2010年9月27日,ZOWIE GEARは,BenQとの共同開発によるゲーマー向け液晶ディスプレイ
「XL2410T」をアナウンスした。液晶パネルは23.6インチワイドで,解像度は1920×1080ドット。応答速度は2ms(GtG,グレーからグレー)で,LEDバックライトを内蔵している。
なお,グレアとノングレアのどちらかといったパネルの仕様や,気になる発売日と価格は,今のところ明らかになっていない。
XL2410T。明らかになっている基本スペックと写真から,ノングレア(非光沢)のTNパネルを採用するものと思われるが,断言まではできない
 |
XL2410Tは,元プロゲーマーのAbdisamad“SpawN”Mohamed氏とEmil“HeatoN”Christensen氏からアイデアをフィードバックし,開発されたというゲーマー向け液晶ディスプレイ。
2010年8月に開発表明が出されていたモデルが,8月下旬正式発表予定から若干遅れて,正式発表された格好だ。
入力端子は3系統
 |
最大の特徴は
低解像度設定時における120Hz表示への対応。本機はDVI-IとアナログRGB(D-Sub 15ピン),HDMI入力をサポートするが,DVI入力時に,640×480・800×600・1024×768・1920×1080ドットの4つで120Hz表示が可能とのことだ。16:10や16:9アスペクトでもいくつか低解像度の選択肢が欲しかった気はするが,ともあれ,800×600ドットや1024×768ドットがサポートされたのは,競技性が高いFPSのプレイヤーにとって朗報だろう。
なお,アスペクト比調整機能に関して続けると,XL2410Tは,一般的なフル画面やアスペクト比を保った拡大モードに加え,“17&19インチディスプレイや,19&22インチワイド相当のモード”も搭載。英文リリースを読む限り,表示面積をこれらのディスプレイ製品と同等に狭めて,視野角の問題などを解決するものだと思われるが,これにより,ゲームのイベントで表示面積が異なるディスプレイが指定された場合でも,最適な条件で練習できるようになるとのことだ。
画質調整モードとして,「FPS mode」と2つの「User Modes」を搭載するのも,XL2410Tの特徴とされている。これらのモードはSpawN氏とHeatoN氏によって調整されており,FPS Modeでは,FPSにおける暗所での敵の視認性を上げるためガンマ設定を最適化し,パフォーマンスと視覚的な外観の完璧なバランスを提供するという。
なお,液晶パネルのコントラスト比は最大1000万対1(ダイナミックコントラスト機能使用時)。NVIDIA 3D Visionに対応することもアナウンスされている。
全体的に,特別驚くような新機能が搭載されているわけではないが,現時点で存在している技術を,ゲーム用として適切にチューンしてきた印象は受ける。価格情報ともども,続報が待たれるところだ。
リリースでは,SpawN氏とHeatoN氏の開発協力が強調されている
 |