PlayStation 2用ソフト「
ヒャッコ よろずや事件簿!」が,4月9日に発売される。価格は7329円(税込)。同日に発売される限定版(税込9429円)には,オリジナルサウンドトラックCDおよび特製CDキャリングケースが同梱される。
通常版パッケージ |
限定版パッケージ |
【商品概要】
タイトル:ヒャッコ よろずや事件簿!
対応機種:プレイステーション 2
発売日:2009年4月9日発売予定
希望小売価格:通常版:6,980円(税込:7,329円)限定版:8,980円(税込:9,429円)
ジャンル:学園放浪アドベンチャー
CERO:B
発売元:株式会社5pb.
販売元:株式会社Genterprise
プレイ人数:1人
著作権表記:(C)カトウハルアキ・フレックスコミックス/ヒャッコ製作委員会
(C)2009 5pb. Inc.
公式サイト:http://5pb.jp/games/hyakko
限定版同梱内容:
1.「ヒャッコ よろずや事件簿!」オリジナル・サウンドトラックCD
※オープニングテーマ「幸せの形」ショートバージョン、エンディングテーマ「学園生活」虎子バージョン(cv折笠富美子)、四方小鳩(cv.山本彩乃)キャラクターソング ほか収録!
2.「ヒャッコ よろずや事件簿!」特製CDキャリングケース
本作は,カトウハルアキさん原作の「ヒャッコ」をゲーム化したタイトル。原作は無料Webマガジン
「FlexComix ブラッド」で連載中で,
テレビ東京系列でアニメ化もされている。
原作では,私立上園学園新入生の女子4人(上下山虎子/伊井塚龍姫/早乙女雀/能乃村歩巳)が数々のトラブルを巻き起こすという,破天荒な学園生活が描かれている。
“学園放浪”アドベンチャーと銘打たれたゲーム版は,以下のようなオリジナルストーリーが展開される。
――5月初め、上園学園。虎子たちは、物置部屋が立ち並ぶ廊下の一角に存在する同好会、通称『よろずや』を発見する。学園内の噂によると、よろずやの活動内容は、落とし物探し、学園内の生徒たちの悩み相談や身辺調査など……つまり探偵の真似事をするような同好会らしい。かなり昔から存在し、代々の部員たちが日々、依頼者を待ち望んでいるそうだ。しかし不思議な事に、現在メンバーはいるもののほとんど活動していない状態らしい。
そんな、よろずやに心を奪われた虎子は即勝手に入会を決定(もちろん、龍姫、雀、歩巳も虎子の勢いに負けて強制的に入会)。すると、正体不明のよろず長から、メモ書きで脅迫というか、おフザけというか、とても怖いメッセージが現れる。
『これから虎子たちのよろずやとしての活動が優秀であるかを査定し、もし及第点に達しなければ、5月末日に【よろずの神々】から天罰が下る』という、なんとも理不尽な枷が虎子たちに課される……。
虎子たちは、期限内で成果をどれだけ上げることができるのか!?
「ヒャッコ よろずや事件簿!」の特徴は,「視点変更モード」。プレイヤーは,虎子/龍姫/雀/歩巳を操ってゲームを進行していくのだが,“視点変更”で同じ出来事を別の視点から見ることができるようになっている。マルチエンディング形式なので,やり込み度も高そうだ。
また,ゲーム版には原作に登場したキャラクター達が多数登場するのだが,目玉は新キャラクター「四方小鳩」。リリースには「
原作コミックでもまだ登場していない新キャラクターが,何とプレイステーション 2版ヒャッコに先行登場?!」と書いてあるので,もしかしたら原作コミックにものちのち登場するのかもしれない。
なおゲーム版はフルボイスとなっており,アニメと同じキャスティングで,虎子/龍姫/雀/歩巳がしゃべりまくる。
アニメ版のファンにはおなじみの
折笠富美子さん/根谷美智子さん/落合祐里香さん/平野 綾さん,そして四方小鳩役の
山本彩乃さんのオフィシャルコメントが届いたので,以下に掲載しておく。
■上下山 虎子(かげやま とらこ) CV.折笠 富美子
直感と思いつきで行動し、いつも騒動を巻き起こすトラブルメーカー。恋愛沙汰には、意外と弱い。
上下山 虎子役・折笠富美子さんオフィシャルコメント
――まずは「ヒャッコ」という作品の印象を教えて下さい。
まさにドタバタコメディという言葉通りの作品です。それぞれのキャラクターの濃ゆい部分がぶつかり合っての青春群像劇だと思います。
――特に折笠さん的に気に入っている部分とかありますか?
