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「ブレイドアンドソウル」世界大会を振り返り,ベスト4に残った日本選手についてNCSOFTがコメント
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印刷2015/11/30 19:25

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「ブレイドアンドソウル」世界大会を振り返り,ベスト4に残った日本選手についてNCSOFTがコメント

 エヌ・シー・ジャパンがサービス中のMMORPG「ブレイドアンドソウル」にて,ワールドチャンピオンシップが2015年11月5日から14日にかけて行われた。日本,韓国,中国,台湾からそれぞれ4名の代表が出場した本大会では,日本からはマスモト選手が4位に輝いた。
 大会を終えて,その感想やマスモト選手の活躍について,大会の実況,解説を担当しているNCSOFTのe-Sports企画チーム キム・ジェハク氏からコメントが届いたので掲載する。

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NCSOFTの -Sports企画チーム キム・ジェハク氏(写真左)
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・今年のワールドチャンピオンシップに関して
昨年に比べ日本、台湾と参加国/地域が2つ増えました。さらに、ニューエイジ ミュージカル「墨華魔女 ジン・ヴァレル」が上演され、大会のプログラム構成が豊富であったことが大きな変化でした。
競技レベルも昨年とは比べられないほど成長した中国、サービス期間の長さの違いをものともせず、高い実力を見せつけた日本と台湾の選手を見てとても驚きました。

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・参加した4か国/地域の注目選手
最も注目した選手は、やはりベスト4に進出した日本のマスモトユウヤ選手です。
日本一を決定するジャパンチャンピオンシップの映像を見た時も、最後まであきらめない根気や、華麗な状態異常攻撃の連携にも大変驚かされていたので、ワールドチャンピオンシップで会えることが楽しみでした。
他の国も一人ずつ注目選手をあげるならば、中国のJiaxing Li 選手が、昨年の中国代表であった Tang Wenbo選手と同じ「滅砕士」でプレイしていたので、どんな実力なのか興味がありました。
台湾は、Chinghsiang Hsu選手が対戦相手には難しいとされる召喚士と当たって負けてしまい、惜しくも台湾大会では準優勝となりましたが、プレイ自体は常に安定していたので注目していました。

マスモトユウヤ選手
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・日本の選手たちについて
大会期間中はずっと「選手たちが大会自体を楽しんでいる」その印象が強かったです。勝負の世界で敗北は気持ちのよいものではないですが、日本の選手たちは勝敗ということに関係なく、大会を心から楽しんでいて、常に明るくとにかく好奇心が旺盛でした。

・ベスト4に残った日本のマスモト選手について
一言で言うと綺麗なプレイです。
状況に合わせて多くも足りなくもない適切な攻撃と守備を行うスタイルが長所です。しかしながら、そうであるからこそ戦略を相手に読まれてしまい、逆に利用されてしまうこともありました。現場の雰囲気や感情に左右されない起伏の少ない安定したプレイも印象に残りました。
韓国でも通常のオンライン対戦ではすごい実力を持っていても、いざ大会に出たら緊張して実力を100%出しきれない選手が結構います。

・韓国でのマスモト選手含む日本人選手の反響や反応
韓国のe-Sportsファンの中にはマスモトユウヤ選手のビジュアルに惚れた女性ファンが急増しました。コメントもたくさん届きましたし、会場でもサインや記念撮影を求める観客が後を絶たなかったようです。
ミズノタツキ選手のネコ耳を使用した独特なセレモニーと雰囲気も人気でしたね。

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・日本選手の成長ぶり
ジャパンチャンピオンシップの決勝戦を日本で観戦した時と比べると、約1か月しか期間が無かったにも関わらずかなり成長していました。多くの理由があるでしょうが、何よりも日本の代表選手たちの練習量は他国の選手に比べてとても多かったので、この点がいい結果を出せたことにつながったと思います。

・日本と異なる韓国ユーザーの応援方法
日本のユーザーはゲーム内で「JP」という人文字を作っったり「日の丸」の形を作って選手を応援していましたが、韓国ではCheer Placardの略語で、「Cheer Ple」と呼ぶ応援道具を使用して自分のスマホに応援の字を書きこんだり、大きい紙に文字や絵を入れた手作りポスターを持って現地で応援する人が多いです。中にはゲームをイメージした大掛かりな製作物を手作りして会場に持ってくる人もいます。

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・今年の大会で生まれた流行語
「魔道士はMade in Korea」
韓国は魔道士のレベルが圧倒的に高いので、「やっぱり魔道士は韓国が強いね」のような意味でつけられました。

・韓国人選手と他国の代表選手の力の差
韓国ではe-Sportsがひとつの文化として確固たる地位を築いています。その中でプロゲーマーという職業があり、ゲームに専念できるという点がもっとも大きい理由です。チームに所属して十分な練習をし、自身の苦手な部分に対しチームの仲間が協力すれば、自然と成長が早まりますよね。
そして「負けたら生きられない」、という国民性とも言える負けん気の強さも出たといえるでしょう(笑)

・現場での裏話
ワールドチャンピオンシップのトロフィー「武王杯」は今回のために特別に製作したもので、大きさもそうですが、約25kgととにかく重いのです。優勝したキムシンギョン選手がよろこんで持ち上げていましたが、地面に落とすんじゃないかと、内心冷や冷やしていました。

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・ミュージカルの反応
MMORPGでミュージカルを作るという試みは初めてなので、観客には見慣れないシーンも多かったと思いますが、チャレンジという意味で、ゲームを扱わない一般のメディアの記事を通じイベントが広まりましたし、全体的に肯定的な評価を受けているようです。

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・G-STAR時期に釜山で大会を実施する理由
2014年度のワールドチャンピオンシップの決勝を釜山で行い、成功して終えたことがきっかけとなり、釜山市とNCSOFTがe-Sportsとゲーム産業発展のために業務協定を締結することになりました。そのため、比武でもっとも盛り上がるワールドチャンピオンシップ準決勝と決勝を釜山市で開催しました。
一方で、韓国のゲーマーが注目する行事G-STARとG-STAR聖地である釜山で,かっこいいチャレンジをしてみたかったという意図もあります。

・今後のワールドチャンピオンシップの未来と来年の抱負
2016年に入ったらすぐに北米地域のサービスを進める予定があるので、該当地域まで参加国を拡張して、より大規模の大会を開催することが目標です。それ以外にも他のゲーム大会では、なかなかお目にかかれないような風変わりなプログラムや楽しさを提供できるよう、これからも挑戦し続けていきます。

・メッセージ
今回のワールドチャンピオンシップはお楽しみいただけましたか。
すばらしい対戦を披露してくれたすべての選手に感謝と激励の拍手を贈ります。来年は、またどんなすごい選手が登場してくるのか今からとても楽しみです。B&Sの「比武大会」はゲーム内でいつでも開催されていますので、多くの選手たちのチャレンジをお待ちしています。来年またお会いしましょう!

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