サードウェーブ，ゲーマー向け周辺機器ブランド「ROCCAT」の取り扱いを正式発表。ヘッドセット2製品販売開始

ROCCAT Kave

　ドイツ発のゲーマー向け周辺機器ブランド「ROCCAT」が日本に上陸するとの第一報をお伝えしてから2週間強。PCショップ「ドスパラ」を運営するサードウェーブは，ドスパラでROCCATブランドを取り扱うと正式に発表した。
　2009年12月9日の記事では，第1弾製品として6製品を紹介したが，実際に第1弾として販売が始まったのは，ヘッドセット「ROCCAT Kave」「ROCCAT Vire」2製品。両製品とも，25日時点ではドスパラの通販サイトでのみ取り扱いとなり，26〜27日にかけて，全国のドスパラ各店で販売が始まる見込みとなっている。

→ドスパラ通販サイト，ROCCATブランド販売ページ

　ROCCAT Kave（Kave：ケイブ）とROCCAT Vire（Vire：バイアー）の製品概要については9日に掲載した第一報を参照してほしいと思うが，あらためて簡単に説明しておくと，両製品はおおむね，以下のような特徴を持つ製品だ。

●ROCCAT Kave

• アナログ接続によるリアル5.1サラウンドヘッドフォンに，ブームマイクをセットにした上位モデル。大柄なデザインながら，折りたたんで運べるようになっているのも特徴といえる。価格は9980円（税込）

●ROCCAT Vire

• 付属のアダプタにより，PCだけでなく，iPhone/iPod Touchや携帯ゲーム機とも接続可能な，インイヤータイプのヘッドセット。価格は3980円（税込）だ

ROCCAT Vire

　価格情報が明らかになっていながら，マウス「ROCCAT Kone」や，ユニークな仕様のケーブルアンカー「ROCCAT Apuri」が間に合わなかったのは残念だが，サードウェーブによると，早ければ年内に間に合うかどうか，というスケジュールで，マウスパッド「ROCCAT Sense」の市場投入を準備中とのこと。残る製品も，2010年に順次発売予定とのことなので，これらは間もなくやってくる来年を楽しみに待ちたい。

　とにもかくにも，ゲーマー向け周辺機器の選択肢が増えたことは，大いに歓迎されるべきだろう。気になった人は，年末年始の休みにでも，ドスパラの店頭へチェックしに行ってみてはどうだろうか。