次世代型MMORPG「TERA」韓国CBT開始，ゲーム序盤の情報公開

　韓国NHNでMMORPG「TERA」の第1次クローズドβテストが開始された。7月からちょこちょこと情報が出ていたのだが，このところ公式サイトは連日のように更新されており，クローズドβテスト前ということもあってか，バルキオン連合の中心都市ヴェリカの周辺情報が集中して公開されている。

●西部伐採地
　ヒューマンの拠点であるヴェリカが狩猟の女神ヴェリックに守護された都市であるというのは以前紹介したとおり。
　おそらく初心者エリアとなると思われるのが，ヴェリカの西部にある森，西部伐採地。ヒューマンの難民増加による開発と森を守るエルフが微妙な緊張関係にある模様。周りにはセイバートゥースクーガーなどが徘徊しており，ピクシーがいたずらをしてくることもあるという。


●咆哮の侵略地
　ヴェリカ付近でモンスター勢力が深く侵攻してきているのが，咆哮の侵略地というマップらしい。ヴァルキオン連合と敵対するクーチャート軍との最前線となっている。
　

●忘れられた森，三日月村
　ヴェリカ北方のアンデッドが徘徊する地域。北方のシュライン族との交易ルートだったものが，次第にデバ族などの盗賊団のアジトとなっていったという。三日月村は，森に面した人類の村のようだ。
　シュライン族というのが，滅びつつある超人族とのことで，なにやら今後に期待してしまう設定だ。


　今回のテストは「第1次クローズドβテスト」とされているように，今後行われるテストの第一弾にあたり，戦闘システムを中心としたテストが行われる模様。ノンターゲットシステムという新仕様を採用したTERAでは，最重要なテストといえるだろう。

　また，テスターからの質問に対する回答をまとめたものも公開されている。アクション性が強いゲームであることからか，多くがPvP関係に対する質問となっていた。曰く，決闘型のPvPは，多人数のものであっても専用マップではなくて，その場で戦闘できるタイプとのこと（専用エリアのPvPもあるようだが）。初心者エリアなどはPK不可能な安全地帯になっているとのこと。
　モンスターAIに関する質問などもあり，モンスターは個性的なスキルを使ってくるので，プレイヤーを飽きさせない，PvPもPvEも楽しめる作品にしていくとのコメントがされていた。

　ついにCBTが開始され，具体的なプレイ内容についてもどんどん情報が出てくると思われる。今後の情報にも注目したいところだ。

古き戦いの回想シーンを描いたプロモムービーより