学園もので、学校の中でも特に女の子のキャラクター達がすごく元気がある部分。そこがとても爽快です。
――ゲーム化の話を聞いた時の率直な感想は?
まず、どんなゲームになるんだろう?って。他のキャストの方とか、ファンの方もたぶん思っているんじゃないですかね…、私も最初はそう思いました(笑)。アニメ本編の時の大幅な予告編みたいなゲームになるかもしれないしって。そういう意味では「ヒャッコ」はなんでもありな気がするので、台本が来るのが楽しみでした。
――ゲーム版を演じてみた感想は?
アニメでは描ききれなかった虎子が描かれているように感じました。いろんな感情とか、いろんなテンションがたくさん出てきます。
――最後にファンの皆さんへのメッセージをお願いします。
アニメの枠を飛び出して、虎子が暴れていますので、コントローラーを持って、おおいに突っ込んでいただければ嬉しいです。楽しくプレイしてください。
■伊井塚 龍姫(いいづか たつき) CV. 根谷 美智子
大企業の社長令嬢。虎子たちのペースにはまり、いつも散々な目に遭う係。
伊井塚 龍姫役・ 根谷美智子さんオフィシャルコメント
――まず「ヒャッコ」という作品についての印象を教えて下さい。
すごくいろんな登場人物がいるのに、誰一人キャラクターが被ることなく、個性的な人たちが揃っている作品です。でも内容的には、毎回そんな大きな事件や出来事が起こるわけではなく、つねに日常の積み重ねで、1日が終わる、という感じの作品だと思います。
――ご自身から見た「龍姫」というキャラクターの魅力を教えて下さい。
龍姫はお嬢様で、ずっと両親が遠くにいた関係で、「自分一人でも生きていける」と思っていたけど、虎子、雀、歩巳の3人に会って、今まで自分が思っていた以外の自分が出てきたりしていると思うんです。本来はきっと、自分では気づいていない寂しがり屋なんだろうなと。そこがかわいいなと思います。
――ゲーム化のお話を聞いた時の感想を教えて下さい。
日常がどうやったらゲームになるのかな〜って考えました。なんかすごい事が起こるのか、それとも、このままアニメと同じ調子でたんたんと進むのかな〜と。
――最後にファンの皆さんへのメッセージをお願いします。
「ヒャッコ」のそのままの世界は、すごく楽しんでもらえると思いますし、よりいっそう個人個人のキャラクターが生かされていると思います。それとアニメではあまりしゃべらなかったキャラクターもたくさんしゃべっていると思いますので、そこらへんも楽しんでいただけたら嬉しいです。
■早乙女 雀(さおとめ すずめ) CV. 落合 祐里香
口数少なく、予測不可能な行動を取る怪力ハラペコ少女。虎子とは中学からの仲。(天然)ボケ担当。
早乙女 雀役・落合祐里香さんヒャッコオフィシャルコメント
――まず「ヒャッコ」という作品の印象は?
他の作品にはない暖かさがある作品だなと最初の印象では思いました。基本はギャグテイストの学園ドタバタコメディなんですけど、友情がテーマになっているような気がしていて。メインの4人の女の子、それと、それを取り巻く素敵なキャラクターたちとのやり取りが面白くもあり、でもその中に、ちょっと「昔こんな事あったかも」っていうような女の子同士の友情も織り込まれていて、そこが印象的でした。
――ゲーム化のお話を聞いた時の感想は?
アニメが終わっちゃって寂しいな〜と思っていた所で、ゲーム化のお話を聞いたので、「あ、まだまだ展開していくんだな」という感じで、嬉しく思いつつも、ゲームがどんなお話になるのかがとても楽しみでした。
――では台本を読んでみてゲームの内容を知った時の感想は?
