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Amazonの「200万円超のスペックが10万円」なゲームPC,最終完成品を見てきた。強烈なスペックのノートPCともども,10月13日の抽選販売は見逃すな
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印刷2015/10/09 20:35

イベント

Amazonの「200万円超のスペックが10万円」なゲームPC,最終完成品を見てきた。強烈なスペックのノートPCともども,10月13日の抽選販売は見逃すな

200万円を超えるコストながら,税込10万円で販売される水冷ゲームPC
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 2015年10月8日,Amazon.co.jpは,自作PCをテーマにしたイベント「THE 自作PC NIGHT」を,東京・目黒のアマゾンジャパン社内カフェテラスにて開催した。このイベントでは,2015年7月にAmazon.co.jpがプライム会員限定で実施したセール「プライムデー」にて,10万円(税込)という破格の金額で販売されながら,購入者都合によるキャンセルによって10月13日に抽選形式で再販されることになったゲーマー向けデスクトップPC「ゲーミング水冷PC Special Edition Powered by ASUS ROG」(以下,水冷ゲームPC)と,ゲーマー向けノートPC「GT80 2QE Titan SLI Dragon Edition」(以下,GT80 Titan DE)の実機が,デモを交えて紹介された。

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水冷ゲームPCの実機。本体前面のカバー内側には,パーツリストに掲載されていないファンコントローラが無償で搭載されているそうだ
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CPU用とGPU用とで液冷機構が別系統で,それぞれ異なる色の冷却液を採用するなど,最終製品の内部構造は相当に凝っているのが見て取れる

 そこで本稿では,イベントの概要をレポートしたい。


監修者の清水貴裕氏が水冷ゲームPCを解説


清水貴裕氏。右奥に水冷ゲームPCの実機が見える
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 水冷ゲームPCを紹介するコーナーでは,本機の監修とオーバークロックチューニングを手がけた,世界的に有名なオーバークロッカーの清水貴裕氏らによるトークセッションが行われた。

 4Gamerでも以前に紹介したとおり,水冷ゲームPCは,パーツレベルの実勢価格だけでも150万円程度(PC部分が114万円前後,液冷パーツ部分は28万円前後)という,まさにモンスター級のゲーマー向けデスクトップPCだ。

水冷ゲームPCに使われたパーツリスト
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 水冷ゲームPCにおける最大の見どころは,清水氏による徹底的なチューンにあるが,なかでも注目したいのは,過去記事でもお伝えしているとおり,「GeForce GTX TITAN X」搭載のASUSTeK Computer製グラフィックスカード「GTX TITANX-12GD5」が,通常ではあり得ない,グラフィックスBIOS(VBIOS)までカスタマイズされている点だ。「ノーマル(のGeForce GTX TITAN X)では味わえない,高い性能を実現している」と,清水氏は胸を張っていた。
 また,こちらも既報のとおりではあるが,3枚のグラフィックスカードでは,その並び順にもこだわっていることがアピールされている。

清水氏がグラフィックスBIOSまでカスタマイズしたことによって,GPUの消費電力は最大140%まで設定可能になっている(右写真の赤枠内)。正しい知識がないと,失敗してグラフィックスカードが無駄になるほどデリケートなカスタマイズであるとのこと
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 CPUのオーバークロック設定を登録したプロファイルは,定格動作クロックである3GHzのほかに,4GHzと4.5GHzの3種類が用意されているそうで,いずれも安定動作するという。
 ちなみに,本機のCPUである「Core i7-5960X Extreme Edition」は,もともと用意されていたものではなく,清水氏が個人的にストックしていたオーバークロックの伸び代が高いもの,いわゆる「当たりのCPU」に交換済みそうだ。
 清水氏は,当たりを探すために,同じCPUを50個前後購入することもあるという。その労力を取り戻したいのか,「僕も本機の抽選に応募したいと思っています」と,冗談なのか本気なのか分からない発言で場を湧かせていた。

