2015年12月13日,東京のベルサール秋葉原にて,MOBA「
League of Legends」(以下,LoL)のイベント
「最強ソロレーナー決定戦」が開催された。
本イベントは,Intel主催のPCオンラインゲームイベント「
INTEL CLUB EXTREME GAMERS WORLD」の一環として行われたもので,一般公募27名,招待選手5名の総勢32名によって,LoLにおける1v1の最強プレイヤーを決定しようというものだ。
大会形式はBo1(1勝先取)のトーナメント戦で,決勝戦のみBo3(2勝先取)で行われる。勝利条件は1キル,1タワー,100csのいずれかを先に取るというもので,そのほかのルールに関してはLJL(LEAGUE OF LEGENDS JAPAN LEAGUE)ルールに準拠となっていた。なお,BAN/PICKはなく,使用チャンピオンの制限もないが,招待されたプロ選手のみ,同じチャンピオンを大会中に二度使用してはいけないというハンデが課せられていた。
この日実況・解説を務めたのは,LJLでお馴染みのeyes氏,Revol氏と,女優の大久保 聡美さん。大久保さんはLoLを普段からプレイしているとのことで,次々と繰り広げられる熱戦を興奮した様子で応援していた
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試合のほうはというと,招待枠のAwaker選手が第一試合で敗退するという波乱の幕開けとなり,さらに,Rkp1選手,rain brain選手といった招待選手も次々と敗れていくという混沌とした展開に
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11月28日にオーストラリアで行われたオールスターイベントでは,諸外国のトッププレイヤー相手に1v1モードで大活躍したCeros選手。本大会でも優勝候補筆頭だったが,3回戦でまさかの敗退。得意チャンプのひとりであるZEDをピックするも,守りに徹するLv1 Yuki選手のヌヌを攻め崩すことができず,先に100CSを取られての敗北となった
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試合の合間には,プレゼントが客席に投げ込まれるというサービスがあり,来場者を喜ばせていた
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激戦を制して決勝戦まで勝ち進んだのは,ffujisawa選手とLozy00選手の両名。どちらも一般公募から選ばれたアマチュアのプレイヤーだ。
Lozy00選手はLucianやKindredといったADCを中心にプレイしており,今大会に向けて1v1のモードをかなり研究してきたとのこと
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一方のffujisawa選手は,Aniviaを使って勝ちあがってきた
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決勝戦でも,ffujisawa選手はAniviaをピック。それに対してLozy00選手はBrandやKindredをピックするが,わずかなダメージ交換の差でffujisawa選手が優勢となる場面が多く,最後は,Aniviaを卵状態にしてトドメを狙いにいくLozy選手に対して,卵状態から復活したffujisawa選手が逆にキルを取るという劇的な幕切れによって決着。見事,ffujisawa選手が「最強ソロレーナー」の栄光を手にすることとなった。
入賞を果たした4名。ベスト4まで勝ち進んだtapu選手(一番左)とLv1 Yuki選手(一番右)には賞金3万円とVプリカ5千円が,準優勝のLozy00選手は賞金5万円とVプリカ1万円が贈呈された
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優勝したFFUJISAWA選手には,賞金10万円とVプリカ5万円が贈呈された
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