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石元運営プロデューサーがリアルPvPに挑戦!?「ArcheAge」新PvPコンテンツ「赤露の戦い」発表会レポート
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印刷2015/02/13 12:00

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石元運営プロデューサーがリアルPvPに挑戦!?「ArcheAge」新PvPコンテンツ「赤露の戦い」発表会レポート

 ゲームオンは2015年2月12日,同社がサービス中のMMORPG「ArcheAge」において新PvPコンテンツ「赤露の戦い」を2月18日に実装すると発表した(関連記事)。今回,その記念(?)として,「ArcheAge」の運営プロデューサーを務める石元一輝氏(以下,石元氏)が,実際の鎧を装着してリアルなPvPを体験することになったのだ。どうしてそうなったのかはともかく,本稿では,その様子を含めて,発表会の模様をレポートしよう。

画像集 No.002のサムネイル画像 / 石元運営プロデューサーがリアルPvPに挑戦!?「ArcheAge」新PvPコンテンツ「赤露の戦い」発表会レポート

新PvPコンテンツ「赤露の戦い」は毎日開催!

拠点制圧が勝利の鍵か


 まずは,ArcheAgeのプレイヤーが気になっているであろう,新しいPvPコンテンツ「赤露の戦い」の発表内容から紹介していこう。

 現在のArcheAgeには,少数戦の「アリーナ」「グラディエイター」,大規模戦の「麦畑を揺るがす戦い」「アビスレイド」といったPvPコンテンツが用意されている。今回,2月17日のアップデートで実装される「赤露の戦い」は,旧大陸のアビスゲートの北に追加されたエリア,「デュープレイン」で行われる参加人数無制限の大規模戦だ。戦いは1日2回,13:00,21:00から始まり,35分間の戦闘が繰り広げられる。参加条件はとくになく,誰でも気軽に参加可能だ。

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 「赤露の戦い」がほかのPvPコンテンツと大きく違うのは,エリア内に設置された六つの拠点を占拠してスコアを稼ぐ「陣取り合戦」だということだ。拠点を占拠したときはもちろん,相手に取られてしまった拠点を取り返すことでもスコアが得られる。
 ただし,拠点を占拠するためには,その場にある「アンタロンの束縛」を破壊し,残骸に刻印をほどこす必要がある。破壊された「アンタロンの束縛」は一定時間後に復活するという仕組みのため,占拠されたすぐあとにその拠点を奪うことはできない。どのタイミングで拠点を攻めるのか,状況の見極めが重要になるだろう。
 なお,スコアは加算方式で,占拠していた拠点を敵勢力に取られてもスコアが減ることはない。そうして最終的に,制限時間内に得たスコアの高い勢力が勝利となる。

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「赤露の戦い」の舞台となる「デュープレイン」:
デュープレインはかつてアンタロンの邪悪な儀式が行われていた土地である。赤露の祭壇と中心とし、周辺には祭壇への魔力の源として機能していた6つの「レッドデュー泉」が点在している。儀式にはおびただしい血を必要としたとされ、泉は、アンタロンの束縛の力で支配されている
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赤露の祭壇
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レッドデュー泉

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「赤露の戦い」開始前:
開始時間前、各大陸に「赤露の祭壇」へのワープゲートが出現。移動してNPCからクエストを受注。開始後は拠点に向かいます
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拠点制圧:
「アンタロンの束縛」を破壊し、残骸に刻印。完了すると、タヤンの楔が出現し自分の勢力にスコアが入ります。なお、束縛は一定時間後に復活します
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制圧後の拠点:
自勢力の制圧した拠点が復活すると、他勢力が制圧可能になります。他勢力の制圧した拠点が復活すると、自勢力が制圧可能になるため、冷静に戦況を見極めてスコアを稼ぐことが勝利への道です
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「赤露の戦い」終了:
制限時間後、勢力ごとに獲得したスコアに基づいて順位が決定します。高い順位の勢力がより多くの「勇者の証」を獲得。NPCにクエスト完了を伝え終了となります

 また,マップ上にはモンスターが出現し,それを倒すとバフアイテムが入手できる。このアイテムには,拠点制圧が楽になったり,敵との戦いが有利なったりする効果があり,戦いの趨勢を決めるポイントになりそうだ。

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 戦闘の終了後,「麦畑を揺るがす戦い」と同様に「勇者の証」が褒賞として獲得できる。アクセサリーの製作に力を入れているプレイヤーや,スキルの上限を延ばしたいプレイヤーにとって見逃せないコンテンツとなりそうだが,高い順位の勢力ほど多く手に入るので,できるだけ上位を目指して戦いたいところだ。
 ちなみに,韓国ではすでに実装されていて評判も上々とのこと。日本でもスポーツライクなPvPコンテンツとして,盛り上がってほしいと石元氏は話していた。


