お気に入りタイトル/ワード

タイトル/ワード名(記事数)

最近記事を読んだタイトル/ワード

タイトル/ワード名(記事数)

LINEで4Gamerアカウントを登録
インディーズゲームの小部屋:Room#393「INK」
特集記事一覧
注目のレビュー
注目のムービー

メディアパートナー

印刷2015/08/12 10:00

連載

インディーズゲームの小部屋:Room#393「INK」



 会社のデスクの上が玩具だらけで,新しく買ってきたフィギュアを置く場所がない筆者がお届けする「インディーズゲームの小部屋」の第393回は,ZackBellGamesの「INK」を紹介する。本作は,豆腐のような,はんぺんのような四角いキャラクターを操作して,真っ黒いステージにインクをぶちまけながらゴールを目指すアクションゲームだ。まあ,そもそも会社にフィギュアを持ってくるなという話ですが……。

画像集 No.001のサムネイル画像 / インディーズゲームの小部屋:Room#393「INK」

 最近は,イカっぽいキャラクターを操ってインクを撃ち合うゲームが大流行しているが,本作は,PCしか持っていないけど自分も思いっきりインクをまき散らしたいという人にぴったりのゲームだ。
 ゲームのルールは簡単で,白い四角形の自キャラクターを操作して,ステージのどこかにあるゴールまでたどり着ければクリアというもの。これまた,ただ四角いだけの敵キャラクターは,ジャンプして踏みつけると倒すことができ,すべての敵をやっつけるとゴールが虹色に輝いて使用可能になる。

画像集 No.002のサムネイル画像 / インディーズゲームの小部屋:Room#393「INK」

 本作の最も大きな特徴は,ゲーム開始時のステージが黒一色というところ。当然ながら,どこが足場なのかさっぱり分からないが,キャラクターを動かすと通った跡がインクで着色され,おぼろげながら地形の輪郭が見えてくる仕組みだ。
 もちろん,何も見えないまま動き回ると,あっという間にステージから転落するなどして死んでしまうが,たとえミスになってもステージにばら撒いたインクは残るので,それを目印にしてゴールまで進んでいくという,完全な“死に覚えゲー”になっている。

画像集 No.003のサムネイル画像 / インディーズゲームの小部屋:Room#393「INK」

 キャラクターの操作は,左右への移動とジャンプ(および2段ジャンプ)のみとシンプルで,操作感覚は本連載の第162回で紹介した「Super Meat Boy」とよく似ている。開発者自身もそれを意識しているようで,びちゃびちゃと肉汁……じゃなくて,インクを残しながら移動するさまや,あっという間にミスになってしまうゲーム性も,まさにSuper Meat Boyという感じ。また,数ステージごとにボス戦があるのも共通点で,ゲームには全75ステージが収録されている。


 カラフルなインクでステージの全体像を明らかにしていく過程が見た目にも楽しく,ミスをしても即座にリスタートできるレスポンスのよさで,ストレスなく楽しめる本作。床も壁も天井も,全部インクで塗りたくりたい! というアナタは,ぜひお試しを。そんな本作は,Steamにて498円で発売中だ。

■ZackBellGames公式サイト
http://zackbellgames.com/

画像集 No.006のサムネイル画像 / インディーズゲームの小部屋:Room#393「INK」
画像集 No.005のサムネイル画像 / インディーズゲームの小部屋:Room#393「INK」
画像集 No.004のサムネイル画像 / インディーズゲームの小部屋:Room#393「INK」

  • この記事のURL:
4Gamer.net最新情報
プラットフォーム別新着記事
総合新着記事
企画記事
スペシャルコンテンツ
注目記事ランキング
集計:04月25日〜04月26日