水冷ゲームPCとMacBook Air(写真右下)による3DMark Fire Strikeのテスト風景
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 なお会場では,本機の実力を示すべく,定番のグラフィックスベンチマークソフトである「3DMark」のFire Strikeと,3Dレンダリングベンチマークソフト「CINEBENCH R15」を使った性能テストも披露された。今回の比較対象は,MacBook Airの2013年モデル――Haswell世代のCoreプロセッサと,その統合型グラフィックス機能を利用するノートPC――という,なかなか無茶なものだが,テスト結果は,グラフィックス性能が最大42倍,CPU性能が最大8倍という,圧倒的なスコア差になっている。

3DMark Fire Strikeによるテスト結果で,左から定格の3GHz,4GHz,4.6GHzの順。4.6GHzでは「31331」というスコアを叩き出した
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CINEBENCH R15を使ったテストの様子(左)。「1822」というスコアは(右),MacBook Airの8倍にもなる
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テスト結果をまとめたスライド。比較対象が2年前のノートPC向けHaswellを搭載するMacBook Airなので,圧倒するのが当たり前という気がしなくもないが,こうして並べてみると圧巻なのも確かだ
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GT80 Titan DE


GT80 Titan DE
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 続いては,GT80 Titan DEの紹介である。
 発売前に掲載されたレビュー記事で解説しているとおり,GT80 Titan DEは,MSIのゲーマー向けノートPC「GT80 2QE Titan SLI」の特別チューンアップ版だ。

 簡単にスペックを説明しておくと,GPUは「GeForce GTX 980M」×2のSLI構成,CPUはBroadwell世代の「Core i7-5950HQ」,メインメモリ容量は32GBで,内蔵ストレージは容量256GBのM.2接続型SSDを4枚使ったRAID構成と,容量1TBの2.5インチHDDの組み合わせとなっている。文句なしにモンスター級のゲーム用ノートPCといって差し支えない。
 ちなみに,MSIの日本法人であるエムエスアイコンピュータージャパンによる想定売価は,88万8000円前後とのことで,値段もモンスター級だ。

キーボード奥側(左)や天板(右)には,MSIのゲーマー向け製品ブランド「G Series」のシンボルであるドラゴンがあしらわれている
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 イベントでは,GT80 Titan DEを実際に使用して,元プロゲーマーのnoppo氏による「Counter-Strike: Global Offensive」(以下,CS:GO)のデモプレイが披露された。
 GT80 Titan DEでCS:GOをプレイしたnoppo氏は,「PCとしての性能が高いので,処理落ちがまったくない」「Cherry茶軸のメカニカルキーボードを搭載しており,ゲームにうってつけ」とコメント。また,液晶パネルが18.4インチサイズと,ノートPCとしては大きいため,敵を視認しやすいことも好意的に評価していた。

GT80 Titan DEでCS:GOをプレイするnoppo氏(左)。「まさかデスクトップのゲームPCと遜色ない感覚でFPSをプレイできるとは」と驚きを口にしていた
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コーナーの最後にはクイズ大会が行われて,正解者にはSteelSeriesのゲーマー向けマウス「SteelSeries Kinzu v3」や,MSIの29周年グッズがプレゼントされた
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大木 聡氏(アマゾンジャパン コンシューマーITプロダクト事業部 ディレクター)
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 イベントのエンディングでは,アマゾンジャパンでコンシューマーITプロダクト事業部ディレクターを務める大木 聡氏が登壇。今回紹介された2台のPCについて,「ゲームが好きな人,PCの自作が好きな人に向けて,特別なものを届けたいという思いから企画しました」と述べていた。アマゾンジャパンでは,世界的な盛り上がりを見せているe-Sportsに注目しており,日本における盛り上がりにも貢献したいと考えているそうだ。

 また,大木氏は,2016年7月に予定されている次回のプライムデーに向けて,さらなるサプライズをもたらすような企画を検討しているとのことで,「より尖った,変態的な性能のPCを送り出したい」と述べて,イベントを締めくくった。

 冒頭でも触れたが,水冷ゲームPCとGT80 Titan DEの抽選販売は,10月13日17:00から19:59までの,わずかな時間となる。いずれも,税込10万円という値段では2度と手に入らない製品だけに,欲しい人は,この千載一遇のチャンスを逃すことのないようにしよう。

【Prime Day(プライムデー) 販売パソコン】抽選で買えるキャンペーン


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