けっこう怖いシーンがあったりしました。あと、アニメではあんまり私の演じている雀はしゃべらない役なんですけど、ゲームではものすごくしゃべっています! それでアニメでは気づかなかった雀の性格がどんどん見えてきて、「あ、すごいな、このゲーム」って思いました。
――それはまた厳しいですね。では最後にファンのみなさんへのメッセージをお願いします。
「ヒャッコ」がゲームになって帰ってきました。アニメとは違ったゲームならではの一面が見れるのと、内容も面白い事になっていますので、是非プレイして楽しんでいただければと思います。
■能乃村 歩巳(ののむら あゆみ) CV. 平野 綾
ごく普通の女の子。虎子たちの起こす騒動に巻き込まれては毎度大変な目に遭う。男子人気は高い。
能乃村 歩巳役・平野綾さんオフィシャルコメント
――ヒャッコという作品の自分なりの印象と魅力を教えて下さい。
学園モノのアニメは数多くありますが、こんなにもキャラクター一人一人が個性的でドタバタの日常を描いた作品はあまりなかったのではないでしょうか。初めてこの作品に触れた時、かなり衝撃を受けました。
――ご自分の演じるキャラクターの魅力は?
“フツー”なところです。これだけ個性的な綿々が揃っているなかで、逆に普通なのが個性になっているのかもと思ってしまいます。自分を変えようと健気に頑張る姿が可愛いです。
――ゲーム化の話を聞いた時の感想は?
アニメの時と同じように、どれほどドタバタの学園コメディになるのだろうかと、とても期待していました。キャラクターも多いので、色々なストーリー展開がありそうだな〜と勝手に想像してました。
――ゲーム版を演じてみた感想は?
アニメよりも騒がしくなっていて、歩巳は終始、泣いたり怯えたり叫んだりしていました。アニメが終わってから久しぶりに歩巳を演じたので、とても楽しかったです。
――では最後にメッセージをお願いします。
これからも続くヒャッコの世界をまずはゲームで楽しんでください!
■四方 小鳩(しほう こばと) CV. 山本彩乃
上園学園高等部2年 新聞部部長
・写真部に仲の良い友達がいる
・京極柳や古囃独楽と知り合い
・よく喋る(セリフ多い系のキャラ)
・あることないこと喋る
・よく政治的な用語とか、難しい言葉を使う
・頭は良いらしい
・3バカトリオ(獅々丸、柳、狐)とは別クラス
新聞部部長ということもあり、情報には敏感。もちろん様々な学園の噂も知っており、彼女に聞けば欲しい情報は大体そろうかも。ただし、その信憑性には「?」がつく……という評価も!?虎子とはあまりウマが合わないようである。
四方 小鳩役・山本彩乃さんオフィシャルコメント
――まず「ヒャッコ」という作品についての印象を教えて下さい。
ドタバタ学園青春コメディー! 友情は大切! という印象を受けました。高校1年生から仕事を始めた私には、憧れの世界です。
――ゲームに出演が決まったというお話を聞いた時の感想を教えて下さい。
本当にいいんですか?って感じでした。憧れのヒャッコ、大好きな学園ゲーム・・・とても感激しました!!
――ご自身から見た「小鳩」というキャラクターの魅力を教えて下さい。
これ!と決めた情報はとことん調べ上げ、自分の意見をはっきり言えるかっこいい女の子です。ゲーム本編ではツンしかないのですが、限定版についてくるCDの中に小鳩ちゃんのキャラソンが入っていて、その曲のタイトルが「乙女スクープ!」といい、本編からは想像ができないような可愛いらしい乙女の心の中を歌っています。二つ合わせてツンデレの完成です!
――ゲームを演じてみた感想は?
初めて聞くような難しい台詞があってとても大変でした。スタッフさん方から色々コツを教えていただきながら演じさせていただいて、とても勉強になりました! ご迷惑はいっぱいおかけしてしまったのですが、私自身は大好きで憧れのアフレコができたのでとっても楽しかったです。
――最後にファンの皆さんへのメッセージをお願いします。
ヒャッコよろずや事件簿をプレイして一緒に青春を味わいましょう! 憧れの二次元の世界に一日でも早く行けるように、声優さんのお勉強も頑張っていますので、どうか応援してください。