望が寄せられたという。
 実際にはできない動きを含め,かなり自由に駒を動かせるので,プレイヤー同士のコミュニケーションが深まるのはもちろんのこと,将棋の研究に一役買うのではないかと,栢氏は期待を見せた。

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先手後手を決める“振り駒”も再現。栢氏曰く,これもこだわりのポイントとのこと
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手のアイコンによって,どの駒を動かそうとしているかが相手にも見える

 ゲーム中の対局では,マウスカーソルを動かすとそれに応じて手のアイコンが動き,相手からもそれが見えるようになっている。栢氏は,リアルの対局と同じく,駒を動かそうとしているのを見る/見られることで,ある種のコミュニケーション効果が生じるのではないかと説明した。

 最後に栢氏は「将棋に関しては素人同然だったが,日本将棋連盟の協力のもと,大きな飛躍を目指したい」と述べ,発表会を締め括った。

監修を務める日本将棋連盟の片上大輔六段(右)
画像集#009のサムネイル/日本将棋連盟協力のもと,プロ棋士の監修を受けた本格オンライン将棋「遊び処 ふくろふ」。正式サービス開始を東京将棋会館で発表
  • 関連タイトル:

    遊び処 ふくろふ

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