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ついに4人の主人公達が動く姿を垣間見られた,「龍が如く4 伝説を継ぐもの」先行体験会&名越総合監督サイン会レポートを掲載
今回は,東京都・池袋のヤマダ電機 LABI1池袋モバイルドリーム館において行われた,イベントのレポートをお届けしよう。
「龍が如く4」では,元ホームレスの街金融「秋山駿」,極道18人殺しの脱獄囚「冴島大河」,“神室町のダニ”と呼ばれる刑事「谷村正義」,そして伝説の龍と呼ばれた元極道「桐生一馬」の4人が主人公。つまりプレイヤーが操作できるキャラクターが4人いることになる。
ストーリーを進めていく中で,街をうろつくヤクザやチンピラといった敵と,バトルを繰り広げることになるのだが,先述の4人は,シリーズのファンにはおなじみ,数々の喧嘩奥義を繰り出す桐生一馬のほか,秋山は「スピードと多彩な蹴り技」,冴島は「パワフルで豪快,強力な攻撃を駆使」,谷村は「捌き/掴み技の達人」と,それぞれ異なった特徴を持っている。
会場に用意されていた試遊台では,秋山・谷村・冴島・桐生の順で,そのバトルを体験できるようになっていた。もちろん,「龍が如く」シリーズでおなじみの,看板やゴミ箱など,周囲にある物すべてを武器として利用できる,何でもアリの“ケンカバトル”は健在だ。また,谷村のステージではビルの屋上,冴島のステージでは地下と,「4」で新たに導入されたエリアの一部を垣間見られた。
本会場に用意されていた試遊台は3台で,それぞれにスタッフが付いてレクチャーをしていたので,初めての人でも安心してプレイできるだろう。
そして,「龍が如く」シリーズのイベントではおなじみといえる,名越氏によるサイン会には,数多くのファンが集まっていた。名越氏は,サイン色紙や,ファンが持参したグッズなどに一つ一つ丁寧にサインを入れ,また,握手や記念撮影といったリクエストにも気軽に応じていた。名越氏のサイン会取材を訪れるたびに,変わらぬ分け隔てない気さくな応対に感心させられるとともに,こういった地道なファンサービスの積み重ねが,「龍が如く」シリーズの人気を支えているものの一つであることを再認識させられる。
さて,名越氏が来場した人すべてにサインをし終えたあと,合同インタビューではあるが,いくつか話を聞くことができたので,その模様を最後にお届けしよう。
名越氏:
回を追うごとにたくさんの方が来てくれていて,今回も同じように集まっていただいたことはとても嬉しいですし,ある意味ほっとします。それにちゃんと応えられる内容になっていると思うので,たくさん遊んでもらえたらな,と思います。
――体験会では,4人の主人公達を操作してプレイできましたが,どこに注目してほしいと思いますか?
名越氏:
今回はバトルに限定しましたが,いろんなキャラクターでいろんなバトルができることであり,触りやすくてアクション性の高いゲームができるという意味では,今までの流れといい意味で一緒なので。また豪快に暴れられるんだなという感じが伝わってくれれば,嬉しいなと思います。
――「龍が如く4」では,なぜ主人公が4人という形になったのでしょうか。
名越氏:
もともと,マルチのプレイヤーキャラクターで遊ぶというアイデアはあったんですけど,そのタイミングが訪れたというか,やれるであろうという自信ができたので。マップも広がりましたし,ストーリーの紡ぎ方も変わりました。「4」でいろんなものを壊して,積み上げ直したものもあります。4人であることによって変わったことはたくさんあるので,それを楽しんでもらいたいなと思います。
――シリーズ作品ということで,未経験でいきなり「龍が如く4」を始めていいのか,心配になる人もいると思いますが,そのあたりはどうなっているんでしょうか?
名越氏:
「1」「2」「見参」「3」,全部そこから始めても問題がまったくないように作ってあるように,どこから入っていっても遊べるのが「龍が如く」なので。ただ,紡いであるものが分かっていたほうが,より理解が深まるんじゃないかと言われたら,その部分はあると思います。
「主人公が増えて物語の紡ぎ方が変わった」シリーズの第1弾と考えるなら,「4」のほうが,これまでの作品より入りやすい部分もありますし,あえて「新しい人」という言い方をすれば,僕は「4」がお勧めだと思います。
知っている人がより楽しめて,知らない人も心配なく楽しめるようにというのは,スタッフも気にしているところなので,大丈夫ですよ(笑)。
――ありがとうございました。
「龍が如く4 伝説を継ぐもの」公式サイト
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龍が如く4 伝説を継ぐもの
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