基本料金無料オンラインゲーム「League of Legends」を運営するRiot Gamesが，東日本大震災の義援金として約1400万円を寄付

　オンラインストラテジー「League of Legends」を運営するRiot Gamesが，東日本大震災の被災者への義援金として，16万2430ドル（約1400万円）を寄付したと発表した。これは，同作に登場する女性キャラクターの1人で，人気の高いAkaliに着せるセクシーナース風の衣装（スキン）を販売して得られたもので，Riot Gamesによると，“サモナー”と呼ばれるプレイヤー約5万人がこの企画に賛同し，購買したという。

「League of Legends」公式サイト

　League of Legendsは，「Warcraft III」の人気MODとして知られる「Defense of the Ancients」（以下，DotA）の流れを汲む基本料金無料のオンラインゲームで，Riot GamesにはDotAの開発に関わった複数のクリエイターも在籍している。2つのチームに分かれたプレイヤーが，さまざまな個性を持つ多数のヒーローキャラクターの中から1人を選び，チーム内で協力しつつ，相手チームのNexusと呼ばれる拠点を破壊するという内容だ。
　戦闘を重ねることでヒーローキャラクターがレベルアップするなど，ストラテジーとアクションRPGを融合させたゲームシステムが特徴で，2009年10月の正式ローンチ以来，アメリカやヨーロッパに加え，中国などでもサービスが行われている。

　Riot Gamesだけでなく，こうした海外のゲームメーカー/関連企業による支援活動はあちこちで行われており，成果を挙げている。日本人として，このことはしっかり頭に入れておきたい。