 このほか石元氏は,今後のアップデートで新しい上位の邸宅も実装される予定だと明かした。また,現在「ArcheAge」では,3on3の公式PvP大会「GAIA」が開催されているが,日本各都市を回ってPvPのオフラインイベントの実施予定があるという。
 「ArcheAge」といえば生活系のコンテンツの印象が強いが,今年はPvPの楽しさもアピールしてきたいと話し,石元氏自身も昨年からPvPに積極的に参加していて,オフラインイベントには自ら参戦すると意気込んでいた。

 なお,「赤露の戦い」の詳細なルールなどは,後日公開される公式サイトで仕様が明らかになるとのこと。続報に注目しよう。


クリック一つの防具の装備も実際には大仕事

迫力ある実戦体験に石元氏も大興奮


 さて,今回の発表会が行われた場所は,東京都・目白にある「キャッスル・ティンタジェル」である。
 この名前を聞いてピンときたかもしれないが,これまでに4Gamerで数回記事を掲載したことがある「ジャパン・アーマードバトル・リーグ」を開催した,中世の西洋文化を日本で発信しているスクール団体だ。「ArcheAge」が同大会のスポンサーをしていることもあり,今回の体験会が実現したようだ。ティンタジェルの最近の活動については,1月25日に開催されたリーグマッチのレポート記事などを参考にしてほしい。

 そんなわけで,リアルPvPを体験するため,鎧の装着を始める石元氏。「何度か試合を見に行ったことがある」と氏は話していたが,実際に体験するのは初めてとのこと。足から腰へと,下から順に装備していくのだが,最初こそ余裕のあった石元氏だが,装着が進むにつれて徐々に顔から余裕が失われていく。

鎧の重みはなんとかなるようだが,それ以上に身体の動きの制限が気になってしまうそうだ。身体に合う鎧を捜すスタッフの姿を見て「ゲームだとクリック一つで装備できちゃうんですけどね……」だとか,「(ゲームで)体型に合わせて鎧を打ち直す機能が実装されたら,鍛冶屋は大もうけかも」とこぼす一面も
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 身体に合う鎧を探して試行錯誤したこともあり,結局,約1時間ほどかけて石元氏の騎士姿が完成した。なかなか見事な立ち姿だが,ヘルムの中から見える範囲はかなり狭いようで,何をするにも大変そうだった。

フル装備の石元氏。非常に強そうである。脚を守るアーマーはインナーから「吊す」構造になっていて,鎧にもいろいろバリエーションがあるのだと感心させられた
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 装備を終えた石元氏は,いよいよ実戦に挑戦。石元氏を指導するのは,ティンタジェル代表のジェイ・ノイズ氏だ。大まかなルールや動き方を石元氏に伝えたあと,いきなり実戦での指導に入った。

右の騎士がティンタジェル代表のジェイ・ノイズ氏。石元氏も決して背が低いわけではないが,身長差のせいか大人と子どもが並んでるかのように錯覚してしまう
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 石元氏に攻撃の感覚を掴ませるため,始めは防御に専念していたジェイ・ノイズ氏。何度か斬り合っているうちに二人とも熱が入り,次第に普通の対戦のようになっていく。ソードとバックラー(ちなみにバックラーも2〜3kgはあるそうで結構重い)を手に斬り合う二人だが,やはり経験とリーチの差でジェイ・ノイズ氏が優勢だ。それでも石元氏はバックラーで攻撃をかわしつつ,なんとか一撃を入れようとしていた。

お互いに「マイロード!」のかけ声とともにソードで斬り合う石元氏とジェイ・ノイズ氏。石元氏は慣れないヘルム姿で前が見づらいこともあってか,攻撃をヒットさせるのが難しそうだった
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試合を終えた石元氏。疲れ切っているのがよく分かる
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 約10分程度の実戦体験だったが,石元氏は息も絶え絶え。対戦を終えて「重い,動きづらい,腕が上がらない。どこを打っても防がれる」と疲れ切った声で話していたが,それでも,どこか楽しそうだったように見えた。

 石元氏が落ち着いてから改めて感想を聞いたところ,「見るたびに大変そうだなと思ってましたが,やってみると無茶苦茶ハードでした。でも,ゲームの見方も少し変わりましたね。その意味では,自分の見識が広げられて良かったと思います。体力や腕力がなかったので(身体が)もちませんでしたが,ある程度体力がある人は面白いと思いますよ」と話してくれた。

 ジェイ・ノイズ氏も「総合格闘技の経験がある人でも,初めてのときは疲れるぐらいです。それを考えれば,(石元氏は)よく動けている。攻撃は慣れが必要なので難しいが,ディフェンスにかなりのセンスがある」と話し,ぜひ入会しないかとスカウトする場面もあった。

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 MMORPGに限らず,ゲームでは一瞬で装備できる鎧甲冑が,実際に装着するとなると,こんなに大変なのかと改めて思い知らされた今回のイベント。ArcheAgeの新PvPコンテンツ「赤露の戦い」の実装が楽しみな一方で,ゲーム好きとしては,こうした古い西洋文化の一部に触れてみるときっと楽しめるはずだ。興味がある人は,キャッスル・ティンタジェルの活動に注目してみよう。

キャッスル・ティンタジェル公式サイト

「ArcheAge」,「赤露の戦い」特設サイト

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